紙の本
時代小説 アンソロジー
2024/04/24 10:10
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投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろいろな作家さんが、「江戸の華(花)」の一つであるお祭りを題材に小説を書かれています。
お祭りといえば、賑やかで華やかで明るいイメージですが、光があれば闇があるように、その裏には人々の思いには別の重い問題や悩みが隠れている場合がある。
人生の深い思いを感じます。
電子書籍
好きな作家さん達なのに
2024/01/05 17:51
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナナママ - この投稿者のレビュー一覧を見る
どの話も好みではなくなかなか読み進める事ができなかった。
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【練達のベテランから気鋭の若手まで、時代小説の粋】江戸の華〈祭り〉をテーマに人気時代小説作家が競作! 宮部みゆき「三島屋変調百物語」の最新作など、読み応え十分のアンソロジー。
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同じ祭りをテーマにしたアンソロジー。
同じ天下祭の説明の部分を比較しても面白いです。
もしかしたら一つの祭りに色々なエピソードが組み込まれていたのではと想像しても楽しめます。
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2024年第1刷、文藝春秋の文春文庫。5編。江戸の神田明神、特に祭りを舞台にしたアンソロジー。前半4つは現在の時代小説としてよくあるタイプの話のような気がする。宮部みゆき『氏子冥利』百物語の1編らしい。この1篇だけは祭りが完全に裏の話でしかなく、神田の神の不思議な話となる。西條奈加『祭りぎらい』中盤以降の父親の動きがなんかおかしいような気が。諸田玲子『天下祭』頑固で滑稽に思われかねない主人公とそれをからかうような(意識的にではないが)孫娘。よくある構図ではあるが、それだけに面白みがある。
掲載作:『祭りぎらい』西條奈加、『天下祭』諸田玲子、『関羽の頭頂』三本雅彦、『往来絵巻』高瀬乃一、『氏子冥利』宮部みゆき、初出:祭りぎらい「オール讀物」2023年5月号、天下祭「オール讀物」2023年5月号、関羽の頭頂 書下ろし、往来絵巻「オール讀物」2023年11月号、氏子冥利「オール讀物」2023年5月号、
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<江戸の祭り>をテーマにした時代小説アンソロジー。
祭りぎらい 西條 奈加/狸穴屋お始末日記シリーズより
天下祭 諸田 玲子/武道の達人だった初老の男の所に押しかけてきた娘
関羽の頭頂 三本 雅彦/運び屋円十郎シリーズより
往来絵巻 高瀬 乃一/貸本屋おせんシリーズより
氏子冥利 宮部 みゆき/三島屋変調百物語シリーズより
三島屋ものは皆読んでいるが、シリーズよりの作品はやはり面白く、シリーズの他の物語も読みたくなる。職種としても興味深い狸穴屋と運び屋が良いかな。
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【収録作品】「祭りぎらい」 西條奈加/「天下祭」 諸田玲子/「関羽の頭頂」 三本雅彦/「往来絵巻」 高瀬乃一/「氏子冥利」 宮部みゆき
祭りをテーマにした時代小説アンソロジー。
「天下祭」はわからないが、それ以外は、いずれもシリーズものの一篇。単行本未収録の新しい作品と思われる。
「祭りぎらい」は「狸穴屋お始末日記」シリーズ。
「関羽の頭頂」は「運び屋円十郎」シリーズ。
「往来絵巻」は「貸本屋おせん」シリーズ。
「氏子冥利」は「三島屋変調百物語」シリーズ。
シリーズとして続いている作品ということで、さすがにどれも面白い。とはいえやっぱり、宮部みゆきは別格かな。