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打ち切りで強引に終わらせましたみたいな結末
2024/03/30 11:16
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前世で天才魔道具師だったが無知ゆえに利用され殺戮の魔道具をたくさん作ってしまったことを後悔した令嬢の物語二巻目。
隣国へ亡命して薬屋をやっていた前巻の続きから、王宮の井戸の水に異変を察知したオスカーが評判の良いという薬屋に意見をきくべくクロエの元を訪れて再会。
これまでの好意を告げて二人で国に戻り、事件を解決するまで。
結局クロエとオスカーはちゃんとお付き合いするとかお返事も何もしてないけど、本当にこれでいいのか?
なんか打ち切りみたいな終わり方で残念だ。
特に婚約もそういう話もなくてこの表紙は結構詐欺っぽい。
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普通の婚約破棄とは一味も二味も違っておもしろい!
ここからどうなるんだろ? 後書きには一区切りと書いてたけど、続けようと思えばいけそうだし、2人がどうなるか最後まで見たいなーと思うけど、続きってあるの?
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表紙詐欺では?これはパーティに呼ばれた時の格好だと思うけど、こんなシーンは無かったぞー。さて、これにて話は終了という感じで区切りよく終わったわけですが。で・す・が、なんとも、ええ、なんとも言えない収まりの悪さですよ。せっかくならきちっと2組のゴールが、せめて1組のが見えてもよかったんじゃない?ヒロインの親友であり、この2組のうちの1人が気になる気になるとゴロゴロしてたじゃないですか。彼女は弁えているので聞き出そうとはしませんでしたけどね。でも読者の1人として、私は聞き出したい!つまり読みたかった(悲)
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薬屋が大人気に!! でも、再び命の危機到来!?
「俺が君を見間違えるはずがない」
筆頭魔道具師としての前世の記憶を持つクロエは、親友の婚約破棄騒動をきっかけに命を狙われ隣国へ亡命中。
しかし、身を隠しながらも生活費を稼ぐために始めた薬屋が大人気に。新天地での生活に慣れ始めたのも束の間、再び王子一派の魔の手が忍び寄り、命が脅かされてしまう。
時を同じくして亡命先に王宮付き第一騎士団の副団長・オスカーがやってくる。彼はどうやら王宮の井戸水異物混入疑惑を解決するためにやってきたようだが、実は別の目的もあるらしく――?
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限られた人たちの中で騒ぎになっていた王宮の水の異変から物事がより大きくなった2巻。
まさかクロエの前世絡みの話になろうとは。
黒幕の断罪も含めての諸々の騒ぎは決着がつくが、その幕引きをクロエ自身が「わが子」の命を断つという選択でもって迎えたのが切なかった。
ずっと後悔していた部分だったからね、自身の手で決着つけられたのは区切りにはなったのか。
黒幕がど畜生だったので、思う存分やれたのもよかったかも。
一方で完全決着にならなかったのは恋愛方面。
オスカーからの告白はあったし、諸々察してアルベルトは想いを伝えないまま身を引く模様だが(切ないね)クロエからの明言はないまま。
まあ明言がないだけで、矢印は誰に向かっているかバレバレだけれども。
新しい魔道具作れたことより彼に会えたことの方が嬉しいという発言は、もう告白だしね。
今回は事件解決、過去との決着で手一杯だったクロエだから、今はこれで十分だろう。
これからは今世のことで精一杯悩んで、精一杯生きてほしいと思います。
魔道具オタクが、魔道具よりも嬉しいと思える相手のそばで。
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コバルトみたいな展開。まあ、レーベル的に少女漫画よりだな、と最近は特におもうようになったがどストレートな展開であった。
完結したふうなのであまり人気なかったのかな?
自分はわりと好きなタイプではあったけど。