戦国時代の短編もの
2017/04/18 14:52
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投稿者:井沢ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦国時代の短編をまとめたもの。最後の短編が大坂夏の陣の最終戦の話で、後藤又兵衛と真田幸村の戦略の対立によって戦力が二分され敗戦の原因の一つとなったという内容。秀頼の取り巻きや淀君の采配のまずさに加え、軍師二人をうまく使いきれなかったということも加わり、豊臣政権が潰れるべくして潰れたということか。
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投稿者:アストンマーチン - この投稿者のレビュー一覧を見る
司馬遼太郎は長編小説で確たる地位を占めているが、短編も素晴らしい。ここに書かれた小説はどれも面白く読める。
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「司馬遼太郎は短編も面白い!」とこの本で知りました。
表題作「軍師二人」の又兵衛と幸村、状況が違ったらぶつかり合うことなく、大阪で勝てたのかと思うとむなしくなる。
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戦国の英雄たちの中で群を抜いて輝く二人の武将―天稟の智将・真田幸村と、千軍万馬の勇将・後藤又兵衛。名将なるが故の葛藤と互いの深い洞察を語る『軍師二人』。徳川家康の女性観を描く『嬖女守り』。他、争乱の時代を生きた、戦にも、女にも強い、生き物の典型としての男たちを描く、興趣尽きない短編集。どれも微妙な話しだった…
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関ヶ原の役・大阪の役を中心に、その大波に巻き込まれた人物達の群像。悲喜こもごも。全8編。『嬖女守り』と『割って、城を』はものすごく切なかったです。やはり司馬作品は面白い。ただ、これは切なくなる話が多くてなんとも。やはり、わたしは後藤基次が好きですねぇ。
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短編8編。『嬖女守り』はせつなくも可笑しい。女ってある意味無敵だなーと思いました。表題作『軍師二人』はグッときました。又兵衛も幸村も武士らしい生涯をどこで終えるか、そんな生き方の二人の話。
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短編集。
表題作の『軍師二人』から読みました。
「又兵衛は又兵衛の死に場所で死ね。」
このセリフ好き。
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戦国の英雄たちの中で群を抜いて輝く二人の武将―天稟の智将・真田幸村と、千軍万馬の勇将・後藤又兵衛。名将なるが故の葛藤と互いの深い洞察を語る『軍師二人』。徳川家康の女性観を描く『嬖女守り』。他、争乱の時代を生きた、戦にも、女にも強い、生き物の典型としての男たちを描く、興趣尽きない短編集。
2008.6 読了
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戦国の英雄たちの中で群を抜いて輝く二人の武将ーー天稟(てんぴん)の智将・真田幸村と、千軍万馬の勇将・後藤又兵衛。名将なるが故の葛藤と互いの深い洞察を語る〈軍師二人〉。徳川家康の女性観を描く〈嬖女(めかけ)守り〉。他、争乱の時代を生きた、戦にも、女にも強い、生き物の典型としての男たちを描く、興趣尽きない短編集。
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「雑賀の船鉄砲」の舞台が三木城。
しかし、信憑性に欠ける。
つか小説やし、フクションやろ。
雑賀衆の一人が逢引して女とエッチして食べ物もらうっていう。
あと、長治の嫁は別嬪やとか。長治とお似合いやとか。
浄土真宗万歳みたいなとこある。
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短編集で一番好きなのは、本の題名でもある「軍師二人」
後藤又兵衛、真田幸村の二人が大坂の陣で
どう戦うかを主に後藤又兵衛の視点で描く。
おもしろいです。
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表題作他7編の短編集(計八編)です。
表題作「軍師二人」について:大阪の陣での、後藤又兵衛・真田幸村の話です。
同じ司馬さんの「城塞」では、もう少し、又兵衛と幸村の関係が良かった印象なので、個人的には、この話での二人のすれ違いが少し哀しいです。それにしても、城方の譜代どもはアホですな~!
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さすがは、司馬先生。
どの短編もテンポよく、とても面白かったです。
http://blog.livedoor.jp/maikolo/archives/51074291.html
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短編集。
おもしろかったのは、女性を主人公に描いた物語が結構あったこと。
当時の女性も、女性らしい戦いで生き抜いていたんだと改めて感じた。
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7つの短編小説。どのストーリーも、出てくる軍師の末路があまりよくないのが共通。そもそも中国の軍師や猛将も最後はあまり良い扱いでなくなるので、司馬流の軍師への会社ではないだろうか?軍師で末路を全うしたのは顔良ぐらいかな?私が最も好きだったストーリーは「侍大将の胸毛」で、渡辺勘兵衛と藤堂高虎のやりとり。正直身の回りでも同じようなことが起こるので、現代社会と変わらないなと感じる。また、藤堂高虎への感じも少し変わり、軍師二人の城方とあまり変わらないな。そういった意味で、ある意味の司馬メッセージを感じた。