MCが素晴らしいだけではない
2018/05/05 20:38
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投稿者:すけさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
本のタイトルの通り、90秒で商品を伝える。高田社長はそれだけでなく、緩急をつけ、お客さんが豊かで幸せな生活を送っていただけることまで考えていました。しゃべりのプロの見事なプレゼン。でも結果は意外でした。100年続く会社にしたい想いなど、世阿弥の想いとシンクロしていたことにも感動しました。
テレビ通販王、高田明氏にビジネスの神髄がここに見える!
2017/11/25 12:16
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、一介の長崎のカメラ店主だった高田明氏が、わずか10年ほどでテレビ通販王の座を勝ち取った、その秘訣が克明に記された書です。彼は、なぜ、従来のテレビ通販の常識を覆し、拡大し続けてこれたのか、また、なぜ、最短90秒という枠の中でメッセージを伝え続けたのか。本書には、彼のビジネスにかける神髄といいますか、深い思想が綴られています。非常に興味深い内容です。
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ジャパネットたかたの元社長である高田明氏の書籍。お客様第一主義であり、非上場企業を貫く、顧客情報が漏洩した際に営業を自粛するといった行動をとる。これは世阿弥の「我見」「離見」「離見の見」の考え方からくるという。また長男の旭人氏に社長を譲った際には、会長にもならず、また自席も作らず、株まで譲渡するといった徹底ぶりであったという。これにより、旭人氏体制へのバトンタッチがスムーズに行われた。伝える力に長けた高田明氏だが、それ以外の人間性に触れられるよい書籍であった。
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ジャパネットたかた社長が話し方・伝え方を説いた本
■気づき
・3つの視点で自分の意見を確かめてみる
└我見:自分の視点
└離見:他社からの視点
└離見の見:その両方を客観的に見る視点
EX)レイコップの売り方
・我見:従来通り、掃除機として売りたい
・離見:布団の掃除が大変。何か方法がないか
⇒レイコップを布団専用として押し出して販売
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ジャパネットたかたの「伝える力」のお話。これからはちゃんと撮影班の写真も思い出も残すようにしよう。良いこと知った。
世阿弥の風姿花伝が読みたくなるなぁ。
レセプターづくり、大事だなぁ。教養としてのコーチングってもっと勉強すべきだなぁ。
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髙田氏の人となりが伝わってくる本だった。
テレビのイメージの通り、表裏のない、自分をさらけだし、情熱いっぱいに、かつ謙虚に努力を惜しまない経営者だ。
ビジネスシーンのみならず、家族に対しても、誰に対しても「伝える力」は必要だ。伝え方が悪かったり、自分が意図していないメッセージが伝わってしまったりと衝突が起こる。伝わっていないのは、相手が悪いのではなく、伝えていない自分が悪いのである。
伝える努力を惜しまないことの大切さを教わった。
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我見、離見、離見の見、売れない=伝えきれていない、モノを売るのではなくモノを使って何ができるか?を話す。
あきとしゃちょうの、現場に言い訳をさせないことが私の仕事だ、っていう言葉は参考になった。リーダーはいくつか形があると思うけど、仕事をいかにやりやすくさせるかというのを念頭に置けばもっとよくなるのかな。
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■モノがモノではなくなる
・伝達力、感動をもっと伝えたいと思うなら、まずは自分を磨いて語り方・喋り方を徹底的に鍛える。
・商品のリンゴは、甘くておいしいだけではなく、冬の寒い時から仕込んで、家族みんなで手塩にかけて育てた背景がある。
・モノの裏にある表からは見えないもの(情熱)、それを伝えたい。
・モノではなく「ヒト」を伝える
■伝えた「つもり」は絶対に許さない
・「つもり」は自己満足。できたと満足したところでその人の成長は止まる。
・一流になっても限界はない。常に自分を高めていく。
■自分の立場からだけの見方で伝えてはいけない
・人間とは常に対極がいる。
・自分の立場しか見ないのは「我見」
・向こうから見られるのが「離見」
・両方の目で俯瞰して見れるのが「離見の見」
■一生懸命やらない失敗は、100回やってもうまくいかない。
・失敗とは試練であり、一生懸命やれば失敗で終わらない。
・自分の成長の糧になるからまた努力する。工夫する。
・それを繰り返すうちに次のハードルを越えていく。
・だから人間は試練(失敗)が大切。
・ただし一生懸命やらなかった失敗は、本当の失敗
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テレビショッピングの顔としてダントツの知名度を誇るジャパネットタカタ創業者の髙田明氏のお話。
90秒でいかに魅力的に商品を紹介するか。その90秒を成功させるために裏でおこなっている努力。売上が上がり、従業員が増えても変わらないお客様への想い。伝えることの大切さ、その難しさを学び続ける姿勢について書いてあります。
何人からも愛される髙田氏の人間っぽさが、伝わって来ました。
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1.伝えるプロが書いた本なので気になりました。
2.TV通販王と呼ばれた髙田明氏が経営や販売における理念を伝えた本です。元々はカメラ屋として営んでいたのですが、意を決してカメラ以外にも取り扱うことにし、スタジオを作って宣伝することに専念し始めてます。
タイトルでは「90秒にかけた男」と書かれているので単なるノウハウ本と思われがちですが、髙田氏の人生について書かれてます。また、世阿弥を通じて人生において大切にしている部分を述べております。自叙伝的な要素もありながら、価値観についても知ることができる本です。
3.「我見、離見、離見の見」という世阿弥の言葉を常に意識していながらビジネスに取り組んでいることが流石だなと思いました。他人からの目線を忘れないことはもちろんですが、その他人すらも客観的に分析することが大切なのが心に響きました。「顧客目線を忘れない」のは当たり前ですが、人の流れを把握してくということを忘れずにビジネスをしていきたいと思います。
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物を売ること、会社を継続していく術は、伝える力と人としての魅力が必要。社長を始め社員一人ひとりも経営者としての意識が求められるのだと理解。