非常に読みやすかったです。
2023/02/12 09:42
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
遺伝学はどのような歴史をたどり、進化したかを、遺伝学発展に貢献した科学者の名を数多なく挙げ、説明した1冊です。
大変読みやすい文章でした。図も分かりやすく、コラムも面白い。重要単語は太字で書かれています。
大学の教養科目の講義の参考書として指定されそうな、そんな1冊です。
面白い遺伝学の話
2023/02/01 11:49
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
メンデル以前(ヒポクラテス)から始まって、メンデル、モーガンとその学派、マクリントックととうものこし、ジョージ・ビードルとエフリッジとショウジョウバエからDNAの構造を解明した現在までの歴史が一気に理解できた
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子はなぜ親に似るのか? この疑問からスタートした遺伝学は、いまや生物科学の中核となった。研究と発見の歴史をドラマチックに描く
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#物語遺伝学の歴史
#遺伝子
遺伝学を教材にする人は、読んだ方が良いです。大変参考になりました。
ブルーバックスの「遺伝子とは何か」と合わせて読むと良いです。
しかし、10年前には読みたかったです。
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面白かったです。
メンデルの法則に始まり、トウモロコシ、ショウジョウバエ、大腸菌の実験、DNAやRNAの研究に至るまで、研究の流れが掴めました。
遺伝学を勉強してるわけではないので、学術的な内容は十分理解できなかったところもあるけど、各研究者の研究業績に到達するまでの過程も描かれていて、楽しく読めました。
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遺伝学は,生物科学の本道。その遺伝学の歴史が,科学者の生涯とともに生き生きと書かれている。
科学書にもかかわらず,物語を読むようで面白い。それだけでなく,研究内容も丁寧に紹介されている。多少難しいところもあるが,そういうところを読みとばしても,科学史として楽しめます。
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遺伝学は、メンデルの研究から数えると約170年程。今では理科や生物の授業で当たり前のように習う学問であるが、それらの解明には数多くの研究者の苦悩や困難があった。こういった研究者の紹介や科学史の本をあまり見かけないので参考になった。
分子レベルで次々と新しい発見が生みだされ、それは今日でも続いている。どうしたこの複雑な構造が生まれたのか、未解明なものはまだまだ多く、興味は尽きないが、生命誕生から36億年の蓄積の中で作られてきたこの神秘的な現象に感嘆の念を抱かざるを得ない。
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メンデルを始めとする科学者の生い立ち、研究の成果、そこに至るまでの苦悩と葛藤などを紹介。科学の進歩は、科学者の弛まぬ努力の積み重ねの上にあるのだと再認識させられる。
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メンデル以前に考えられていた遺伝についての考えから、クリスパーCas9までを研究者達がどのように遺伝という現象を解明していったのかの物語です。
メンデルやマクリントックなど、はじめに研究成果を発表してから長い間評価されないことが印象的でした。
画期的な研究をする能力に加えて、そのような研究を正しく評価する能力が科学の世界には必要だと思いました。