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けyさんのレビュー一覧

投稿者:けy

68 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本読書について

2015/09/12 13:10

その名の通り

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

読者に対する心構えを書き連ねた本。もちろん、それだけでも読む価値はあると思うが、面白いのが作者に対する批判なども書いているところ。そういうと難しく思えてくるかもしれないが、硬い文ではないし、ページ数も多くないのでかなり読みやすい。
積ん読している人には耳に痛いことも書かれているが、それがいい刺激になるかも。

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紙の本方法序説

2016/07/29 01:24

意外だった

6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

私はデカルトについては知識でしか知らず、「座標を生み出した偉大な数学者」や「全てを疑った末にわれ思う、故にわれ在りと言った哲学者」といったすごい人というイメージしかなかった。しかし、自伝風のこの本を読むととても慎重な人だったんだなという印象を受けた。偉人であることに間違いはないが、偉そうな感じがせず、遠い雲の上の人というイメージは無くなった。
また、デカルトは地動説派だったことや、ガリレイさんが罪に問われたのにビビって論文を出すの止めたこと、医学に興味津々だったことなど面白い話がたくさん書かれていた。また、全編がアブストラクトみたいなものなので、網羅的にデカルトの学問が知れたのも良かった。
文自体は硬い感じがあるが、中身は柔らかいので、興味があったら読んでみて欲しい。

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論考を読むときに重宝する

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

著者の野矢は岩波文庫から出てる論考の訳者。そのため全く違和感無しに読める。論考を読む際の助けになるだけでなく、野矢のウィトゲンシュタイン研究がふんだんに用いられていて、より深く論考を読むのにも役立つ。

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理系向け

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

科学の視点からコーヒーを見た本。
コーヒーの歴史についても書かれているが、メインは食品化学であるため予備知識が無いと辛いかもしれない。
大学で食品について学んだ人なら楽しく読めると思う。

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紙の本車輪の下 改版

2015/09/12 13:58

これは"たとえば"の話だけど

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

少年ハンスの物語。正直言ってしまえばただただかわいそうな少年の話。だが、この作品は作者ヘッセの言いたいことがとても伝わってくる。この作品はヘッセの体験が元になっているが、事実と決定的に違うのはヘッセはハイルナーの立場であったこと。この話はあくまでifなのだ。大人の言うことに従うのが必ずしも正しいことではない、自分で選択することの大切さなどを描きながら、事実で言いたいことを補完する。それが単なる自伝や小説ではない完成度に引き上げている。

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紙の本天の光はすべて星 新装版

2015/09/12 13:29

全ての星屑たちへ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

超ハイスペックなオヤジと、やり手議員による宇宙を目指す物語。難題をかたっぱしから片付けていき、読んでいて気持ちいいが、この本の真の魅力はそこじゃない。星や宇宙に魅せられた者たちが何を思うかということが最大の魅力。初めて読んだフレドリック・ブラウンの作品だが、彼自身が星屑なのはよく分かった。これは星屑じゃないと書けない物語だ。

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良い入門書

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

一切無駄のない知識が得られる。
余計な学説を取り上げず、深く掘り下げないため天文学や物理学に詳しくなくても読める。カラー図を多く用いているのもポイントが高い。

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面白い

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

昔々の数という概念が無い時から、集合論までの歴史を網羅的に知ることが出来る。
学校で勉強した時は「つまんね」としか思えなかった数学が面白そうに見えてくる。
なんだか数学を学び直したい気分だなぁという人にオススメ。

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大事にしたい一冊

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

私は小川洋子も、河合隼雄の名前を聞いたことすらなかった。
しかし、読み始めてすぐにこの二人の頭の良さに唸った。
そして、対談の中でどんな考え方を持つ人達なのかが分かってくると、両者の著書に触れたいと思わせられた。

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紙の本月と六ペンス

2015/12/28 00:18

不思議な魅力のある作品

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

主人公はポール・ゴーギャンを元にした画家ストリックランドの友人という立ち位置で、ストリックランドの波乱に満ちた人生の綴るという物語。
小説というより日記に近い感じで、そんなにドラマティックな展開があるわけでもないのに読むのを止められないという不思議な作品だった。

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紙の本春の嵐 ゲルトルート 改版

2015/12/28 00:13

素晴らしい。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本でヘッセが一気に好きになった。
才能だの芸術だの恋だのと、『月と六ペンス』に似た印象を受けたが、あちらよりも読了感がいい。
老いた主人公が最初に言いたいことを提示し、主人公の生い立ちの中で言いたいことを得た瞬間をいくつも描き、エピローグで結論を示す。
小説というより論文に近いと思った。だが、主人公が成熟してくる6章からの面白さは小説のそれ。
得るものがたくさんありながらエンターテイメント性もある見事な作品だった。

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絵画に対する印象を一変されられた本

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

タイトル通り、印象派の画家及び絵の紹介本。
とはいえ、この本はとても読みやすい。
デフォルメされた可愛らしい印象派の画家たちのイラストをふんだんに用いていて、目で見て楽しい。エキセントリックでものすごく濃い彼らの逸話を、面白おかしくマンガのように紹介していて読んで楽しい。
もちろん、絵画やその技法についても分かりやすく、だけど深く紹介していて、知識をえるという楽しみも味わえる。
絵画というとめちゃくちゃ高価だし、文化だの芸術だのと堅苦しいイメージがあったが、この本のおかげでそんなイメージが吹き飛んでいってしまった。

絵画をまるで小説や映画のように楽しみながら見ることを可能にする、素晴らしい本だった。

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紙の本ファウスト 改版 2

2015/11/14 20:41

重い作品

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

一巻は分かりやすい悲劇だったが、こちらはとても分かりにくい。しかし、物語としては簡単だ。
 いくつもの悲劇に見舞われたファウストが、幸福な時が訪れることを予感し、その瞬間に最高の幸せを感じる。最後には愛したグレートヒェンのおかげで魂が救われる。
 簡単な物語が詩(特にワルプルギスの夜)のおかげでものすごく分かりにくくなっている。しかし、秘すれば花という言葉があるように、めちゃくちゃ分かりにくい中から見つけ出すことにも価値があると思う。ファウストさんも自分で手に入れるからこそ価値があるといっていることだし。
 何よりゲーテが今際の際までかかって完成させた作品であることがこの作品の価値と説得力を高めている。最終章では年をとったファウストが自分の胸の内をさらけ出すが、これはゲーテの考えとぴったり一致しているのだと思う。
 そんな重い想いが詰まった作品だった。

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心に響く、大人向け童話

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

表題作である「幸福の王子」は絵本として有名であり、私も読んでいた。また、元々「The happy prince and other tales」という名前で発売されていたことも知っていた。しかし、otherの部分は一つも読んだことが無かったので、購入してみた。
読んでみて思ったことは、これは子供向けじゃないということ。子供に読ませるべきではないなどと言われるグリム童話は、確かに残酷な表現は出てくるが、基本的に勧善懲悪もの。悪い奴が死んだり、貧しい主人公がお金持ちになったりしてhappy endを迎えるものが多い。だがこの本の話は平気でbad endに行くし、童話の癖にかなり長いものがあったりと個人的には子供向けではないと思った。
しかし、心に響くようなお話が多いのは事実。どちらかというと、へこんだり疲れたりした大人に読んでもらいたいと思う。

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紙の本北欧神話 新版

2015/09/12 15:39

分かりやすい

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ゲームや漫画でよくモチーフにされる北欧神話を手軽に読める。普通の小説のような感じで硬い印象はない。北欧神話が気になるなーという人にオススメ。

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