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  3. よっしーさんのレビュー一覧

よっしーさんのレビュー一覧

投稿者:よっしー

70 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本鉄の骨

2012/05/18 11:19

鉄の骨

10人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

帯の評価コメントを信じ購入したが、書評が久々に当たった。最初からだらけることなく進み、最後に胸のすく結末。

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紙の本悪の教典 上

2012/10/29 20:52

悪の経典

6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

上でも既に驚愕の展開なのに、下に行くと信じられない。もう小説のレベルを超えたサイコホラー&バイオレンス。格闘技の知識と武器の知識と、人を殺すテクニックの凄さ。しかしながら、読み手を飽きさせない技を持ち合わせた作者には脱帽。下の後半からの分刻みの展開が見もの。しかし、寸分の狂いも無い完全犯罪に落とし穴が。

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紙の本朱鳥の陵

2012/08/07 17:06

朱鳥の陵

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

主人公の白妙の夢語りから、讚良の皇女の闇の所業を回想することに出会ってしまうという。闇の歴史として語り継がれてきた秘密をダイレクトに導き出す上手さ。中大兄を葛城皇子と正確に表記するのも嬉しい。白妙と聞けば、万葉集のあの歌と思いながら読み進めると、やはり結末への伏線であった。この時代の小説は、得てして独善的になり強引なストーリになる帰来があるが、本書は実に軽快なタッチで重みのある仕上がりになっている。近年稀にみる秀作と思う。

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紙の本家康 2 不惑篇

2018/11/05 11:02

家康 2 不惑篇

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2年弱のインターバルでの待望の2巻目。三方が原の戦いに惨敗してからの建て直しから武田家滅亡までの編。古いが、NHK大河ドラマの徳川家康(滝田栄主演)の総集編で言えば、第1巻が、忍従の日々。第2巻が、戦国無常にあたります。1巻にも度々登場する、鉄砲の消耗材である鉛や硝石の供給ルートに着目した筆者の視点が慧眼。同著の「信長燃ゆ」や「与一郎」など既著の内容が随所に述べられ司馬遼や山岡荘八らが構築した家康や信長像を格段に超えた感がある。このペースだと、次巻は2020年になるのか。完結までは、長い道のりですね。

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紙の本鬼神の如く 黒田叛臣伝

2018/10/02 14:41

鬼神の如く 黒田叛臣伝

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

黒田家家老 栗山大膳が藩主の幕府謀反を老中に訴えるという。乱心したかと思う成り行きにはらはら。息もつかせぬ無駄のない構成と記述。土井利勝、将軍家光、紀州家まで巻き込んでの展開に・・・さすが葉室麟と唸ってしまう。胸のすく結末に納得。秋の夜長にぴったりの逸品です。

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古田武彦・古代史コレクション13壬申の乱

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

古田イズム満載の理詰めの論理展開は流石。かねてより、大宝元年以前には、九州王朝が存在していたとのことから、壬申の乱時代には当然存在となる。氏が「壬申の乱」を題材に掲げたことに対し一瞬違和感を持ったが、中身を見るにつけ、まさに盲点を突かれたと。戦後の進駐軍を例に揚げ、日本書紀の書かれなかった(知られたくない)点の指摘は達観。特に、「吉野」が誰もが考える奈良県ではなく佐賀県とは。驚愕の展開にただただ驚くばかりです。

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源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

源平合戦を清盛亡き後頼朝の鎌倉幕府創設期までを史実の裏に連綿と繋がる系譜を探求する。この時代の遥か前からの検証がなされ、歴史とはこういうものと改めて感じいりました。小説仕立てなので、非常に読みやすく頭に入りやすい。QEDのような我田引水的な感じはなく(筆者には申し訳ありませんが)、きわめて明快。安徳天皇の箇所、源平ではなくみな平氏同士の戦いであることの立証をさりげなく述べている。筆者の作品は多く読ませて頂いてきたが、新たな一面を垣間見た気がします。
あと、誤植が一点あり、次版以降は修正を。P171最終行 倶利伽羅峠で、故・清盛の子、重盛率いる・・・→孫の維盛。あるいは、故・重盛の子の維盛。

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紙の本家康、江戸を建てる

2016/02/22 17:36

家康、江戸を建てる

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

表題では、主語は家康であるが、内容は、一般人には知られていないが、今日にまで続く大都市江戸の基盤を作った人たちの物語。家康の死後にも続く。各部完結の構成であるが、ところどころに前作の主人公が顔を出す。

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武田の謀忍

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

田野で敗死した武田勝頼の遺命により、武田を裏切ったものへの復讐を行う諏訪次郎。小山田信茂、穴山梅雪はじめ親類衆含む武将を血祭りにあげる物語。対象となる多くの武将が謎の死を遂げていることから真実性を帯びる。忍者同士の戦いのシーンも数多くありif歴史としも一読の価値あり。

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紙の本虚けの舞

2013/05/29 17:53

虚けの舞

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

北条氏規と織田信雄。ともに宗家滅亡後も生きながらえた2人であるが、世が世なら秀吉が配下であったはず。どこで歯車が狂ったのか?現時点は、朝鮮出兵中の名護屋城下。山崎の合戦、小田原攻城と回想シーンを繰り返しながら、小気味良く進めて行き読者を飽きさせない。知っているようで知らない二人にスポットを当て、敗者の生き様を歌い上げる秀作。

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紙の本残照はるかに 阿弖流為別伝

2013/04/28 17:24

残照はるかにアテルイ別伝

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

高橋克彦の「火怨」があまりにも有名かつ印象深いためか、アテルイの英雄伝説感が根付いてしまっていた。本書は、普通の人間アテルイと普通の蝦夷の戦い方(ゲリラ戦)という考えてみれば、極めてシンプルなストーリーの中に、真実に近い歴史ドラマを見た気がする。文量は多いが長さを感じさせない。

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ザ・ディマンド

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

良い製品だから、売れるとは限らない。そこには「売れる仕掛け」が必要。これを、具体的事例を元に実に詳細にかつ専門過ぎずに進める。ソニーやホンダといった日本企業の例も揚げ、身近に問いかける内容も嬉しい。ただ、帯の副題は書の内容とは合致しないと感じたのは私だけだろうか?日本企業に限定していないし、ハイテク機器に焦点を当てている訳でもないし。原作者は納得しているのだろうか?

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紙の本大坂の陣

2019/06/26 16:37

大坂の陣

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

二条城での家康と秀頼の対面から、夏の陣での大坂城落城までを描く。過去、大河ドラマや小説でも数多く取り上げられた題材に対し、作者は、経過を忠実にするだけでなく、今まで登場してこなかった関係者を登場させ、立体感を持たせている。家康と秀忠の確執。譜代の有力家臣団間の確執を、進行に合わせて組み入れる。登場人物の生い立ちから子孫の行方までを、読者の負担にならない程度のエピソードに留めている。司馬遼、津本、海道を凌駕する逸品。ビギナーから歴史ファンまで幅広く紹介可能。賎ケ嶽も良かったが、今作品も贅肉が全くない。

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戦国はるかなれど堀尾吉晴の生涯

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

堀尾吉晴の名は、豊臣家三中老でもあり機知であったが、生涯を述べる小説に値する人物であるとは思いもよらなった。それゆえ、読み進めているうちに、信長、秀吉、家康とこれほど近い存在であったとは!著者作は、過去に数多く読んでいたが、
史料の目の付け所が相変わらず鋭く、常に新鮮でかつ説得力がある。上下巻それぞれ700ページ強の大作であるが、厚みを感じさせない。「下天は夢か」「夢のまた夢」「秀吉の枷」を凌駕するまた一大小説を目の当たりにしてしまった。

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紙の本ウツボカズラの甘い息

2018/11/01 21:58

ウツボカズラの甘い息

2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

平凡な主婦が、偶然を装い近づいた女性に化粧品販売を手伝って欲しいと。半信半疑で始めた化粧品販売の講演会が成功を収め、謝礼金を得ることでセレブな人生へと変身する。ここまでは、ある種のサクセスストーリーだが、殺人事件を機に暗転する。しかも、読み進めているうちに全ての境遇が一変し、思わず天を仰ぐ状況に追い込まれる。ベテラン刑事と若い女性刑事のコンビも良く、長編を感じさせないスピード感。脱帽です。

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