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大樹パパさんのレビュー一覧

投稿者:大樹パパ

59 件中 16 件~ 30 件を表示

紙の本自然科学の歴史

2023/07/07 01:40

ざっくりと…

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物理、化学、生物、地学。あと天文学(私はここが好き)。帯にある通り「全部やらなきゃ、ダメなんだ!」カール・セーガンは学生の頃、ゼミの先生から「どうして文学はやらないんだ?」的なことを言われて、宇宙のことを勉強するのに、天文学や物理、数学だけやっていては狭い宇宙しか知ることはできないと諭されたそうです。そのことを想起させるような帯の文言。文庫ですから、内容や範囲は限られていてもっと読んでみたいというジャンルがたくさんありました。最低限必要な部分だけを残してくれたのだと思いますが、この本を手掛かりとして、今まであまり触れてこなかったジャンルに手を伸ばしてみようと思わせてくれるガイドブックになってくれたことは確かです。自然はただ眺めているだけだと、心身ともにリラックスできます。風を聞いているだけで、青空に浮かぶ白い雲を眺めているだけで。それを「なぜ」と思う心を持ち続けたいですね。

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とっつきにくいオペラに、ちょっとは近づけるかな?

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そんな思いから手にしましたが、元々はギリシア神話に端を発する感もある現在も人気のオペラ。ただ、このジャンルは余程の教養がないと、一筋縄ではいかないのも事実。そんな近寄りがたいオペラに、少しでも振り向いてもらおうと書かれたと思われる、演奏側からのアプローチ。

あくまでも個人的な感想ですが、ギリシア神話とオペラを天秤にかけると、圧倒的にギリシア神話側に大きく傾く(ストーリーは比較的物語で知られている、という意味)ので、できれば内容を語らずとも、もっとオペラ側のトリビアみたいな「へぇぇ」といった内容であれば良かったかな。

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紙の本ハイドン

2023/07/07 01:19

口直し

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ピアニストのアンドラーシュ・シフ氏のレコード解説に「ハイドンは毒のない音楽で、コンサートなどでも遅れてやってくる聴衆のために前菜として演奏する」と認めてありました。確かに的を得たような表現に思わずファンとしても「まさに!」と思う瞬間でした。ハイドンの音楽は、一見(聴か)すると「つまらない」曲に聞こえてくるかもしれませんが、どんな時代の曲の中に混ぜても違和感なく溶け込んでしまう。こんなすごい曲をかけるなんて(本人も自覚はしていないでしょうけど)やっぱりすごいと思います。そんなハイドンの曲に耳を傾けながら(やっぱり邪魔してこない)この本を読んでいると時間を忘れてしまいます。久しぶりに出版されたハイドンの本。特にたった3行だけですが、同時代の、作曲家としては後輩に当たるウィリアム・ハーシェルの記述がありました。ハーシェル側からはハイドンに言及することは多々ありましたが、ハイドン側からハーシェルというのはなかなかあるものではありません。この箇所だけでも、ハーシェルファンとしてはみっけものでした(笑)。

価格、もう少し抑えて欲しいなぁ。ハードカバー的なお値段。

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大事典という名の通り

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お値段もかなり高価。その割に、今まで使っていた事典などと比べて、あまり出番がないのはどうしてかなぁ。ひとえに図版にがっかりしたのかもしれません。原画というより、原画を模写したものが多いから…
とは言っても多くの作家に影響を与え、それらが逆輸入(?)のような形でこうした事典に引用されるなんて、ギリシア・ローマ神話は、まさに終わりなき神々の世界と言えるのではないでしょうか?
辞典として使うもよし、事典として意識せずに一冊(にしては巨大すぎ)の神話峰として読むもよし。使い方はさまざま。

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紙の本女性と天文学

2023/07/04 00:17

いつの時代も変わらず

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頭の中ではわかっていても、天文学しの天文学者名簿などで、その活躍を知っていたとしても、これまではさらっと略歴でしか紹介されなかったような優秀な天文学者の方々が、こうして多数紹介され、その見事な活躍ぶりまで紹介され、窺い知ることができて非常に嬉しく思います。これまでの歴史は物事の一面しか見ていなかったということをまざまざと教えてくれる一冊です。あまりにも遅くないですか?

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こんなにも、いやもっと

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100のトピックスで括られていますが、実際は最もっと多いはず。後半は未来についての、まだ未踏の領域にまで達しています。個人的には、月がまだまだ遠い存在で、アームストロング船長らが到達する以前の頭で考えていた時代の物語にワクワクしました。ちょっと異質な印象を受けるかもしれませんが、日本人の月を愛でる月信仰のエピソードにも気づいて欲しかった(著者はアメリカ人だから仕方ないか…)入れて欲しかった。

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天球という響き

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「天球」という言葉に敏感に反応してしまう私ですが、この書はアリストテレス以降の「天球」という考え方が現在まで伸びてくる過程を、特にイスラム圏に受け継がれ、新たな思想などが加わって生き延びた過程を追ってくれています。この哲学を齧っている読者にしてみれば、あまり目新しさを感じることはありませんでしたが、「天球」に絞ってくれたことで、参考書や、協力者(?)関係者などの系譜がまとめられているので、今後も真っ先に手にとる一冊となりそうです。キリスト教が世界中に広がって現在も、彼らにとって異教であるはずのギリシア神話の世界が広がる天球がなぜ残されたのか? その流れも自分なりに納得できたような気がします。それにしてもアリストテレスの権威は巨大で、それに立ち向かったガリレオは恐れ知らずの人物だったんだな、と改めて思い知らされました(ガリレオに関する言及はありません)。

なお、著者であるアダム・タカハシ氏は『ユリイカ2023/01』で、コミック『チ。』で作者の魚豐氏と対談をしております。

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輸入盤愛好家には嬉しい一冊

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CDなど、ほぼほぼ輸入に頼っているに身にとって、こうした詩集は大変ありがたく思います。たまに国内盤のCDを購入(大抵の場合は歌曲の対訳が読みたいのが理由)ことがあっても、解説などは使い回しなどが多くて、得るものも少ないのが現状です。だから、こうした一冊が手元にあれば、その分、多くのアーティストの声を聞くことができますし。

 帯には「フランス歌曲と詩の愛好家へドビュッシー生誕151年におくる全歌曲対訳の決定版」とありました。

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神はなぜ科学者を産んだのか?

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レビュータイトルは本題を捩らせてもらいましたが、正直、タイトルのから得られるような有益な情報が得られることはありませんでした。それぞれの科学者が、どれほどの信仰を持ち、それらが彼らの考えにどれほどの影響を与え、考察や実験から得られた自分なりの考え(論文とか)と神への信仰・態度などへの葛藤がどれほどあったのか? そうした人間臭い方面の話題を期待していましたが、ほぼありませんでした。

 たとえば有名な話では、ガリレオは神を信仰するばかりに、神の説く内容と事実が異なることに辿り着き、このままでは聖書に書いてあることが事実と異なり、キリスト教が非難されることを恐れた(聖書、キリスト教がバカにされる!)結果、事実を、キリスト教のために真実を暴き、世界中の人々に知ってもらいたかったことが、裏目に出てしまったなど。このエピソードすら、ここでは話題になっていませんでした。

 ただ、後半の20世紀以降の科学者に関しては、自ら語った資料などが残っていたとのことで、興味深く読むことはできました。タイトルが良いだけに、少々中途半端な読後となりました。

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西洋音楽

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本編よりも付録の「プラトン哲学と宇宙論」が読みたくて手にした一冊。本編に対応したCDが、この本への理解力が高まりますが、私としては、この付録で紹介している「天球の音楽」でも、参考となる音楽の紹介があると嬉しかった。。。 とはいえ、私たちが親しんでいるクラシック音楽の入り口となる中世からバロックへの橋渡しとなる時期の音楽を様々な角度から論じてくれています。

中世、ルネサンス、バロックのシリーズの中間。

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展覧会

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かつて地元にやってきた『松本零士展』の誌上版のようです。当然こちらの方が内容が濃いです(笑)

特に私は『四畳半シリーズ』以降の松本市の作品からリアル・タイムで読み始めましたが、実に多くの夢とスリルを体験することができて、ページをめくるたびに「また読み直そう」と思わせてくれました。

2023年1月に訃報が世界を駆け巡り、すでに銀河鉄道に乗り込みアンドロメダを目指していると思いますが、地球に残された我々は、多くの復刻版(できれば初連載当時のサイズで←エメラルダスシリーズ)を望みたいところです。

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貴重なオムニバス

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FMレコパルで連載していたことは、この本の紹介欄で初めて知りました。松本氏のクラッシック愛が溢れた作品集であることは間違いありませんが、その対象となっている作曲家、アーティストたちが玄人好みです。目次を見て思わず唸ってしまいました。松本氏の愛すべきキャラクターたちが随所に登場し、単なる実在の人物の物語に花を添えてくれています。

HERBERT VON KARAJAN
不滅のアレグレット
フリッツ・クライスラー 消えない音
ディヌ・リパッティ 海螢
ダビッド・オイストラフ バイオリンの切れた弦
シャルル・ミンシュ SP78回転の青春
ヘンリク・シェリング アステカの輝く星
デニス・ブレインの生涯 無限の走路
エルネスト・アンセルメ 不死身のウィリアム・テル
モーリス・アンドレ 裸と酒とトランペッター
シュバイツアーの偉大なる生涯 ジャングルのフーガ
BRUNO WALTER 猫とプレーヤーの偉大な生涯の物語

未完成 想像のおけるわがイメージのシューベルト
名器ニコロ・アマティとジャン・マリー・ルクレールの生涯
大悲愴序曲 チャイコフスキー
宿命 イグナツ・ヤン・パデレフスキー
ヘルべルト・フォン・カラヤンに捧ぐ 消えたコンサートホール
永遠なれハイドン
エリック・サティ はた迷惑な微罪
秘密の小箱の秘密 セルジュ・チェリビダッケ
消えない惑星〜ホルスト〜

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ギリシアに伝わる前のお話

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この本はかつて『天文ガイド』に連載されていたエジプトものとメソポタミアものとが、タイトルも新たにリニューアルされた一冊です。

古代エジプト編としてP196まで。
古代メソポタミア編はP199から。

初版が入手困難になったことからのリニューアルは大変ありがたいです。お値段もリーズナブルですし。

 星座といったら、どうしても様々な伝説を伴った現在の姿の方がなじ深いですが、さらに古い時代の、星座の原型に迫る内容になっているので、その名称など慣れるまでに時間がかかるかもしれません。

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本書の内容は読み物として

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ウィリアム・リリーが残してくれた科学的根拠皆無の占星術書。よくもまあ練り上げられたもんだと関心せずにはいられません。シェイクスピアなんか読んでいると、占星術がよく登場するので、もう創作小説を読んでいるような感覚です。当時はそれでよかったんでしょうけど。

 本書は雑誌、テレビのワンコーナーで紹介してくる各星座の性格を延々と読んでいる感覚です。娘の天文学は進歩しているけれど、母親の占星術はプトレマイオスの「テトラビブロス」、マニリウスの「アストロノミコン」、リリーの本書、アラン・レオと、ちっとも進歩なしなんですね。そりゃそうだ、占星術師たちはまだ天動説なんだから。
 ただ、内容はどうであれ、昔の書物が日本語に訳されて読むことができることの素晴らしさは、翻訳された方、それを出版してくれた出版社には感謝に堪えません。という観点から評価は5点。

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復刻版第三弾(に未収録作品が収録)

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これまで「新装完全版」の文庫サイズにしか収録されていなかった作品が、いよいよこの第三集に収録されました。これで文庫サイズから解放されます(笑)収録は第27章から第37章、これらの表現はオリジナル・コミックでは表記されていません。これに番外編として3篇が収録です。その37章のエンディングには「第一部は今回で終了いたします」とのクレジットが入っていますが、第二部も構想されていたんですね。

以下、エメラルダスファンが待ち望んだ未収録作品の対比を記しておきます。ただし、文庫版の特別読み切り編の1と3は、オリジナルコミック版に収録されていたので、文庫版として出版された際、未収録だったのは2と4でした。

文庫版 1
「特別読み切り編1」
復刊ドットコム版 3
「番外編1」

文庫版 1
「特別読み切り編2」
復刊ドットコム版 3
「番外編3」

文庫版2
「特別読み切り編3」
復刊ドットコム版 1
「巻頭読み切り」

文庫版2
「特別読み切り編4」
復刊ドットコム版 3
「番外編2」

ということで、エメラルダスのシリーズが週刊誌掲載順に並んだことになります。


遠く時の輪の接するところで…
零士さん、乗船できたでしょうか…

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