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ニッキーさんのレビュー一覧

投稿者:ニッキー

467 件中 16 件~ 30 件を表示

紙の本

紙の本アメリカ大統領選

2020/10/22 08:21

タイムリーな一冊

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

今年はアメリカ大統領選挙の年です。それも11月3日が投票日。これに合わせて出版したとしか思えない一冊です。しかし、単に、今回の選挙のことだけではなく、アメリカ大統領選挙の歴史やそのなんたるかを分かりやすく解説してくれる。今回の選挙についても、座右のハンドブックともなりえます。

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紙の本

紙の本お殿様の人事異動

2020/03/07 11:34

今も昔も…

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

今も昔も人は出世に関心があり、それ故、その制度も整備された。本書は江戸時代の大名や旗本の出世話である。必ずしも能力ではなく、家柄やコネも幅をきかせた。なんだか、現在と似たようなことがあるのが興味深い。

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紙の本

紙の本ナショナリズムとは何か

2018/06/10 11:17

根源的問題について知る

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ナショナリズムという言葉は、ニュースや書籍などで良く聞きます。しかし、その内容については、曖昧です。本書は、ナショナリズムについて、その存在や内容について、しっかり教えてくれます。著者のスミス氏は、ナショナリズム研究の第一人者の一人です。

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紙の本

紙の本真空地帯 改版

2018/02/12 11:10

軍隊と何か、陸軍内務班とは何か。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書は、ながらく岩波文庫では品切れになっていたが、再版され嬉しい。本書では、陸軍の内務班の生活がしっかりと描かれている。一般的生活、いじめ、制裁、昇進、初年兵、四年兵などなど。本書は、同名で映画化もされた。古いモノクロである。最近の戦争映画は、内務班の生活や軍隊の習慣など、まったくでたらめに描いていることが多い。それは、もう軍隊生活を経験した人が少なくなったからであろう。本書は、「兵隊やくざ」とともに、旧日本陸軍の内務班(分隊に相当、班長は軍曹か伍長)の様子がよくわかる。軍隊とは非人間的だと言うこともよくわかる。

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紙の本

紙の本共産主義黒書 ソ連篇

2016/03/15 17:36

ソ連スターリン時代とは何か

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書は、全体主義下にあったスターリンソ連の実情をつぶさに示してくれます。ナチスのホロコーストは世界的に有名ですが、ソ連もとくにスターリン時代には強制収容所で人々を酷使したし、ウクライナなどでは何百万人を餓死に追いやりました。また、権力維持のため何万にもの人々を粛清しました。そのソ連における黒い歴史が、実例も含め分かりやすく、しかし詳細に書かれています。研究書としてもとても良い本です。

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紙の本

ソ連は厚顔無恥

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ナチスとともにポーランドを攻撃し第二次世界大戦に火を付けたことでは、共同正犯のソ連が、この裁判に裁く側として出ている。そのことだけでも、この裁判の正当性を揺るがせない。実際の裁判でもそれが窺える。本書では、ソ連がカチンの森事件をとりあげることについても詳しく述べられている。当時、カチンの森事件は、ソ連の犯行かナチスの犯行かはっきり分かってはいなかった(現在でほソ連の犯行だとソ連も認めた)。それを良いことに、敗者のナチスに責任をなすりつけ津行為に、それは出た。しかし、それは証拠不十分で裏目に終わる。そのような、茶番とも言える事態とまともな対処も分かる一冊だ。

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紙の本

歴史の視点

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

歴史の事実は何か、それを究明することも重要であるが、それをどのように評価するかもそれにもまして重要である。E.H.カーも彼の著書『歴史とは何か』の中でそう述べている。
そのときに大切なのが視点である。視点によって、ある事実はプラス評価にもマイナス評価にもなる。コロンブスのアメリカ大陸到達は、西洋史の視点では概ねプラス評価だが、アメリカの先住民にとっては、ほとんどマイナス評価となろう。本書は、そのことを思い知らせてくれる一冊である。

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紙の本

世界的には、野糞が常識?

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

日本では、いわゆるボッと式つまり、お釣りの来そうな肥えた目式の便所も都会を中心に久しくお目にかかれないです。列車や駅のトイレなどもワシュレットもあり快適です。トイレットペーパーもふんわりして、お尻に優しいです。そんな日本からは、想像出来ないことが世界的なのです。世界で、トイレがなく野糞をしている人がどんなに多いか。あるいはトイレがあっても、不衛生で危険と言うことも多いです。本書は、その代表選手であるインドをトイレから見ようという、「見上げた」試みをわかりやすく解説したものです。

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紙の本

紙の本韓国ナショナリズムの起源

2020/04/11 11:40

学究的な視点

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

著者の朴裕河氏は、『帝国の慰安婦』の著者でもある。韓国人が書いた日本より韓国批判本が日本では人気を集めているが、朴氏の著作も日本で話題となり、韓国では批判の対象とされた。しかし、朴氏は、資料を忠実に読み込み、先入観をあまり持たず、日本植民地時代や歴史問題に判断を下している。本書もそのような中立的な出発点に事実を検討した結果とした内容だと考える。

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紙の本

紙の本アメリカの制裁外交

2020/02/22 13:21

お仕置きだ!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

アメリカは世界の警察を自認していた。警察だから、国際法を守らない国家などをお仕置きする。つまり制裁するのだ。しかし、トランプが大統領になった現在、世界の警察はやめて自国第一主義で行くという。つまり、世界(少なくとも同盟先進国)の為の警察は辞めて、自国の利益のために気に入らない国にはお仕置きをするというのだろう。現在お仕置きされているのは、イランや中国などだ。アメリカのお仕置き(制裁)は、今に始まったことではない。戦前には、ABCD包囲陣で日本もお仕置きされた。しかし、それは太平洋戦争につながった。お仕置きで相手が黙らなければ、戦争につながる恐れがある。その制裁の背景の一つは、世界の基軸通貨である米ドルである。中国は、デジタル元と一帯一路でアメリカの覇権に挑戦しようとしている。

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紙の本

まともな思考の韓国人研究者

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

日韓関係は、従軍慰安婦や徴用工の問題で最近とくに悪化している。この問題の根っこには、韓国の歴史認識の問題があるだろう。韓国は、日本は正しい歴史を直視しないと批判する。しかし、これは自分たちに都合の良い歪んだ歴史を「正しい」と言い張っていることが多い。日本でも、それよりも少ないがそういう発言もある。本書は、従軍慰安婦問題について、歴史的事実と戦後の日韓の交渉について出来るだけ客観的に分析しようとしている。本書が韓国で出版されたとき、内容が気に入らない人たちが著者を名誉毀損で訴えるという暴挙があった。国際世論の批判などで有罪とはならなかったが、検察が取り上げること自体が、言論の自由への冒涜である。

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紙の本

戦後は終わらない

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

政府白書で「戦後は終わった」と記載されたことがあった。その気持ちは分かるが、決して戦後は終わらないし、終わらせてはいけない戦後もある。それは、戦中や終戦直後の記憶である。本書は、その記憶の一つである。とくに南樺太における経験についての証言は多くはない。

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紙の本

現代的現象である全体主義

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

全体主義は現代的現象である。アーレントはそう警告する。つまり、ナチスだけでなく、現在も身の回りに全体主義の危険があると言うことだ。
 資本主義の発達は、帝国主義となり、それを基盤に西洋では新たな反ユダヤ主義が台頭した。それを影響としてナチスなどの全体主義が沸騰していく。しかし、全体主義と呼ばれるものはファシズムだけではない。スターリニズムもそうである。現在、思想、信条的に窮屈な時代になりつつあるのだろう。アメリカでは、アーレントの全体主義の起原が、最近良く読まれていると言うことだ。彼女は、ナチスにドイツを追われたユダヤ人であるが、それは出自に過ぎない。彼女は、人間という立場で、ユダヤ人問題や全体主義を俯瞰する。

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紙の本

全体主義の培養装置?

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

全体主義は、反ユダヤ主義から始まり、帝国主義が培養したと言っても良いでしょう。資本主義の発達による帝国主義は、大衆社会のみならず、植民地獲得競争が激化し、全体主義を育てるためのゆりかごとなりました。

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紙の本

中朝関係を知る

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書は、未公開資料などをもとに戦後間もない中朝関係を分析した。朝鮮戦争をともに戦ったとして中朝は血のつながりなどと言うが、それは幻想に過ぎないことが分かる。

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