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アキウさんのレビュー一覧

投稿者:アキウ

67 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本文鳥・夢十夜 改版

2017/02/24 14:47

幻想小品集

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

短編集。「夢十夜」は中学生の時以来の再読。
わかりやすく幻想的で、やはり面白かった。
他、「文鳥」や「手紙」など、小粒ながら印象的な作品もありますが、一番よかったのは、「思い出す事など」。
病の床につき、死を意識しつつある彼の心の動きを、(不謹慎ながら)大変面白く読みました。やっぱり漱石は、とても読みやすいですねぇ。

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加減乗除のステージ

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

自由=自分に理由がある。
いい言葉。キャリアを4段階のステージに分けてフレームワーク化して整理し、どうやって自由に働く人間になるか、という戦略を提示する。
今の自分がどのステージにいて、これからどうするか、という風に段階的に考えられる内容になってます。
そう、そろそろ「逃げ」を考えないといけないんだよ私は…。
「他人が決めたルールの範囲内で自分ルールを作る」とか、「ゼロ予算&無許可」とかってホントにそうだなー。
私は別の理由で「減」を思いっきりやってきた人間ですが、そろそろ落ち着きそうだから「乗」を考えたいなぁ。

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紙の本無脊椎水族館

2018/09/02 00:44

コブシメ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

無脊椎動物に特化した水族館探訪記。
海獣類や魚類は華麗にスルー。
八景島シーパラダイスに行ったのにイルカショーには目もくれず、ウミウシ展のみレポートする筆者には感嘆を禁じ得ない。
オールカラーで写真もふんだん。
宮田節のゆる文は控えめながらも、不意打ちのようにたまにやってきます。
ウミウシやクラゲの展示に興奮して見始めたのに、わりとすぐに飽きてしまうところが一番おもしろかった(動かないから)。
あと欄外に紹介されてる本がすべて読みたくなってしまい困る。
加茂水族館や、いおワールド鹿児島水族館は、いつか行かねばなるまい。
ちなみに私もコブシメが好きです。
コブシメ、いいひびきである。
声に出して読みたい無脊椎動物。

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スタグル遠征の旅

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

スタグル=スタジアム・グルメ。
J2 にもっとも精通するマンガ家、能田先生によるスタグルマンガ。
アウェー遠征しながらスタグル食べまくるっていいな。
試合の勝敗はその時次第だけど、メシはいつでも美味い。
グルメ中心ながら、サッカーネタもさり気なく差し込まれていて面白かった。
父親がよく野次る理由が分かった気がしました。お父さん…。
全チーム制覇にご期待申し上げます!

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紙の本どうぶつのくに

2017/09/11 12:04

世界の動物園・水族館めぐり

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

世界中の動物園・水族館を紹介するフリーマガジン「どうぶつのくに」の書籍化。
ダイナミックな写真と、少しイカれてて熱のある文章(褒めてます)で、ぐいぐい読ませます。
巨大クラゲ水槽の鶴岡市立加茂水族館、柵一枚向こうが海で野生のトドがうっかり入ってきてしまうというロケーションのおたる水族館、ジュゴンとマナティーの鳥羽水族館、行きたすぎる(水族館ばっかり…)。
あと、2代目カバ園長・伊藤雅男氏が、初代園長・西川登志雄氏の思い出について語ったエッセイが一番おもしろかった。
カバそっくりな食べ方…。

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「器は大きくするのではなく、中身を捨てる」

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

貞観政要を元ネタにした出口さんのリーダー論。
さすがのわかりやすさで、腹に落ちまくり。
私が先日読んだ原典(ちくま文庫版)はなんだったのか。「器は大きくするのではなく、中身を捨てる」って名言ですねぇ。
部下がリーダーのマインドを知る、という具合にも役立つかと。
中国の歴史についての解説も豊富なので、いつもの出口節も楽しめました。
本書を元にした、「マンガでわかる貞観政要」とか出たりして(出ません)。

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紙の本貞観政要

2017/08/16 12:11

守成に対するリーダーの心得

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

唐の太宗とその臣下たちとの政治問答集。
帝王学(リーダー論)の指南書として、現代にも通じる、らしい。
創業と対をなす、守成(守り)に対するリーダーの心得といったものが、基本原則としてビシビシと響いてきました。
現代においても、違うようであまり違わないところも多いと思います(特に、人間の性根のところなんて変わらない)。
一方で、そんな太宗であっても、晩年の失政と、後継者選びの失敗という点は興味深かった。
老いは目を曇らせるし、子育ては深い。

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本屋の仕事の本質

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

リブロ池袋本店の元マネージャーの方が、自分の本屋を開く日記。あまり抽象的な精神論にならずに、とにかく具体的で地に足の着いた内容なのが、とても良かった。
自分が本屋を続けるために何をすべきなのか、というのがしっかりと見えていて、それを着実にコツコツとやる、というブレなさが素晴らしい。
実際行ってみると、ここはとても落ち着く本屋なのです。これからもずっと、そこに在り続けてほしい。また行きます。

一番よかった箇所はここ。
本屋の毎日の光景として真っ先に思い浮かぶのは、お客さまで賑わっている店頭ではなく、まだ店内に誰もいない、しんとした景色です。静まりかえっていますが、本はじっと誰かを待つようなつぶやきを発しており、そうした声に溢れています。
まったくのところ、本屋の仕事はこの「待つ」に凝縮されています。誰かやってくるかどうかはわからないのだけれど、とりあえず店を開けてみて、そこで待ち続ける。そのうち誰かがやってきて、ドアを開けてじっと本棚を見るかもしれないし、店内を素通りしてまたすぐに出ていってしまうかもしれない。そうしたことを幾度となく繰り返しながらも店を開けて、ひたすらそこに居続けるのが本屋の仕事の本質です。(191ページ)

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日常ファンタジー

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

小人たちのファンタジー日常生活マンガ。
5巻は大きな話はなかったですが、日常の細々とした部分が丁寧に描かれていて、相変わらず良かった。
「樹鎮の夕べ」のように、やたらと凝った設定の上で、淡々と話が進んでいくというバランスがとてもよい。
このままずっと続いてほしいと、読む度に思います。
あと、ランテツの異種婚生活が気になる。

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紙の本夢十夜

2017/02/24 14:45

マンガ化!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

近藤ようこが夢十夜をマンガ化! ということ自体にまず興奮しつつ読みました。
話の流れを忠実に再現しつつ、語らずに雰囲気で読ませたりする部分もあり、時折、ハッとさせられつつ、幻想的な世界観を堪能しました。
不気味だったり、どこか滑稽だったりといった、原作の不思議な感覚がよく再現されていると思います。
流石でありました。
装丁のデザインもとてもいい感じです。

余談ですが、なんか第三夜は水木しげるみたいだなーと思ったけど、それって子泣き爺っぽいってことか…。

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紙の本捨てられる銀行 1

2016/09/26 14:28

地銀待ったなし

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

地銀待ったなし。
地域活性化に本気で取り組まないと地銀は生き残れないよ、という話が真に迫っていて危機感バリバリでした。
人口減少社会だから、単なる統廃合や低金利(物量)勝負だけでは成り立たなくなるのは必然でありましょう。
具体的な事例として、改革を進めている銀行の紹介が興味深かったです。
FinTech 関連で調べていると、目にする銀行はだいたい同じ感じですねぇ、とか思ったり。

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紙の本ミライの授業

2016/08/26 14:17

21世紀版『君たちはどう生きるか』

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

中学生向けの講義録。
偉人の成功例・失敗例を紹介しつつ、未来を生きる若い世代に、その生き方を示します。
これまでの瀧本先生が言ってきたことのエッセンスを凝縮したような内容で、大変良かったです。

特に、失敗例として紹介された人物(森鴎外、エジソン、メンデル)のエピソードが、うまいなーと思います。
どれだけ個人の能力が優れていても、その活かし方(仮説のおき方)や、仲間との連携が無いと、道を間違えてしまう。

広義の「デザイン」というところにもつながる気がしました。

21世紀版『君たちはどう生きるか』を目指したらしい。なるほど!

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TRPG指南

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TRPG指南書。
かつて「粋なゲーマー養成講座」という名著がありましたが(マンガ図書館Zで無料公開中)、物語仕立てだったそちらよりも、より実践的で細かいところまで目配りの効いた、ハウツー本といった趣の本でした。
昨今のシステムが持っている、シナリオの「型」のような仕組みが、過去の「事故(ハプニングではなく、アクシデント)」を防ぐための戦いの中から生まれたもの、というくだりが興味深かった。
誰だってアクシデントはイヤで、ハプニングは人によっては面白がれるモノ。
一方で、トリックスターは是か非かという問題もあり…。

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本を届けるということ

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Human And Bookstore。
前号は書店、今号は流通(取次)特集。元取次の方が作っていることもあってか、新しい視点から本を眺めていて、大変興味深く読みました。
大手取次にしても、実際の現場(流通センターとか)を取り上げているところがいいなと思います。
取次の歴史、自由価格本(八木書店)、新しい小規模取次(ツバメ出版流通)、書店との直取引(トランスビュー)、返本の仕組みなど。
2年前(2014年)くらいの取材記が多いですが、昨今の動きを予見したような内容であり、今こそ読まれるべき本だと思います。

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「直観」に関するロジカルな整理

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子どもが言語を獲得していく過程を中心に、「学ぶこと」について考察する本。
事実を覚えこむだけでなく、一方で、「知識偏重否定主義」にも異を唱えるという、非常にバランス感覚に優れた内容で、そこかしこで共感・納得しながら読みました。
特に、「直観」に関するロジカルな整理がとても腑に落ちた。新しいことを自分の「スキーマ」に当てはめて理解することと、そのスキーマをあえて崩していくことの重要さ。
自分の根底に刻み込んでおきたい姿勢であります。
本書については、今後も度々、振り返ることになるだろうなという気がいたします。

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