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MKさんのレビュー一覧

投稿者:MK

33 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍

市場経済に回収されないもの

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

与えられるには自分から与えなければならない。そのようにして社会が回っていることは、経験的に自明なものであるが、市場経済がそれを覆い隠して見えなくしている。そこにスポットライトを当てた本書は、魅力的な具体例を提示しながら粘り強く論じ、読む者を飽きさせない。
また、文体といい内容といい、この若き筆者は内田樹の影響を受けているとみた。

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電子書籍

発達障害でない人にも、気づきの多い本

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

できないことをできないままに終わらせるのではなく、どうすればできるようになるかを考える。それは、能力の問題ではなく、否応なしにせざるを得ない状況を作り出すということである。工夫次第でいくらでも何とかなる。私は発達障害ではないが、オンとオフの切り替えが得意ではないので、非常に気づきの多い一冊であった。

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紙の本

「読むこと」に徹した一冊

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

現代文の問題は、本文が読めていれば解ける。当たり前のことだが、問題があるとそれに振り回されてしまう。本書は、一文一文ていねいに読みつないでいき、文章全体の内容を要約するということに徹する。その繰り返しの中で、自分がいかに読めているつもりで読めていなかったのかが痛感されるだろう。筆者が提案するメモの取り方や語彙ノートの作り方も極めて実践的。「記述」とあるが全ての受験生に薦めたい。

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電子書籍

仏教が古代外交に果たした役割

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

仏教という観点から古代の外交を見ると、遣隋使も遣唐使も違った姿を見せる。日本史を国内の出来事だけで完結させるのではなく、中国を中心とする東アジア世界全体に視野を広げることが大切であると実感させる一冊。高校で「歴史総合」などの授業が始まると、こうした知見を取り入れていくことも必要となるであろう。

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電子書籍

電子書籍文学とは何か

2020/04/25 11:04

文学とは何かを問うことは、人間とは何者かを問うこと

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

文学とは作者がおのれの全てをかけて書くもの。そして、読者も人生の総体で受け止める。だから、文学を問うことは必然的に人間存在を問うことに行きつく。その問いに、揺るぎない客観的な方法と豊富な事例をもとに迫る。筆者の古今東西の文学に対する造形の深さに舌を巻く。そして、31歳の時の著作と知り二度驚く。

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電子書籍

それぞれの学校の〈個性〉が見えてくる

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

単純に偏差値で序列するのではなく、子供の将来を見据えて学校を選ぶのに参考になる一冊。中学受験・高校受験・大学受験と一環して見通しているのも類書になく、参考になる。それにしても、私学はそれぞれに歴史に裏打ちされた〈個性〉があって面白い。

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紙の本

歴史を勉強しようという気にさせる

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

『東大のディープな日本史』の著者が、
歴史を理解するのに必要なエッセンスを凝縮させた書。
空欄形式になっているので、学参のテイストである。
かなり難しい。
『東大のディープな日本史』はスラスラ読めたが、そうはいかない。
ちゃんと教科書から勉強し直そう。そう思った。

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紙の本

入門として程よい内容

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

見開き2ページで1つのテーマが完結するので、読みやすいし、分かりやすい。資料も豊富で見ていて飽きない。歴史好きには物足りないかもしれないが、入門としては程よい内容と分量だと思う。

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紙の本

「最速」というよりも、「深く」読むための方法

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

東大の現代文の入試問題を題材に、言葉の〈サイン〉に着目して筆者の言いたいことを的確につかむ方法を示した一冊。「このように」「ではなく」など、何気なく読み飛ばしていることが多いが、なるほどと思わせる。タイトルには「最速」とあるが、むしろ文章に「深く」入り込む方法であると思った。

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紙の本

正誤問題の「解き方」が身につく

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

人名や用語は細かいところまで覚えていても、正誤問題は苦手という受験生は多い。それは、知識に頼りすぎて、選択肢文が読めていないから。本書は、選択肢文のどこに着目して正誤を判定すればよいか、「解き方」にこだわって解説されている。センター・MARCH・早稲田とレベル分けされているのも良い。実戦的である。

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電子書籍

史料を丹念に読む面白さ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

倭の五王というと学校の日本史で出てきた記憶しかないが、5世紀の東アジア世界の状況、中国の王朝や朝鮮諸国との関わりから見ていくと、また違った姿が浮き彫りになって面白い。ヤマト政権の成立の秘密も見えてくる。史料を丹念に読むことで、歴史の理路をたどる知的好奇心が味わえる一冊。

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紙の本

紙の本ナツコ 沖縄密貿易の女王

2020/03/08 10:58

現在の沖縄についても考えさせられる

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終戦直後の沖縄に彗星の如く現れ、密貿易で財をなし、瞬く間に消えていった、伝説の女性についてのルポルタージュ。海洋国家であった前近代の琉球王国のDNAを受け継いでいたということなのだろう。だが、それが花開いたのが混乱の時期だけであったということに、現在の沖縄の立ち位置がうかがわれる。戦後の沖縄を知るうえでぜひ読みたい一冊。

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紙の本

紙の本しょぼい喫茶店の本

2020/03/07 22:27

この本で救われる人は多いはず

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就活に苦しみふさぎ込んだ青年が、一念発起して喫茶店を開店するまでを回顧して描いた本。筆者は今時のふつうの優しい青年である。その青年がここまでできたのは、周りを巻き込む情熱と誠実な人柄があったからである。特別な能力など要らない。そういう意味で、生きづらさを感じている人に救いとなる一冊であると思う。

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電子書籍

記述式問題の延期で終わりではない

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近代文学研究の第一人者である氏が、共通テスト試行調査の問題を詳しく分析し、その問題点を抉り出す。特に、「実用的な文章」の扱いについて、「署名のない文」とする指摘は鋭い。契約書や規約を読んでも味気ない理由はそこにある。だが、そうした文章にどう向き合うのかということも大きな課題だろう。

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電子書籍

電子書籍「受験国語」害悪論

2020/03/06 16:41

「読解力」に対する筆者の真摯な姿勢

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子どもの読解力の危機が叫ばれて久しいが、どうすれば読解力は身につくのか、そもそも読解力とは何なのか、という問いに対する説得力ある答えは少ない。本書は、中学受験を専門とする筆者が「切り抜き問題」の弊害を訴える。与えられた問題から自由になって、文章を丸かじりする。その面白さに気づかせることこそが、大人の責務であろう。

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