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akikoさんのレビュー一覧

投稿者:akiko

184 件中 16 件~ 30 件を表示

タイトルも秀逸

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

犬はどこだ。と言っておきながら、犬を探さない。もとい、探せない。実際にはちょこっと出てきて、それが大事な役割を果たすのだが、でも主題ではない。その意味で、タイトルがなんとも秀逸。絡み合う二つの事件、関連にまったく気づかない主人公たち。読者としてはもどかしく、いつ気づくのだろうとハラハラさせられる。それが心地よい。終盤、物語が集約し、ああほっとした、とはならない。この怖さが米澤作品。

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紙の本インシテミル

2017/08/24 08:22

ミステリへのオマージュ

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米澤穂信作品はほぼ網羅した気になっていたが、あれ、これは読んでいないなと何気なく手にとった一冊。面白い!とにかくその一言。面白い。なぜ今まで読んでいなかったのか悔やまれる。これはどういうこと?次はどうなる?と、一生懸命頭を働かせて、それでもなかなか理解が追いつかないのだが、その頭の疲労感も心地よい。裏表紙に「新感覚ミステリ」と書いてあるので、いわゆる本格ミステリとは少し違うのかもしれないが、そのズレこそが醍醐味であり、米澤穂信の力量を示していると言えるのではないだろうか。

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紙の本みんな邪魔

2018/09/19 18:42

誰が邪魔?

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「みんな邪魔」というのは最初につけたタイトルから変えたとのことだが、しっくりくるいいタイトルだと思う。視点人物が次々に変わっていくのだが、それぞれがお互いのことをどう思っているのか、実際はどんな人物なのか、見方が全く異なるので、人間とは恐ろしいものだ。

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紙の本雪冤

2018/05/31 18:24

社会派ミステリ

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書店でお薦め本として平積みされていて、気になって購入した。どんどん展開するので結末が早く知りたくなり、一日で読破。ミステリーとしてよくできていると思う。死刑制度と冤罪について、考えさせられるところは多かったが、やはりなかなか答えの出ない問題だということを改めて強く感じた。

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笑いたいときに

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なんとなく元気がないとき、頭を使いたくないとき、にお薦めかな。ぼーっと読んで笑える。バカな男たちがいるものだなぁ、と思ってしまう。

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紙の本黄砂の籠城 下

2017/09/04 11:37

下巻

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丁寧な描写によって、1900年の清国・北京の光景が目に浮かぶようであり、人々の息づかいさえすぐそこに感じられる。また、ミステリ要素を織り交ぜた圧倒的なエンタテインメント性は、松岡圭祐作品ならではと言えるだろう。そしてこの作品は視点人物である櫻井伍長の成長物語でもあると思うが、その姿に近代日本の成長を重ね合わせることができるように感じた。

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紙の本けむたい後輩

2017/08/27 11:31

けむたい

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私自身が女子校育ちということもあってだと思うのだが、作中に漂うアンニュイな雰囲気に、ああ分かるなあと頷きたくなってしまう。「けむたい」という言葉がしっくりくる。

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紙の本儚い羊たちの祝宴

2017/08/27 11:09

不思議な異世界

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内容も怖いのだが、語り口が怖い。異世界のような雰囲気を醸し出しているのだが、そこに丁寧語が効果を発揮している。ミステリというかホラー?読むひとによってどんなジャンルと受け止めるかが異なりそう。「最後の一行で暗転」という点では、「身内に不幸がありまして」が一番当てはまっているかな。

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紙の本虚貌 上

2017/08/24 14:29

罪とは

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犯した罪は消えることはないが、ではその罪をどうやって償うのか?どうしたら更生したということになるのか?復讐は許されないことだが、しかし私たちは被害者やその遺族に向かってかける言葉を持っているのか?罪というものの重さ、難しさを痛感させられる。

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紙の本永遠をさがしに

2017/07/30 14:06

やわらかい

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たまたま『蜜蜂と遠雷』の直後に読んだせいもあってか、音楽に関する表現が少し物足りなく感じた。でも逆に、平易ですんなり理解しやすい表現とも言えるので、音楽に詳しくない読者にも受け入れられやすいかもしれない。暖かくて柔らかくて優しい物語。原田マハさんの作品はやはり魅力的だ。

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完結へ

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ついに受験が終わって卒業式か…。としみじみ。次の最終巻で30巻、なかなか完結しないなぁと思って、長かったけれど、終わってしまうと思うとやっぱり寂しい。どんな旅立ちになるのかな。

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紙の本サラダ好きのライオン

2016/05/18 17:57

心に残る言葉

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久しぶりに村上春樹エッセイを読みました。相変わらずの安定感。ところどころ心に残る言葉があり、気持ちのいい読後感でした。

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紙の本沈黙の町で

2016/02/24 09:10

真実とは

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事故か?自殺か?それとも…。というのはベースになっているものの、その結論は実は主眼ではない。何が真実で、それぞれの登場人物にとって何が一番大切なのか。そこがうまく描かれている。

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紙の本怒り 上

2016/02/24 09:00

引き込まれる

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久しぶりに吉田修一作品を読みました。すべての人物が怪しく思えてならず、ひたすらハラハラ。上巻は伏線がうまく張られていたなという印象です。

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紙の本ハピネス

2016/02/24 08:27

もしかしたらいるのかも?

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セレブなタワーマンションに住んでママ友との人間関係に悩む主人公の姿を読んでいると、「もしかしたらこういう人たちもいるのかもしれない」と思わせる怖さを感じさせられました。

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