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めめさんのレビュー一覧

投稿者:めめ

49 件中 16 件~ 30 件を表示

紙の本いつか、きっと!

2017/05/25 19:34

不登校の少女が主人公

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

思春期のティーンエイジャーが対象……かな?

学校という狭い世界がすべてになりがちで、
対人関係に悩みやすく、繊細。
そんな年頃の子たちが、素直に読めそうな児童文学です。

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漫画でわかるケガレの概念 ややネタバレ有

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

作者さんが意図しているのかはわかりませんが、
ただこの漫画を読んでいるだけで神道でいう「穢れ」の概念が理解できそうです。
穢れ=悪という単純なものではなく、人間が生きていれば自然と溜まってしまう埃のようなもの。
自然現象だけど、溜め込むと心身に不調をきたすので意識して定期的にお掃除しましょうね~といった具合に。

また、黒の女王が理解しやすいキャラクターであるのと対照的に、
白の女王は簡単には把握できない、安易に善悪を論じられないキャラクターになっています。
短絡的に解釈すれば、白=親切フレンドリーで、相手の困りごとを何でも助けてあげるキャラクターにしてしまいそうなものですが、
これまた神道の神様の解釈に近い気がします。

(もちろん、「穢れ」「神様」自体が1つの解釈に断定できるものではありませんが)
漫画自体の内容に宗教色はないのに、
通じるものがあるのは大変に興味深いです。

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人体の不思議

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

読みやすいですし、大変面白いです!
学術本やドキュメンタリーは、翻訳ものだと質が良い作品が多くて良いですね。
ある程度実績を出したもののみなので篩にかけられる&
翻訳なので無駄が省かれやすい からでしょうか?

概要レベルの細胞学知識は前提として必要かもしれませんが、
全く知識がない場合でも平均以上に頭が良ければ理解できると思います。
(私には無理でしたが笑)

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電子書籍エルフェンリート 1

2019/01/11 11:11

ストーリーに注目 ネタバレ有

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ロボットにしても改造人間にしても、彼らがフィクションで扱われる時は、大抵が人の手で生み出されている。
が、ディクロニウスは単なる進化による自然発生で、しかも現在の人類より優れている。
これってシンプルながら、ドキッとさせられるリアリティだ。

研究で作り上げた~系は、あくまで人の手によって生み出されたもの。
必然的に「人より下に位置する生命体」だし、一般人には関係ない別世界の出来事になってしまう。
が、進化の過程の自然発生となるとだれしも他人事じゃいられない。
自分達だって旧人類を滅ぼして、かつそれを「我々の方が優れていたから」と無自覚に納得しているのだから。

ディクロニウスを受け入れず滅ぼそうとする&研究材料として利用しているとなると、いちいち敵味方を区分しなくても「正義はどっちか?」と考えさせられる。

殺戮を繰り返しているルーシーがメインヒロインに位置づけられ、不人気にならないのは、そういう前提があるからだと思う。
単に「辛い過去があったので人を殺すのは仕方ないです」だけでは説得力に欠けるが、
生存戦略としてライオンがシマウマを殺す事を責められる人はそういないであろう。

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電子書籍ノケモノと花嫁 THE MANGA (7)

2018/12/02 10:53

現代風デカダン漫画 もっと注目されるとよいのだけど

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「このマンガが凄い!」に掲載されたり、幾原邦彦×中村明日美子というマニアには涎もののタッグで固定ファンがついてはいるのですが、
いまひとつ注目度が低く残念な作品。
原宿系ファッション雑誌KERAで連載されていたのですが、
KERAが廃刊になった為この作品も掲載先等相当迷っていたようです。
デンシバーズに移籍されるそうですが、無事に最終回まで到達できるのかどうか……

代替のきかない、大変に美麗で可愛らしい絵とクレイジーなギャグ、
幻想的な世界観の中でリアリティを持つ重苦しい心理描写。
エログロナンセンス・耽美主義。
デカダン文化が好きな人にはたまらない作品かと思います。

大手電子書籍サイトに2巻あたりまで掲載してくれれば……ポテンシャルはあるのだから注目度が上がると思うんだけどなあ……

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電子書籍【全1-13セット】執事たちの沈黙

2018/11/10 10:15

笑えるラブコメディ ややネタバレ有

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

あらすじに書かれている下記文章、

>箱入りお嬢様の椿に仕える、品行方正な執事・和巳。
しかし、それはあくまでも彼の""表”の顔でしかない。
素顔は女遊びとパチンコをこよなく愛するクズだった。クズでしかなかった。

以上そのまんまです。大変に面白い。笑えます。

不良が雨の日に猫拾ってるのを見て……キュン!的な、
「ワルと思ってた彼が実は良い人」展開は少女漫画の王道でありますが、
むしろ外面完璧品行方正な時のヒーローはヒロインに奴隷扱いされ、
パチカス(素)の時のヒーローはヒロインにベタボレされます。
そんなヒロインにヒーローはドンビキ。
「こいつマジ救いようねえな」レベルの暴言を吐いているというw

王道の逆をいくだけでこんなに笑えるとは。
絵もキレイです。

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紙の本わたしを置いていかないで

2017/05/25 17:54

若年性アルツハイマーを取り扱った児童書

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ティーン、ヤングアダルト辺りが対象年齢でしょうか?
アルツハイマーの存在を初めて知ったのはこの本からでした。
まだティーンエイジャーの主人公が、アルツハイマーによって日常生活が困難になっていく父親に戸惑う姿は印象的でした。

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ネタバレ有  辛いけど理解できる心情

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

物語の分岐点?
ついに主人公アズが不倫の関係に……?という見せ場です。

とはいっても、原因を作ったのは純平なので、アズを責める気にはなれない。
葛藤と現実的問題でまだ籍が残ってるだけで、実質、夫婦関係は破綻しているので。
(純平の)不倫発覚直後は案外冷静で、物理的にやらなきゃいけない事も多く悲しみを実感する暇がなかったのが、
前向きに復縁を考えるようになってきた頃に改めて心の傷を実感する流れはリアルでした。

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電子書籍はたらく細胞(1)

2019/01/16 10:27

小学校高学年の教室に置いておいてほしい

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

絵が上手で、キャラクターも可愛らしいです。
楽しく読んでいる内に、自然と細胞学の知識が学べます。
免疫の仕組みなど、わかっていそうでわかっていなかった部分がスッと腑に落ちるかと思います。
小学校高学年あたりで、教室に置いておいてほしいですね。
もちろん大人が読んでも楽しめます。

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電子書籍地獄先生ぬ~べ~NEO 1

2019/01/16 08:41

時事問題も扱う現代ぬ~べ~

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

学校裏サイトや小児貧困等、現代的な問題を取り扱っているneoぬ~べ~です。

ぬ~べ~シリーズは時事問題を昭和的な熱血対応で解決する事が多いのですが、
嫌味な印象を受けにくいのが良いなと思います。
ところどころ古風な点はありますが、現代ゆえの問題も理解しようとしているのか、押しつけがましさがない。
(熱血ものって昭和的価値観を絶対視して、平成的価値観をこき下ろすようになりがちなので)

ベースの価値観が異なっても、強要でなく尊重する姿勢があれば好意的に捉えられるものだと改めて感じました。
基本、1話完結なのに読み応えがあるのも良いですね。

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電子書籍ボクはイケメン(1)

2019/01/11 11:41

心理描写に注目

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

とても面白かったです。
この作者ズは、最初は良いんだけど、途中から展開が荒れたり失速気味になるやつが多いのでは心配でありますがw

失速せず最初から最後まで丁寧に描けて高評価な作品もあるので、
担当側の管理が下手(スケジュールも含めて)だと雑な造りになるのかなと勝手な推測をしております。

出版社側のテンションが「いつ打ち切られるかわかりませーん」みたいなのだと、
打ち切られない為にエログロばっか&展開早くしすぎる→1話1話はそれで延命できても単行本化すると見るに堪えない雑な展開 ってなっちゃうのかと。
作者が飽きたんでなければw

「ぼくはイケメン」は1巻の時点では大変面白かったので、
いち読者としては長く続くかどうかより丁寧に安定して最終回を終えてくれるのを期待していますw

といっても、金にならなきゃ次回に繋がらないからなあ。
趣味でやってるアマじゃなく、自分も出版社も儲けさせなきゃいけないプロだから難しいところなんですが。

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紙の本橋のない川 第1部

2019/01/11 10:56

被差別部落を舞台にした長編小説

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改めて、現代は良い時代だなと思う。
勿論、現代ゆえの問題や辛苦はあるけれど、相対的貧困はあっても食うに困る事は滅多にない。
本人達には変えようがない生まれのによる差別で、進路が著しく制限されてしまう事もかなり減った。

「橋のない川 第一部」は明治~大正が舞台であり、さほど昔の話でもない。
ほんの少し前に生まれていれば、作中で描かれる価値観が常識だったのかもしれないのだ。
つくづく、人の決める「常識」の脆さ儚さ、馬鹿馬鹿しさを感じさせられる。
同時に、「良心」はいつの時代でもさほど差はないものだとも。

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電子書籍わたしは真夜中(1)

2018/12/07 10:17

空気感、いいね!

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31歳バツイチ子持ちが主人公。
そう書くと一気にドロドロ作品に見える不思議ですが、中身は良い意味であっさりというか……
読み応えは十分にあるけど、胃もたれすることなくサラリと読めつつ、
深く考察することも出来……

KISSやフィールヤングに載ってそうな雰囲気といえばいいのかな?

年くった自分はこういう作風に癒されます

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電子書籍蟻の王 8

2018/12/03 16:39

意外と王道 ネタバレ有

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ジャンルはヤンキーアウトローとなっておりますが、
読んだ感想は「意外と王道なヒーローもの」です。

まあ、主人公の仲間がトイレの中に暮らしててウンコに登ったり、
メインヒロインが女装殺人鬼だったり、
眼鏡っこで純真なサブヒロインが歌うシーンが可憐・可愛いというより、
なんか猛々しいマッチョ感があったりと良い意味で珍妙なところも多々ありますが、
展開・ストーリーは王道で明るく、絵もキレイなので楽しく読めます。
上記の珍妙さがあるまま、ストーリーまでひねらせてたら逆に脱落者続出かも。
面白いですね。

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親の因果が子に報い

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

読了してまず感じたのがタイトルの文である。
厳密にいうと「子に報い」は適切ではない。
メアリーは加害者であり、被害者ではない。被害者はメアリーに殺された幼い子供達だ。
行動を起こしたのはメアリーであり、それは「報い」ではなく自らが招いた当然の結果だ。

そんな大前提の上で、それでもタイトルの文章を思い浮かべずにはいられない。
劣悪な家庭環境で、母から殴られ続け、(おそらくは収入手段として)何もわからないうちから性的虐待を受け、
その性的虐待を「殴られる訳じゃないからどうってことなかった」と言ってしまう環境。
推測だが、上記台詞は本心だろう。

父は反社会行動を是とする人間だが、(母と比べれば)愛情表現があった為メアリーは父を敬愛している。
メアリーにとっては反社会行動=是であり、己の尊厳をぐちゃぐちゃにされるのは日常=当たり前のこととして育ったのだ。
それでも、人間は心をもって生まれる。
メアリーが自覚できなくても、ぐちゃぐちゃのバラバラにされた心は、抱えきれない巨大な負の感情は、消えてなくなる訳ではない。
殺害を決行する時、友人ノーマからは「メアリーが何か別の生き物になってしまった」ように見えたようだ。
「もうこれ以上は無理、助けて!」と、「私が受けた仕打ちは当たり前のことだし、反社会行動は悪い事じゃない。
私が(被害者に)それを行って何が悪いの?」といった深層心理が、
抑えきれずに溢れ出た瞬間なのだろう。

本書で、母親になったメアリーは
自分が殺した子供達のことを聞かれると言葉に詰まり、涙し、
彼女が書いた手紙等からも非常に女性的情緒的な性格である事がうかがえる。
被害者に対し謝罪しながらも、
「なぜあんなことをしたのか、そもそも本当に自分が殺したのかもよくわからない」と述べる。
その言葉は、(私には)責任逃れというより本心に思えた。

母親はもちろん、母親の先祖、父親、父親の先祖、そして(彼女を買ったような)周囲の不誠実な大人達。
多くの人間の業が、彼女で結実したように思えてならないのだ。
それは彼女が悪くないという意味では「決して」ない。
彼女自身の業も弱さもある。
それでも、彼女一人が「悪魔の子」「サイコパス」として面白おかしく取り上げられたり、ただ1人悪者のように批判の剣に突き刺されるのが納得できないのも事実だ。
あくまで彼女は媒体に過ぎず、ドス黒い罪達の「最後の貧乏くじ」のように思えるのだ。

私のこの感情は、彼女が持つサイコパシーゆえの吸引力かもしれない。
また、著者はメアリーに肩入れしすぎないよう意識しながらも、非常に肩入れしてしまっていると感じる。
だが、メアリーは客観的に見ても女性的な性格に思える。
長々と言い訳し記憶を美化し、自己憐憫に浸る女性性の面倒くささはあるにせよ、
彼女が一般的な家庭で育ってさえいれば……
あのような形で、幼い子供達が殺される事は避けられたと思う。

「親の因果が子に報い」
理不尽で納得のいかない言葉だが、実際、メアリーに限らずそういった事はある。
血縁は因縁であり、受け継がれるのは決して良いものだけではない。
現代では、婚姻や妊娠出産が非常に安易なものになっているが、
単なる男女交際と違い、血縁になるのはそう簡単になったり止めたりしてよいものではない。
別にオカルト的な意味でなくとも、血縁になれば「私は知りません」は通らないし、
子供を作れば業は受け継がれるのだ。

もう起こってしまった事は悲しいが変えられない。
せめて一連の事件から学びを見つけ、次代に生かされるよう。それしか言えない。

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