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magoichiさんのレビュー一覧

投稿者:magoichi

72 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

ダブルエージェント明智光秀

紙の本ダブルエージェント明智光秀

2020/11/07 20:33

作者の独白が興醒め

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物語の時間軸に、作者の独白が挿入される手法は司馬遼太郎も暫し使った手法だが、本作においては完全に失敗している。
その度に興醒めし集中力を削がれるのは、歴史に学ぶ…的なビジネス雑誌風の匂い故か。
それ以外にも金ヶ崎の殿軍が光秀単独であったり、武田滅亡後の家康の安土訪問が突然の来客であったり、チョットご都合主義なところも残念。

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紙の本

信長の原理 下

紙の本信長の原理 下

2020/11/07 20:06

真理が悲劇を呼ぶ。信長にも光秀にも

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働き蟻を通して気づいた真理を家臣に当てはめ、自らの考えを確信する信長。
家臣は必ず怠ける、そして裏切る。家臣の中でも聡明な光秀は信長のその思考に気付き、気付き故に追い込まれる。
歴史の謎を当人同士の心理のみにフォーカスした、優れた仮説。

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紙の本

信長の原理 上

紙の本信長の原理 上

2020/11/07 19:58

鬱屈した信長の精神が自然界に真理を求める

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働き蟻は常に何割かがサボってる。という自然科学の論文があった。ビジネス書などでも組織論として取り上げられたが、著者も恐らく着想はそこだろう。
凡人社長なら悩みつつ、日々目の前の課題に紛れるのだが、信長はそれを病的なまでに追求する。

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紙の本

女副署長 1

紙の本女副署長 1

2020/11/07 19:49

結末に脱力

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警察小説では、濃密かつギスギスとした人間関係の描写はよく見かける。
主人公は男性社会で先陣を切り任命された女性副署長、男性管理職には無い苦労も多いが、それでも優秀な警察官である事がわかる。その辺りの描写はとても興味深いのだが、最後の謎解きに多いに難あり。
そんな事、事件発生時に見落としてたの?
なぜ?小説にする為w
的な結末に脱力。そこまでが良かっただけに残念。

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紙の本

棲月

紙の本棲月

2020/11/07 19:41

食わず嫌いを後悔

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今野敏は相当昔に一冊読んだ。
超能力を使える一族の末裔が、陰ながら世の平安を守る的な設定だったか、荒唐無稽な設定に投げ出して以来避けてきた。
本書は現実もそうであろうと思わせる警察内部の描写で進む。
公務員かつ警察と言う特殊な社会において、組織の人間関係に悩みまた家庭人としての足枷もある。
その世界観の中で活躍する主人公は能力は高いが、組織人としては変人。その変わり者っぷりに引き込まれたらもう抜け出せない。

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紙の本

光秀の定理

紙の本光秀の定理

2020/11/07 19:02

誰が主役か不明

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本能寺の変に至る、光秀の心のうちを探る訳だが、光秀の存在が薄まる程に、狂言回しの二人が際立って魅力的。
本能寺の変の真相を求めるより、その題材を借りた市井の人物の時代小説とすれば秀逸。

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紙の本

盤上の向日葵 下

紙の本盤上の向日葵 下

2020/11/07 18:54

真剣師の鬼気迫る対局に一読の価値あり

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推理物の謎解きの顛末としては、予想の範疇でした。
それよりも、天才棋士がそうで無かった頃、真剣師の狂気の世界を垣間見て、そして引き込まれていく描写が圧巻。
タイトルの向日葵の必然性はイマイチ弱い。特に盤上と言われると、後付け感やチョイ役感が否めない。

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紙の本

盤上の向日葵 上

紙の本盤上の向日葵 上

2020/11/07 18:43

上巻は前フリ

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殺人事件のキーワードが将棋の駒。駒の行方を追う刑事の足跡と、天才棋士の生い立ちの邂逅が前後し、ストーリーが進む。
上巻はほぼ伏線。準備運動。
下巻に期待しつつお付き合い。

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紙の本

讐雨 改版 新装版

紙の本讐雨 改版 新装版

2020/11/07 18:37

著者の出世作 長期シリーズ

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雪虫の衝撃は今も記憶にある。
以降、鳴沢了の孤独や焦燥、揺るがぬ正義を堪能してきた。今回久しぶりの鳴沢の活躍であったが偏屈っぷりは相変わらず魅力的ではあったが、ストーリーは疑問符が付く。
まさかこの人物が犯人サイド?それでは当たり前すぎないか?がまさかのそのまんま。
しかも主犯の動機の設定、以前に原リョウだったか東直己が使ってたのでは?

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紙の本

火怨 北の燿星アテルイ 下

紙の本火怨 北の燿星アテルイ 下

2020/09/19 13:05

田村麻呂で状況改善

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正義の敵役坂上田村麻呂が登場、上巻の薄っぺらい敵役からの変更で物語は深まる。
上巻の、主要キャラクターは絶対死なないルールも撤廃され、緊張感も高まる。
ただ、中央国家から異国扱いを受けた程の、蝦夷達の暮らしや文化が描かれず、その部分は非常に残念。
作者が東北の方というのもあり、描写次第でもっと臨場感も出て物語に入り込めたと思うのだが。

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紙の本

火怨 北の燿星アテルイ 上

紙の本火怨 北の燿星アテルイ 上

2020/09/19 12:53

古典的な筋立ては好き嫌いあるので…

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古典的なキャラクター設定で先が見えてしまう。
腕っぷしの強い熱血漢の主人公が大活躍。参謀役の知恵者軍師の策略は必ず成功、一方で人間性も卑しく人望も無い悪役は、知恵も無く戦えば必ず負ける。
脇役も味方はみんな良い奴で、敵方はみんな浅はかなゴマスリ野郎。
水戸黄門から半沢直樹に通じる王道ストーリー。
どうしよう 上下巻同時に買ってしまった。

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紙の本

ノン・サラブレッド

紙の本ノン・サラブレッド

2020/08/09 20:04

馬の描写が良い

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一方の主役であるホーリーシャークの描写は秀逸、そしてその馬が活躍するレースシーンは熱戦を間近で見るような熱量を感じる。
それに比べると、謎を追う部分は盛り上がりに欠け、血統書の所在や、当初の伏線であった「事件」の真実は正直肩透かし。
馬のドラマに特化した物語の方がよかったのでは?

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紙の本

家康 1 信長との同盟

紙の本家康 1 信長との同盟

2020/07/21 22:51

今後に期待

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

安部龍太郎にしては軽めの文体。
他の小説ではあっさり結論だけ触れている、桶狭間の後の岡崎城入城や織田家との同盟について、家中、そして近隣勢力との葛藤や駆け引き、そして戦闘行為が細かく触れられており、今後の長編ならではの微に入り細に入った物語に期待したい。

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紙の本

写楽

紙の本写楽

2020/07/21 22:36

散漫な文章による小ネタの開陳

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江戸時代後期の吉原の風俗と芝居小屋の内幕が、延々と続く。そういう序文かと思って読み出したが、半分過ぎてもダラダラ続く。つまらない雑学情報の羅列に集中力が削がれる。
裏表紙に主人公の名前が無ければ、誰が主人公かも分からない。当然ながら主人公も他の登場人物も全く魅力を発しない。
同時代の同じく絵師を題材にした朝井まかての「眩くらら」と比較すれば、その時代の息吹も主人公の情熱も全く感じない。それが技量に不足か情熱の不足かはわからないが、長距離移動中とは言え半分読み進んだ自分を褒めてやりたい。

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紙の本

あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続

紙の本あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続

2020/07/20 21:52

ヒロイン交代は成功するか?

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傷つけ傷ついたヒロインが、人の心の闇に寄り添う。当初の設定からのズレは、ヒロインの心が救済されたから。
喜ばしい反面、物語の聞き手としての存在感は、薄れつつあった。とは言え、次の聞き手が満場一致で、諸手を挙げて迎えられる雰囲気も感じない。
そこは人物造形の名手、宮部みゆきの手腕を信じろという事か。答えは次を待つしか無いが、物語自体は、過去作品程に緊迫感を感じなかった。

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