あびしぃにゃんさんのレビュー一覧
投稿者:あびしぃにゃん

宙わたる教室
2024/01/31 11:15
憧れの理系
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算数も理科も苦手…だけど (だから?) 気になる憧れの理系人の考え方。八月の銀の雪もそうだったけれど、自分の知らない世界を生きる人への気づきと眼差しの暖かさに胸を打たれます。新刊が出たらまた必ず読みたい作家さんのお一人になりました。
2025/02/23 17:12
いろいろ騙されました
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手料理で傷ついた人、弱っている人に伴走する主人公たちの話と見当をつけて読み進め…何度も騙されました。未来へ希望が持てるお話でした。

上流階級 富久丸百貨店外商部 其の1
2024/05/05 20:11
駆け抜けました
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複数の案件を抱えて走り回る主人公に巻き込まれるようにして、あっという間に読了。サラリーマンあるあるなエピソードあり、別世界の濃いエピソードあり。面白かった、いや、疲れました 笑

おしごとそうだんセンター
2024/03/30 07:40
おしごとみつけた
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小学1年生の孫にプレゼントしました。大人になったら何になりたいか、もう決めているという孫でしたが、ヨシタケさんの絵本を見て新しいおしごとを思いついたとか。いつもワクワクさせられるヨシタケさんの本。孫にプレゼントして大正解でした。

メメンとモリ
2023/10/22 23:48
そっと薦めたくなります
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両親の看病中、そして看取りの後も、何冊も死について書かれた本を読み漁りました。メメンとモリとちいさいおさらは、答え探しに必死だった私の肩の荷を下ろしてくれました。余白のある表現が、深刻なテーマをそうと思わせず、死について考える悩む人に、そっと薦めたくなる本だと思います。
2025/03/05 22:53
だって人間は思い出でできている
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平易ながら、とても心にしみる文章がいたるところに散りばめられたエッセイでした。大変そうな日々を描いているのに、なぜかほっこりするのはなぜでしょう。小原さんは人生という野獣を操る猛獣使いのようです。「だって人間は思い出でできている」の一文に力をもらいました。
2025/01/25 22:57
続巻が待ち遠しい
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京都の街並みと魅力的な和菓子と研修医…。今後の展開が気になって、シリーズ化を期待してしまいます。頑張らなくていい、でも急がなくていい。治る見込みのない患者への言葉に胸を打たれました。
2025/01/09 07:50
SF?
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気になる作家さんの作品だったので手に取りました。普通の生活のスキマに開く異世界への入り口を通って、思いがけなく悩み事を解決する糸口を手にすることができる…ん?これはSF?SFは苦手で挫折しがちなのですが、今回は完走しました!

マリエ
2024/05/18 19:30
大人の恋愛小説
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エピソードの随所に香りが印象的に描かれ、物語の世界に引き込まれていきました。透明感のある上質な大人の恋愛小説でした。
2025/01/16 09:55
疑問が解消しました
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健康的に体重や体脂肪を落とすには運動だけではダメだということがわかりやすく書かれていて、今まで疑問であった点が解消されました。今の体重からなりたい体重まで落とすためのカロリーなど、具体的に計算方法が示されており参考になりました。

もし私が人生をやり直せたら
2024/05/31 10:17
ALSとの日常
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ALSを抱える精神科医師の闘病記と思い込んで読み始めましたが、予想を裏切られました。診察室で会う患者さんとの日常が多く綴られ、その延長線上にご自身の病が見え隠れする。そのような筆致によって、ALSと生きることのリアルを感じさせる1冊でした。
2025/06/11 19:36
2度読みしました
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はじめはストーリーを早く先に読み進めたくて、二度目は労働運動の歴史をおさらいしたくて、結果として二度読みすることになりました。最後に赦しと希望があって、一気に目の前が開けた思いでした。
2025/05/04 22:11
厳しい環境を軽妙に描かれてます
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刊行当初の1968年には、まだ第二次大戦の記憶が自分ごととして薄れない日本人も多くいたはずで、当時の読者はニューギニアの情景や、有吉さんのマラリア罹患の体験話をどのように受け止めたのだろうか。きっと私などの想像のはるか上を行く切迫感を持って読書されたのでは…と少しピリッとした気持ちで読了。現地の島民は短命なので「祖父母」という意味がまったくわからない…という件に、当時の厳しい環境が身に沁みました。とはいえ筆致は軽妙で、引き込まれました。
2025/04/19 06:59
ストーリー展開が魅力的
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時と場所が行きつ戻りつ進む展開に引き込まれて、一気に読み終えました。最近の事件を思い起こさせるようなエピソードもあり、ドラマ化されるのではと思いました。又吉さんの「花火」は関西弁に目と頭がついて行かず挫折しましたが、秋田弁はすっと読めてしまったのは自分のルーツが東北のせい!?
【文庫版】家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった+かきたし
2025/04/09 12:06
流されるように読みました
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怒涛の金言の渦にのまれ、あっという間に読了。タイトルから読まず嫌いだったのを後悔しました。「愛とは、期待もせず見返りも求めず、ただ信じることだと思う」…まるで聖句だけれど過去何度も聞いた説教よりも身に沁みました。