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しょいかごねこさんのレビュー一覧

投稿者:しょいかごねこ

43 件中 16 件~ 30 件を表示

紙の本三国志 13の巻 極北の星

2002/07/19 14:02

遠き五丈原

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北方三国志は五丈原の戦い、つまり諸葛亮孔明の死で終わっている。物語の最後で、乱世に背を向けて山中に隠棲した馬超がこう呟く。「五丈原はここから遠い。」五丈原とは何だったのか。蜀の意地そのもの、劉備と孔明の志についてきた者達の最後の挑戦なのか。
この巻は戦いの描写が比較的多い。なのに、どうしてもそういったことばかり考えてしまう。孔明の死を聞いた馬超が言う。「戦場の死はめずらしいものではない。」この言葉は限りなく残酷であり、限りなく重い。
孔明の死は一つの時代の終わりである。(北方三国志では描かれないが)この後も蜀は姜維を中心に北伐を続けるが、明らかに国力は低下していく。蜀だけでなく、魏も呉も政治の腐敗が始まってしまう。あれだけの英雄を輩出した三国が、どうしてこうなってしまうのか。強い志を持ち、決して妥協せず、気迫をもって乱世を生き抜いた男たち。むしろこの三国志の時代が、ひとつの奇跡だったのかもしれない。
五丈原とは何だったのか。見果てぬ夢、果たせぬ志が潰えるところ、悲しみと憂いに満ちて、長い物語の幕が下ります。

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紙の本三国志 8の巻 水府の星

2002/07/19 13:53

遥かなる益州を目指して

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美貌の天才、周瑜が死にます。これだけ濃厚に描写されればどうしても感情移入してしまいます。どういうわけか呉軍は早死にする人が多い。長生きも多いけれど。
他には、馬超の曹操にする反乱と、劉備の益州攻略。劉備軍は人材が結集してきて、いよいよ、という感じになります。劉備の魅力はやはりこの人を惹きつける力なのだろう。その他、五斗米道関係の話が大きな山場を迎えるのだが、残念ながらこのシリーズはあまり心を惹かれないなあ。中心人物の張衛がなんとなく中途半端だし。
もう一人、ホウ統先生も死にます。史実だからしょうがないとはいえ、残念。あと、前巻の最後で登場した孫夫人は、結局なんかほとんど描写してもらえなかった。こういう風に、割と重要人物でも、余計だと判断されればあまり描かれてません。

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紙の本三国志 5の巻 八魁の星

2002/07/19 13:49

勢力図の大勢が定まり始める

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この巻は全体の流れからすると、曹操と袁紹は官渡の戦いを引きずり、劉備が荊州北部に居を構え、次の巻での諸葛亮の登場の前振りと、どちらかというと前半と中盤の繋ぎの感がある。
袁紹が弱体化し曹操が巨大化していく勢力図変化がウェイトとしては大きいのだろうが、印象に残ったのは張飛と奥さんの話かな。これは全く北方さんのオリジナル挿話だと思うのだけれど、なかなかいい味出しています。
あとは徐庶先生ですね。思うに、これまでは「軍師」という言葉、というか概念はあまり出てこなかったように思う。曹操側にはそれらしい立場の武将はいたかもしれないけど、劉備軍にはいなかったし。その意味で、徐庶の登場と、それに気付いて曹操がにわかに劉備を警戒し始める様子は、「これからは軍師と軍略の時代だ」ということを象徴しているように感じる。

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紙の本二人がここにいる不思議

2002/01/13 23:25

僕らのブラッドベリは健在だった

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 レイ・ブラッドベリといえば、かれこれSFというものに親しみ始めた中学校のころから常に僕の本棚の一番いいところを飾っている作家である。この老大家が新刊を出している。これを読まずにいられようか。
 僕のようなブラッドベリ・ファンには、なんとも懐かしい、安心のできる短編集だった。ホラー系もありファンタジー系もあり、ほのぼの系もあり、本当に楽しめました。
 もちろんブラッドベリを読むのは初めて、という方でも面白いと思う。ただいくつかは、昔の作品と同じ登場人物が出てくるなど、昔の作品を読んでいないと面白さ半減、という作品もあるので、もし初めてこれを読んで面白いと思った方は、昔のブラッドベリさんの作品もぜひ読んでみてください。

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紙の本飛蝗の農場

2003/06/19 14:11

体調を崩しました

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本を、そのジャンルではなく、読んでいるときの気持ちでも分類することができると思う。苦行のように読み進む本、読み出したら止まらないジェットコースター、少し読むたびにゆっくり反芻するのが楽しい本などなど。で、この本はどうだったかと考えるのだが、実のところなんとも名状し難いとしか言いようがない。
ジャンルとしてはサイコロジカル・スリラーというものらしい。最も、この分野はあまり読んだことがないので、本書がどれくらい特殊なのかはよくわからない。はっきり言って面白かったのかどうかすら答えられない。一つ言えるのは、かなり体調に影響した、ということである。
読んでいて決して楽しいわけでもないのに読むのを止めることができない。頭が混乱する。なにかに取り憑かれたように読んでいる。読むのを中断すると妙な不安感でいらいらする。眠いので途中で止めると変な夢を見る。結果として寝不足になり、気分も不安定になって体調を崩す。終盤などは読みながら体が固まってしまって、首がつりそうになった。
まさに憑き物の類いである。ストーリー自体はそれほどびっくりするようなものではないと思うので、この本の特殊性はこの読んでいるときの気分なのだと思う。狂気とか倒錯とか、そういった言葉では表しきれないような、強烈な活字の力を感じた。

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紙の本射程圏

2002/12/18 13:35

快速正統派ハードボイルド

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ハードボイルドな敏腕刑事と、美貌の元モデルでありながら、とある事情で肝が太くてアクションもこなすヒロイン、まずこの主人公2人がかっこいい。対する悪役はマフィアの大ボスで、徹頭徹尾の悪役。ということで善悪関係は極めてわかりやすい。主人公たちはマフィアに追われつつ、ぎりぎりのところで何とか逃げ延びる。おかげで周りで無関係の人がバタバタ死んじゃったり、こういうご都合主義もお約束。とにかく、単純に主人公たちのアクションを楽しめばいい、という正統派アクション小説です。
題名からはスナイパー物かと思うけれど、スナイパーとの対決は意外と少ないので、原題の「逃げるところはどこにも無い」のほうが内容に合っていると思う。読んで楽しいだけでなく、警察側とマフィア側の情報合戦がひとつの読みどころです。

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紙の本草莽枯れ行く 上

2002/12/18 13:33

草莽の志士たちへのレクイエム

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江戸末期、明治維新のころというと、時代小説の格好の舞台であり、世の中にたくさんの作品があるだろうと思う。しかしそこはやはり北方謙三、見る方向を少し変えることで、この時代を舞台に見事に独自に世界を作り上げている。
中心人物は、歴史で習ったときはその存在意義がいまひとつよくわからなかった赤報隊の相良総三である。あるいは相良総三を中心とした草莽の志士たち、というべきか。この本は維新の大きな流れの中で謀殺されてしまった彼ら草莽の志士たちへのレクイエムである。
一方、この歴史の激動を見守り、まれに維新志士の手助けをして、物語のもうひとつの柱になっているのが清水の次郎長。彼と維新とのかかわりがどこまで史実なのかは知らないが、次郎長の目を通して見ることで、独特の北方維新史を作り出している。
北方さんの描く男はかっこいい。姑息なことはしない。筋が通っている。相良総三は清廉な維新志士で、次郎長はやくざだけれど、人間としての根底の部分でつながっている。物語は賭場で相良と次郎長が出会う場面から始まるが、読み終わって再びこの場面を思い起こさせる。「丁目に賭ける男」、この一言で最初に主人公たちの生き様を象徴的に提示し、それで物語を貫く。こういったところ、さすがだと思う。

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水への畏怖と音楽の接点

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表紙の絵はラファエロ前派の画家ウォーターハウスのもの。何人かの裸の女の人が水の中から岸辺の男性を誘惑している。あ、きれいな絵だな、と思ってよく見た途端、すっと背筋に冷たいものが走る。これは…この女性は魔物なのだ。
本書はまず、ラヴェルの「夜のガスパール」の第一曲「オンディーヌ」を妖艶に弾いたほうが良いのか、清楚で高踏的に弾いてはいけないのか、という疑念から始まる。この問題を発端に、水、水の妖精、「宿命の女」などの概念のルーツを、ギリシャから19世紀に至るまでの神話、民間伝承、文学、絵画、そしてもちろん音楽といった、広い分野に模索していき、登場するさまざまなイメージや女性像を一つ一つ解きほぐしていく。たくさんのカテゴリーがだんだんと集約されて、「オンディーヌ」と、「メリザンド」の対極にフォーカスしていく様子は、あたかもミステリーを読んでいるかのようである。
そしてジグゾーパズルの最後のピースは、ちょっと意外なところから現れる。そして結局、この一連の論考は、作者のピアニストとしての経験と鋭い感性の賜物なんだな、と気がつく。
水に対して我々が感じるいろいろなもの、民間伝承で用いられるイメージは、世界各国かなり似通っているらしい。水とは、異界との境界。そして水それ自身の持つ不可思議な魅力や畏怖の念。こういったものを音楽の観点から論じた本として非常に面白かったし、得るものもたくさんあった。なにより、ちょっとした曲でも、その背景にこれだけのヨーロッパ芸術の歴史と伝統を抱えていると言うことを、まざまざと見せ付けられた気がした。
民話や小説の解説はかなり丁寧でわかりやすいのだが、音楽の描写は非常に感覚的で(音楽なんだから仕方ないんだけれど)、音楽にあまり親しみがないと理解しづらいかな、という気もする。本書と同時に、作者の演奏による同名の「水の音楽」というCDが発売になっているという話で、本書に登場する曲が多く演奏されているので、これは是非聞いてみようと思う。

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紙の本五人姉妹

2002/08/25 21:57

やさしく暖かいSF

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とても新鮮な感じのするSFだった。SFとしての素材はこれと言って目新しいわけではない。なのに、ちょっと方向性を変えるだけで、これほど人間の生身のやさしさを持った美しい作品が生まれるのか。
SFのよくあるパターンと言えば、人類が不相応に手にした強力な科学技術の故に、何かとんでもない事件が起こる、というもので、おかげでどういうわけか我々は、SFを読むたびに宇宙人の侵略とかロボットの反乱に脅えなくてはならなくなった。
でもこの作品はそうではない。バイオ技術、あるいはコンピュータによる人格トレースといった技術で、化け物が生まれる話はよくあるけれど、こんなに暖かい人の心のふれあいを描いてくれた小説はなかった。
未来の生活は今とはいろいろ変わっていくだろうけど、でもそこに住んでいる我々が変わるわけではないんだよ、だから科学者は、自らの役割を信じて、新しい技術を生み出していけばいいんだよ。そう、本質的なのは科学技術ではなくて人間なのだから。この本はそういったことを諭してくれたように感じる。
例えばこれから新しい技術を生み出していくべき科学者や技術者、そういう方に読んでみてほしいと思う。

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紙の本三国志 12の巻 霹靂の星

2002/07/19 13:59

天運われにあらず

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劉備の志を受け継いだ孔明が、国力の増強と北伐に乗り出す。孔明の活躍の巻である。
まずは孔明が国力増強の最大の柱とする南中の平定。いわゆる孟獲を七度許すエピソードであるが、戦いなどの細かいやり取りは例によって少ないものの、孟獲をとうとう味方にするプロセスはさすがに面白かった。
もうひとつの山は、孔明の天才が光る街亭の戦い。ここでいわゆる泣いて馬謖を斬る話になるのだが、孔明が馬謖に非常な期待を抱いていること、その欠点も感じていること、等がかなり前から描写されており、ああ、いよいよ来たか、という気分になる。
しかしどうしてなんだろう、関羽が戦死したときからそうだけれど、孔明は天才的な軍略を巡らす割に、最後でどうしても運に恵まれない。次の巻の五丈原もそうだ。天運われにあらず。これが稀代の天才軍師、孔明の宿命なのだろうか。
最後に趙雲が死にます。僕は実は趙雲様のファンでした。これでとうとう、孔明先生が一人きりになります。

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紙の本三国志 10の巻 帝座の星

2002/07/19 13:56

英雄たちの死

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第1巻の始めから登場していた人物が、一人、また一人といなくなってしまう。もう本当に読んでいるのが辛い(でももちろん読むのは止めない)。この巻では曹操、張飛が死んでしまいます。とくに曹操の死の場面は涙なしには読めない。結局、僕の一番好きな人物は曹操だったのではないか。劉備はほっておいても主人公になるからか、北方版では曹操の描写が比較的多かったような気がする。最後まで重要な役割を演じる医師の爰京(オリジナル人物)がいい仕事をしています。
張飛の死は、通常の三国志ではなんかあまりかっこよくない死に方なのだが、さすがに北方版ではかなり前から伏線が引かれて「ああ、このままでは張飛が死んでしまう…」という、ハラハラドキドキの濃密な描かれ方になっている。
この巻から魏帝が曹丕の時代になる。残念だが、魏への親しみが急に薄くなってしまった。

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紙の本三国志 9の巻 軍市の星

2002/07/19 13:55

関羽雲長、帰還できず

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この巻は、誰がなんと言おうと、関羽の巻です。ああ関羽様…僕はこの巻を読み終わって、本当に、次の巻を読むのがいやになってしまった。曹操様の言葉を借りよう。「謀略にたけた者の時代か。乱世の最後を、関羽雲長という勇将が飾るのか。」官渡の戦いの際の、曹操と関羽のやり取りが思い出される。信義の男、関羽と、それを認めざるを得ない曹操。あの場面は出色であった。こうして、覇者の戦いが終わるのだ。「それはいかにもふさわしい。剛直な、男の時代が終わるということだ」。
そして始まるのは謀略の時代。つまり、司馬懿などの時代ということだ。中盤はここで終わり、ここから後半に入る、と言っていいだろう。

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紙の本三国志 7の巻 諸王の星

2002/07/19 13:52

奈何ぞや此の征夫も

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三国志で最も有名な戦いである赤壁の戦いが中心。赤壁の戦いは曹操軍と呉の孫権軍の戦いなのだが、むしろ曹操と周瑜の戦いであり、周瑜の描写が中心になる。呉軍の人物は、孫権をはじめ今ひとつ好きになれる人物がいないのだが(北方さんの描写も希薄なのだろう)、周瑜だけは特別。かっこいいです。孔明先生とのやりとりもいいが、なんかいわゆる三国志で言われるような、互いの才能を嫉妬したり?そういった話はぜんぜんなくって、お互いの才能を認め合う、男同士のドライな関係である。
一方、一連の戦とその後の描写では、結局は曹操の方に感情移入してしまうのだった。特にこの巻、曹操と許チョのやり取りが非常に印象的。

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紙の本三国志 6の巻 陣車の星

2002/07/19 13:50

天下三分の計

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はい、皆様お待ちかねの孔明先生の登場です。このいわゆる三顧の礼のシーン、本当に感動ものです。諸葛亮孔明は三国志の最重要時人物の一人だけに、いろんなイメージが付きまとうのだが、北方さんの描く孔明は、天才でありながら、人間的な悩みや迷いを持ちつづける、親しみの持てる人物になっている。ここから劉備軍は孔明先生が中心になり、物語は中盤へと展開していく。、
もう一つの山場は長坂の戦い。この長坂の戦いも、なんか必然性の良くわからない戦いだと思っていたのだが、そのあたりはさすが、ちゃんと納得いくような状況説明がされているので非常に素直に読むことができた。ここでは趙雲の活躍のほか、緊迫したドラマのスピードと盛り上がりがすごい。一気に読み進んでしまった。

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紙の本三国志 4の巻 列肆の星

2002/07/17 11:04

官渡の戦いと曹操の飛躍

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第4巻は官渡の戦いが中心になる。官渡の戦いはいうまでもなく曹操と袁紹の戦いなのだが、不世出の英雄、曹操に対して、袁紹にはどうしても、育ちはいいけど凡庸、というイメージが付きまとってしまう。しかし凡庸と言えど大決戦の一方の大将、北方三国志では決しておろそかに描かれてはいない。袁紹はたしかに凡庸かもしれないけど、読んでいるとそれでもなんとなく感情移入してしまう。北方三国志ではすべての登場人物が魅力的なのだ(董卓や袁術みたいにどうしようもないのは描写が少ない)。
一方、これは官渡の戦いに限らず北方三国志の傾向なのだが、そういった人物描写が多い分、戦闘シーンが比較的淡白になっている。合戦ものが好きな人には不満かも。

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