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胡柚子さんのレビュー一覧

投稿者:胡柚子

53 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

早く2巻を!

11人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「ビーケーワンの100冊・2006」で、本書のことをはじめて知りました。なるほど、面白い!これは掘り出し物でした。
野鳥たちの面白い行動や、やけに人間っぽい生態に、どんどんひきこまれます。人間が思ってるよりずっと利口だったり、オマヌケだったり。猫や羊やヤギまで登場し、ページをめくるたび笑えます。
作者ご自身はのんびりマイペース型みたいに描かれてますが、なかなかどうして、実にしっかり観察してるなぁと感心しました。
野鳥好きはもちろん、鳥はみな同じに見えてしまう私のような「鳥オンチ」でも、おもいきり楽しめるコミックでした。
2巻が待ち遠しいです。

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紙の本

紙の本ラピスラズリ

2012/01/25 09:59

愛する幻想小説

9人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

好きな作家さんはと聞かれると、山尾悠子さんをはずせません。とっておきの幻想小説が文庫化されました。他の幻想小説とは一味ちがう、山尾作品ならではの独特の雰囲気。文章ひとつひとつ、言葉ひとつひとつに魅せられます。文庫化を機に、ぜひ手にとっていただきたい、ファンが増えてほしい(誰にも教えたくない気持ちも実はありますが……)本です。

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紙の本

紙の本百人一首

2012/01/24 18:37

百人一首にワクワクする本

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

高校のとき覚えたはずの百人一首。今となってはほとんど思い出せないことがショックで、購入しました。ビギナーズ・クラシックスのシリーズなので、とにかくわかりやすく、読みやすい。ただ丸暗記するより、この本を読んで、歌について歌人について、いろいろ知ることからはじめようと考えてます。本書を読み終えたら、同じ角川文庫ソフィアで島津 忠夫訳注『百人一首』が出ているので、そちらを読む予定。

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紙の本

出会えてよかった作品

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この作品で、都戸利津さんを知りました。
主人公の英さんは、車掌。きれいな顔立ちに似合わず、なかなかクールというか無愛想。
でも、彼の列車に乗ると幸せになります。

英さんと乗客たちとのふれあいや、英さん自身の物語など、どの話も心温まるストーリーです。
読後感は、良質な短編映画を観たような気持ちでした。

何度も読み返したくなる、素敵な作品です。

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紙の本

オリエンタル・ロマンス!

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

表題作は、古代中国と思われる「黄」という国が舞台。三人姉妹の姫のうち、一の姫は才色兼備、三の姫は愛らしくて人気者。が、二の姫だけは、愚図姫と呼ばれ、家臣からも蔑まれていた。
そんな二の姫が、みごとに成長していく姿に感動します。
短編なのに、長編を読んだような読後感で、ラストはじーんときました。
本書には「サーキットの女王様」も収録されていて、こちらももちろん面白いのですが、表題作のほうが深く印象に残ります。
帯によると「和泉先生初挑戦の新感覚オリエンタル・ロマンス」とのこと。これからは、こういうタイプの作品もどんどん書いてほしい。どんどん読みたい!と思いました。
期待してます。

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紙の本

紙の本あいうえおみせ

2012/02/10 08:20

心躍るお店お店お店

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

通りの向こうは「あいうえお順」、通りのこちら側は「いろは順」。さまざまなお店が、ずらりと並んでいます。

え、そんなお店があるの? という楽しさと、一軒一軒にストーリーを感じさせる絵が魅力。
大人も子どもも、いっしょになって「読む」というより「遊べる」絵本です。
何度も何度も、ページをめくりたくなりました。

どこか懐かしい色合いと、やさしい雰囲気が素敵。
安野光雅氏の絵本は、やっぱり面白い!

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紙の本

八雲師匠と落語

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

刑務所を出たばかりの与太郎が、まっすぐ向かったのが、昭和最後の大名人八雲。
弟子をとらない方針の八雲だが、行き場のない与太郎を連れ帰ります。ただし、稽古はつけてくれず……。
1巻では、与太郎の純粋さ(天然?)と、落語に対する熱い想い中心に描かれていました。

2巻では、与太郎の大失敗。そして、八雲師匠の過去が描かれています。
とくに八雲師匠の過去については、1巻ではあまりに謎が多く、気になっていました。
読んでみて、噺家として、人として、八雲師匠にさらに惚れました。

与太郎がどんな噺家になるかも期待しているので、3巻を早く読みたいです!

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紙の本

ヨナの成長から目が離せない

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

いよいよ、悪徳領主と戦うことになったヨナたち。何度も絶体絶命のピンチにあい、ヒヤヒヤさせられます。ヨナのかっこよさが、とにかく最高!! 一巻の頃の、お姫さまヨナからは考えられないほどの成長です。とはいえ、ふつうの女の子らしい面も描かれていて、そこも魅力。応援せずにいられません。続きを早く読みたい作品です。

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紙の本

売れるストーリー 面白いストーリー

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

著者の沼田 やすひろ氏をツイッターで知り、本書に興味を持ちました。

まず、「ヒット=おもしろい」ではないこと。読んでいて、ナルホド!と思いました。
評判がいいのに、いまいち楽しめない映画。なぜピンとこないのか、理由がわかってすっきりしました。

一番印象に残ったのは「13フェイズ構造」について。プロットに関することなのですが、これが実に興味深い!
最近、映画を観ていると、ついこの構造にあてはめたくなります。

小説やシナリオを書く方はもちろん、本を読むこと、映画を観ることが好きなすべての方におすすめです。

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紙の本

乙女は必読

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書を読んで、乙女と女子の違いを思い知らされました。
女子とは、単に「十代の女の子」というだけ。なんとなく学校に通い、部活や受験やらで精一杯……まさに私の青春時代です。

一方、乙女はとにかく純粋。ここまで純粋で大丈夫か。この先、生きていけるのかと心配になるほど。乙女たちの世界ははかなく美しく、ある意味、別世界だな……と感じました(トシのせいでしょうか)。

物語は、昭和初期のミッションスクールが舞台。新入生の三千子に、2人の上級生から手紙が届くところから始まります。2人の上級生との間で揺れ動く乙女心が、じつに繊細に描かれています。
いわゆる三角関係なのですが、どろどろした感じはありません。

人気ライトノベル『マリア様がみてる』ファンの方にもおすすめ。乙女の気持ちは、今も昔も変わりません。

瀬戸内寂聴さんの特別寄稿もあり、当時の少女たちが、いかにこの作品に夢中になったかもわかります。
中原淳一氏の絵は、作品にぴったりの夢のある雰囲気で、非常に魅力的でした。

「少女の友」に掲載されていた作品を、もっと読んでみたいなと思います。

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紙の本

美しく切ないファンタジー

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「坂の上の魔法使い」シリーズ第2巻。
1巻では、魔法使いと弟子の物語でした。
弟子のラベルがとにかくかわいくて、楽しい物語だなと思っていましたが……。

2巻では、師匠である魔法使いリーの過去が明かされます。
1巻では謎だった、ラベルを育てることになった理由、つかえていた王国の事情などがわかります。
「無二の王」というタイトルがまさにぴったりのストーリー。

独特の世界観が、非常に魅力的。
できれば10巻ぐらいまで読みたい気持ちですが物語はそろそろ終盤の予感。
もし3巻で終わりなら、続編を読みたいなと思っています。

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紙の本

ルシウスの運命は?!

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

アニメ化され、映画も公開予定の大人気作品。
これまでは、「主人公ルシウスが、現代日本に一時的に滞在する」という形の短編でしたが、この巻からは長編に。
ローマに帰れないまま、ルシウスは日本の温泉で働くことになります。

ラテン語を話せる女性(かなりビックリな経歴の美女です)も登場し、なにかと波乱の展開に。彼女とのロマンスも気になります。

ローマもたいへんな状況になっているので、いったいいつ帰れるのか。どうなるのか。
続きが楽しみな作品です。


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紙の本

成長の物語

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

領主を倒すため、海賊と共に闘うことにしたヨナたち。特技のないヨナは、船長ギガンの信頼を得るため、断崖絶壁に草をとりに行きます。恐怖を乗り越え、前へ前へと進んでいく姿は思わず惚れました。ヨナを拒否するつもりでいたジェハが、どんどん惹かれていく気持ちに共感します。出会えてよかったと思える作品。

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紙の本

坂田ワールド満喫

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

坂田靖子さんの「食」に関する短編を集めた作品集。

既読の作品が多いなと感じましたが、何度読んでも面白い!とくに「味噌ひとなめ」は大好きです。
バラエティに富んだ作品集で、いろいろな坂田ワールドが楽しめました。

未収録作品や描き下ろしも、少しですが収録されています。
描き下ろしがもっとたくさんあると、うれしかったのですが。贅沢でしょうか……。

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紙の本

紙の本十八史略

2012/02/04 07:08

知らなかった面白さ

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

陳舜臣氏の『小説十八史略 』を読んで、「十八史略 」に興味を持ちました。
タイトルだけ見ると難しそうですが、実は知らなきゃ損という面白さ。
角川ソフィア文庫なので、入門書としてぴったりだと思います。

本書のあとに陳舜臣氏の『小説十八史略 』や、本書と同じ著者の講談社学術文庫『十八史略』などを読むと、ますます楽しめることと思います。ほかの関連書も、さがしてみるつもりです。

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