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  3. 東北大学出版会さんのレビュー一覧

東北大学出版会さんのレビュー一覧

投稿者:東北大学出版会

113 件中 91 件~ 105 件を表示

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戦中戦後の激動期に東北帝国大学学生として過ごした二人の著者の勉学の様子、有名教授や中国人留学生との人間的交流など、当時の学生生活をヴィヴィッドに描いた回想記を中心に臨場感豊かに綴られている。混乱期の帝国大学に籍を置いた学生達の豊かな精神生活の軌跡、内面的向上心の清々しい雰囲気が横溢しており、それがゆえに、今日の大学で学問を目指す多くの学生のみならず、物質的な豊かさには事欠かない現代を生きる読者にとっても時代を超えた大切な何かを語りかける一書である。

《目 次》
はしがき
第一編   原田夏子
  第一章 戦中戦後を女子学生として東北大学に学んで
  第二章 私の思い出のなかの先生方
  第三章 太平洋戦争下の学生たち
  第四章 敗戦後の大学
  第五章 東北帝国大学の女子学生

第二編   原田隆吉
  第一章 芸術全般に高度の見識ある教養人たち
  第二章 中国でめぐり合った東北大学
あとがき
在学三年間の略年表

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私達“ひと”は、誕生の直後から齢(よわい)を加えていきます。幼児から小児、思春期を経て成人へ、そして老い、死にゆくのです。一連の過程の中で特に老化に伴って、病気に遭遇する機会が多くなるのは避けられません。しかしながら加齢のメカニズムを遺伝子・ゲノムの言葉で理解することにより、老化関連疾患の診断や治療、さらには予防において、有効な手立てを見つけることができるのではないか? 健やかな寿命を全うする為の医学、加齢医学の発展こそが我が国民の公益に資するものでありましょう。東北大学開学100周年を記念し、加齢医学研究所の教授陣が総力をあげて世に問うたのが、本書です。


《目 次》

序  論 寿命はどのようにして決まるのか

第一部 細胞はなぜ老化するのか
  第1章 細胞の運命―増殖と分化と死の仕組み―
  第2章 DNAの傷と生命、癌化と老化
  第3章 個体の寿命を制御するシグナル伝達経路―FOXOへの道―
  第4章 内なる敵、がん細胞の成り立ち
  第5章 永遠に生きる細胞―生殖細胞の不思議―

第二部 加齢はどのように進むのか―臓器、個体の老化―
  第1章 加齢とは―その病理学的理解―
  第2章 肺は身体の入り口
  第3章 免疫と加齢の進化学―ホヤ研究から,ヒトの相対位置を測る―
  第4章 アレルギーはどうして起きるか
  第5章 血管新生と加齢疾患
  第6章 動脈硬化とコレステロール代謝
  第7章 脳はいかにしてかたちづくられるか
  第8章 脳の老化(加齢)を画像で見る

第三部 健康寿命を保つために―加齢医学と未来の医療―
  第1章 臓器移植
  第2章 遺伝子治療
  第3章 再生医療実現のための基礎
  第4章 人工内臓による加齢制御
  第5章 テーラーメイド医療の未来―がんの個性と個別化―
  第6章 脳を若返らせるには
  第7章 健康寿命のための医療はどうあるべきか

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東北大学21世紀COEプログラム ジェンダー法・政策研究叢書 第11巻 別冊(2)(辻村みよ子監修)

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光感受性発作の脳波診断に光突発反応PPRの確認は欠かせない。PPR賦活にストロボ閃光刺激が普及している現況に異を唱え、より高率にPPRを誘発する赤と図形の点滅を開眼下で与える低輝度視覚刺激LLVS法を我々は案出した。ストロボフィルターはLLVS簡便法として開発されたが、それで誘発される光感受性者のPPRを本書では分かり易く図示する工夫を試みた。本法で得られるPPRは神経生理学の知見とより密接な照合を可能とし、病態生理の理解を深めるだけでなく、治療に直結する多くの情報を我々に提供する利点がある。

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ジェンダー法・政策研究叢書の最終巻として、各界の第一人者38名の執筆陣による政策提言とCOE活動のまとめを掲載。第一部では、公法領域について国連婦人の地位委員会日本代表目黒依子教授や猪口邦子元大臣などの論文を集める。第二部では、雇用・家族など私法領域について上野千鶴子・大沢真理・浅倉むつ子・八代尚宏教授らが問題点を指摘。第3部では学術分野の男女共同参画のために後藤俊夫・大隅典子教授らが提言する。最後に5年間の成果と課題がまとめられ、執筆者総数370名に及ぶ叢書・年報の総括にふさわしい内容となっている。


《目 次》

序 章 男女共同参画社会の実現にむけて

第一部 政治と公法領域のジェンダー法・政策
 第1章 日本政府のジェンダー政策自己評価と日本の課題
 第2章 初代専任の男女共同参画担当大臣として
 第3章 女性差別撤廃条約上の義務を履行するための提言
 第4章 リプロダクティブ・ヘルス/ライツの国際的潮流
 第5章 日本の男女共同参画の組織編成への提言
 第6章 政治における男女共同参画の技法
 第7章 市民との協働による男女共同参画推進に向けて
 第8章 市民社会のイニシアティブ
 第9章 地方自治体における男女共同参画の推進と課題
 第10章 男女共同参画計画の事業評価の意義と方法

第二部 家族と私法領域のジェンダー法・政策
 第11章 民法における「人」と女性
 第12章 「働く権利」と「ケアの権利」の保障を
 第13章 働いて,生きる
 第14章 経済の活性化と男女共同参画社会の実現
 第15章 社会的排除の装置と化した生活保障システム
 第16章 ライフスタイル中立的な平等政策へ
 第17章 ジェンダー・会社経営・CSR
 第18章 現代アメリカ法における「婚姻(marriage)」の解釈
 第19章 機能不全家族への国家による支援
 第20章 多様な女性とリプロダクティブ・ライツ
 第21章 介護保険契約をめぐる契約環境
 第22章 家族の法的保護

第三部 学術・教育政策とジェンダー
 第23章 理系分野における男女共同参画の更なる推進に向けて
 第24章 自然科学系分野における男女共同参画を進めるために
 第25章 キャンパス・セクシュアル・ハラスメント政策の課題
 第26章 大学における「男女共同参画」推進のための提言
 第27章 大学改革のための3つの組織
 第28章 アメリカ公立高校における男女別学教育拡大の論理

終 章 5年間の成果と「政策提言」

東北大学21世紀COEプログラム ジェンダー法・政策研究叢書 第12巻(辻村みよ子監修)


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20世紀哲学の最高峰とも言うべきハイデガーの思考の歩みに循環と転回という視点から接近し、他の哲学者たちとも対話しつつ、その歩みから他なるものの声への呼応を浮き彫りにした、長年にわたる著者の哲学研究の結晶。ハイデガー哲学をあくまでも可能性として受け取る本書がハイデガーの循環の存在論と転回の思考から引き出す他なるものの声への呼応とは、隠されたありさまでしばし存在するもの(他人でも、自己でも、人間以外のものでもありうる)による、「ありのままのものであらしめよ」というひそかな呼びかけへの、つねにすでに立ち遅れた応答である。


《目 次》

はじめに
序論
第一章 循環―初期フライブルク時代を中心に―
第二章 原始キリスト教とギリシャ哲学―宗教現象学における固有なものと固有ではないもの―
第三章 生の存在論としての<存在と時間>―マールブルク時代の古代哲学解釈―
第四章 循環から転回へ―『哲学への寄与』を中心に―
第五章 制約された主体性―二つのデカルト像―
第六章 非現前の現前あるいは存在することの彼方―レヴィナスとの対話―
第七章 他なるものの存在の論理―存在しようとするコナトゥス(努力・衝迫)をめぐって―
第八章 循環とその外部
第九章 相互理解とは別な仕方で―ハイデガーとガーダマーの解釈学
第十章 所有すること、存在すること―自らに固有なものをめぐって―
第十一章 他なるものの声―ハイデガーの転回とアドルノの否定弁証法―
おわりに

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2007年に創立100周年を迎えた東北大学を主要な研究、教育、文化、環境、生活など多方面から紹介する。河北新報に掲載されたコラムを編集し、写真も追加、世界にはばたく東北大学の雄姿をこの一冊で読み取ることができる。

 
《目 次》

刊行に寄せて
第1部 世界を舞台に 先頭走る研究者描く
第2部 実学の系譜 各分野での実績紹介
第3部 地域とともに 社会還元される成果
第4部 自由な学風 学生気質の変化探る
第5部 生き残りへの改革 あるべき姿を考える
第6部 夢への挑戦 未来の技術、戦略とは
第7部 提言 東北大100年

記念特集
東北大の歩み
沿革を振り返る~東北大の母体~
発展支えた名物総長
キャンパス探訪
数字で見る東北大
広がる国際交流
実学の継承者、脈々と
異才放ちストーリー彩る
未来へ1歩ずつ 仙台で育てた夢

刊行に寄せて
あとがき

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紙の本骨が語る奥州戦国九戸落城

2008/10/07 14:37

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数千人が籠城した奥州九戸城は天正19年9月2日、豊臣秀次を総大将とする数万人規模の上方軍に包囲され、9月4日には城主九戸政実が投降する。この時城に残る者を助命するという約束は反故にされ、開門と同時に上方軍がいっせいに城内になだれ込み、為すすべもなく逃げまどう籠城者を情け容赦なく殺戮した。それから約400年後の平成7年に、九戸城二ノ丸跡から十数体の惨殺死体が骨となって発見された。これらの人骨こそが戦国の世の酷さを如実に物語っている。


《目 次》

はじめに
第一章 史跡九戸城跡の発掘調査
第二章 九戸城二ノ丸跡出土人骨の同位体分析
第三章 九戸城二ノ丸跡出土人骨
第四章 文献史学的考察
あとがき
索引

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東北大学の文科系学部1年生向け理科実験科目「文科系のための自然科学総合実験」のテキスト。
テーマは21世紀の社会的興味である「地球・環境」「エネルギー」「生命」、身近な現象として「身の回りの科学」、「科学と文化」、それに自然科学を記述する言語である「数学の論理性」から構成される。各テーマについて数学・物理学・化学・生物学・地学の融合的視点から実験し、分野・専門を問わず、実験や観察を通して自然に触れ、自然のしくみを理解し、自然科学における論理性を理解できるように設計されている。


《目 次》

地球・環境
課題1 温暖な地球と温室効果
課題2 大気中の放射能
課題3 地球大気の大循環

エネルギー
課題4 色素増感型太陽電池

生命
課題5 生命のはじまり―線虫の受精と卵割―
課題6 ゲノムDNAによるコメの品種判別:DNA鑑定

身の回りの科学
課題7 “蛍の光”と血痕の検出:化学発光

科学と文化
課題8 弦の振動と音楽:文化の普遍性と多様性

数学:自然科学のの屋台骨
課題9 数学とその論理性―代数の話題から
課題10 球面三角形の幾何学

付録
付録A 国際単位系・科学基礎定数・ギリシャ文字

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本書は、シンポジウム『大学における「学びの転換」とは何か』の成果を取りまとめたもので、『大学における初年次少人数教育と「学びの転換」』(既刊)に続く第2弾。初年次教育を学士課程カリキュラムの中でどう位置づけ、カリキュラム全体としてどのように転換を図り、どのような知的発達を促すのか、という視点から、各学問領域での「学びの転換」の現状とその問題点を整理し、今後の展望を探る。わが国全体や世界の動向をも踏まえつつ活発な議論が展開される本書は、大学教育全体の今後の展望を考察し、教育改善を図る上で格好の一冊。

《目 次》
はじめに
第1章 大学における「学びの転換」の現状と課題
第1節 大学における学びの転換とは何か―大学段階での学習観の転換―
第2節 科学教育の国際的転換について
第3節 数学における高等学校と大学の連続・転換―数学教育に視点から―
第4節 歴史の学びにおける中等教育と高等教育
    ―イギリスの歴史教育の視点から―
第5節 経済教育に見る高校と大学の連続・転換―国際比較の視点から―

第2章 大学における「学びの転換」の課題と展望
第1節 初年次少人数教育の意義と「学びの転換」―コメント―
第2節 大学における「学びの転換」の課題と展望
    ―パネルディスカッション―

第3章 主要大学における「学びの転換」の取組み
第1節 初年次学生の学習動機付けを支える理念と仕組み
第2節 「学びの転換」のコンテキストの変容
おわりに ―総括と展望―

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世界各国において、ジェンダー平等をめぐる理論と実践はいかなる状況にあるか。本書では、2007年7月に仙台市で開催されたCOE国際シンポジウムでの議論を中心に、国際的視点からジェンダー平等実現の可能性を探る。第一線に立つ理論家、研究者、実務経験者が、ジェンダー平等と国家、政治、契約や家族との関係を検討し、理論と実践との架橋を図る。ジェンダー平等をめぐる今日の状況を理解するのに有益な一冊である。

《目 次》
はしがき ジェンダー平等をめぐる理論と政策
第一部 ジェンダー平等をめぐる国家と法
第二部 政治の領域とジェンダー平等
第三部 契約・家族とジェンダー平等
第四部 ジェンダー平等政策の展開

東北大学21世紀COEプログラム ジェンダー法・政策研究叢書 第11巻(辻村みよ子監修)

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社会科は暗記教科であるという考え方が根強いが、本当は考えることが必要な教科である。本書では経済分野と歴史分野において学習者が持ちがちな誤った認識や不十分な認識の実態が明らかにされている。そしてそれを正しい認識や深い認識に導くにはどうすればよいかが扱われている。教育心理学の研究として行われた10の研究が平易な文章でまとめられており、「考える社会科の授業」へのヒントが得られる本である。

 
《目 次》

序 章 〈社会科領域における認識研究〉への道筋と問題点

第1部 経済分野における不十分な認識とその修正
第1章 「お店のもうけ」に関する小学生の理解
    ―小売値と仕入れ値の関係―
第2章 経済現象に関する誤った説明原理としての福利ルール
    ―「需要の価格弾力性」に即して―
第3章 市場性の観点を欠いた商品価格に関する誤った認識
    ―小売価格は誰が決める―
第4章 競争ルールを適用できない不十分な認識とその修正
    ―JR渋谷-吉祥寺間の運賃はなぜ安い―
第5章 価格の違いをコストで説明する不十分な認識
    ―「山頂の缶ジュース」はなぜ高いのか―
第1部 まとめ

第2部 歴史分野における不十分な認識とその修正
第6章 歴史学習における「象徴事例」概念の提案とその利用
    ―理論的検討―
第7部 歴史認識の深化に及ぼす象徴事例と代入例の効果の比較
    ―大名行列での経費節約―
第8章 誤った歴史認識の修正に及ぼす象徴事例の役割
    ―江戸時代の政治の仕組み―
第9章 意見命題の受け入れに及ぼす象徴事例の効果
    ―戦争に対する国民の態度―
第10章 誤った認識を修正する象徴事例の条件
    ―明治政府に抵抗した地域―
第2部 まとめ

あとがき 


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大学における教員の能力開発(ファカルティ・ディベロップメント:FD)が、大学・政府双方で重要視され、強化されている。しかし、個性的で研究志向の強い教員が集まる大学では、強制ではなく教員の主体的な関与がなければ、FDは実質的な機能を果たさない。東北大学、スタンフォード大学、京都大学、愛媛大学などの取り組みや、文部科学省からの提言を取り上げながら、FDを大学教員のキャリアや人生の形成にいかに対応させ、研究と教育との相乗効果をどのように生みだしていくのかという本質論に、徹底的な討論を通じて迫る。


《目 次》
第1章 FDの現状と課題:研究と教育の二項対立を越えて
  第1節 研究大学のFDは何をめざすか
  第2節 FDの現状・課題と国際連携プロジェクトの背景
  第3節 国際連携プロジェクトの海外研修員活動と成果

第2章 学士課程教育を重視する研究大学の時代におけるFD
    ―スタンフォード大学と全米の動向から―

第3章 研究・教育のシナジーとFDの将来
  第1節 FDをめぐる大学政策
  第2節 研究大学におけるFDとFD地域連携:京都大学の場合
  第3節 愛媛大学におけるFDの取り組み
  第4節 東北大学におけるFDの展望

第4章 主要大学におけるFDの取り組み
  山形大学のFD活動と「国際シンポジウム」へのコメント
  青山学院大学のFDの現状
  国際シンポジウムの印象と東京農工大学のFD活動について
  すぐれた教育実践のノウハウを学生・教員・職員が共有する
  国際シンポジウム「研究・教育のシナジーとFDの将来」
   ―同志社大学の現状を踏まえて―
  FDのリアリティーとアレゴリー―違和感の根底にあるもの―
  東北大学国際シンポジウムへのコメントと広島大学のFDの取組状況
  熊本大学におけるFDの取り組みについて

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紙の本自然科学総合実験 2008

2008/10/07 14:21

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東北大学の全理科系学部1年生向け理科実験科目「自然科学総合実験」のテキスト。 テーマは21世紀の社会的興味である「地球・環境」「エネルギー」「生命」、それに「物質」「科学と文化」から構成される。各テーマについて物理学・化学・生物学・地学の融合的視点から実験し、初修者から比較的高度な教育を受けた学生にまで、自然に親しみ、自然を論理的に理解できるように設計した。「複雑な自然現象を 論理的に考え、本質を見抜く力を養う」、「自然を科学的(論理的)な文章で記述する能力を養う」ことを目標としている。概要は東北大学インター―ネットスクール特別講義の中に動画で紹介されている。

《目 次》
I  地球・環境
  課題1 環境放射線を測る
  課題2 イオン交換クロマトグラフィー
  課題3 重力加速度の測定を通してみた地球
II 物質
  課題4 電気伝導
  課題5 導電性高分子の合成
  課題6 簡単な有機化合物の合成
III エネルギー
  課題7 光のスペクトルと太陽電池
  課題8 燃料電池
IV 科学と文化
  課題9 弦の振動と音楽
V 生命
  課題10 細胞
  課題11 DNAによる生物の識別
  課題12 生体高分子の形と働き
VI 実験基礎技術
  課題13 オシロスコープ
  課題14 顕微鏡と検鏡法
  課題15 分子生物学基礎実験器具・技術

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紙の本形と空間のなかの私

2008/10/07 14:05

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「空間」は生活空間や都市空間、演劇空間や言説空間など多様であり、外部空間だけでなく、内部空間もある。二次元の絵画にさえ空間が想定され、空間認知は、知の成り立ちの根源でもある。「形」も、見えるものにはすべて形があり、言葉で表現できるとは限らないだけでなく、「形」の把握には、視覚はもとより触覚の働きも必要である。「空間」や「形」は、現象と理念とを繋いでもいる。本書は、空間認知や形の把握を通して、「私」の成り立ちを解明し、さらには従来の主知主義的な人間像の枠を超えようとする、意欲的かつ斬新な試みである。


《目 次》

序に代えて 無限の空間

第1部 認知を介した空間と私
一、視覚芸術と視覚障害
二、形と空間の知覚―モリヌー問題と倒立網膜像問題
三、カントの空間論・序説―身体・開闢・感情
四、「無限」の形象化と心の襞―構想力の可能性について

第2部 空間を介して生きる私
五、生きられる空間、もしくは世間という体
六、「暮らし」の社会空間
七、ムラ境の空間と民俗
八、メディア空間と地域イメージの表象
九、時空間と笑いについての断章
十、透けていく空間の重層性と〈仮想境界面〉の「張力」

第3部 芸術を介して内面化される空間
十一、十七世紀オランダ風俗画にみる「妻の鑑」
十二、宗教建築の空間―スクロヴェーニ礼拝堂を例として
十三、文学的空間と巡礼の旅―宮沢賢治「雁の童子」と
   和辻哲郎『古寺巡礼』を中心に―
十四、浮世絵に形象化された江戸という空間の魅力
十五、物語映画における「私」の位置
十六、絵画の始まりと終わり、そして顔の出現と消滅について
   ―イコンからマレーヴィチへ―

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