壱太郎さんのレビュー一覧
投稿者:壱太郎
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紙の本腕貫探偵
2012/01/30 15:58
神出鬼没な市民サーヴィス課臨時出張所
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安楽椅子探偵が謎解きをするミステリを初めて読みました。
安楽椅子探偵って話し手の情報だけで事件を紐解いていくんですね。
悩みごとを抱えた登場人物が、どこに出張してくるか予測のつかない神出鬼没な「市民サーヴィス課臨時出張所」に出くわし、謎の腕貫職員に何気なく相談してみるとあら不思議、概要を聞いて悩み事を的確に解決してくれる。
本当に神出鬼没としか言いようのないありえない場所に突如として現れてました。
あまり人気がなさそうな「市民サーヴィス課臨時出張所」なのですが、行列ができるぐらい人気があるみたいです。
短編なのですが、登場人物が繋がっていないようでちょっと関わり合いがあるので、そのあたりもちょっと楽しいです。
事件は、死体移動事件から恋の悩みまで幅広く何でも解決してくれます!
「スクランブル・カンパニィ」 が爽快でした。
紙の本ジェントルマン
2012/01/26 09:37
BL小説ではありえない結末
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漱太郎は、自分の中の常識を正当化し犯罪を犯罪と思っていない紳士。周りの人間をたくみに絡め取り、表面上は完璧に紳士に擬態している姿は恐すぎでした。夢生の周りは人間の傲慢さがあふれています。
最後は、果てしない絶望への輪舞曲を目撃した気持ちでした。
同性愛をテーマにしているボーイスラブのジャンルでは絶対にありえない結末に愕然となりました。
紙の本ミッドナイト・ジャーナル
2016/02/26 10:15
あっという間でした
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読み始めから心を持っていかれて、休みを入れることが出来ないまま読み終えました。続きが気になりすぎて、お茶を飲む暇もないくらいでした。最後のページにたどり着いた時は、緊張しすぎで肩が凝ってました(笑)
夢中になりました。面白かったです。
誤報…それも生死に関わる誤報というとんでもない所から話は始まります。
新聞社としての建前、記者としての責任、記事の正確性かつインパクト。とくに、責任について考えさせられます。
新聞記者はいらないのか?という問いかけがあります。その問いかけに真剣に悩んでしまいました。
流し読み・見出しだけ読みをしていましたが、新聞を真面目に読もう!と思いました。
紙の本同居人はひざ、時々、頭のうえ。 1 (POLARIS COMICS)
2015/11/13 16:44
なごみます
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飼い主目線と、猫目線で話が入れ替わります。お互いの思いが一致してないところが楽しくて。
とても気になるところで終わっています。次が楽しみです。
2015/10/22 15:43
なごみます
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金魚の歴史から基礎知識まで分かりやすく解説されています。それぞれの種類の金魚たちの、一番可愛いのではないかと思える写真も満載です。こんなに可愛らしく、ユーモラスな写真を撮るのは大変だっただろうなぁと思います。本来の目的とは違うのかもしれませんが、疲れた時に眺めて癒しをもらっています。
紙の本未明の家
2016/03/30 15:19
探偵さんに美しさは求めてなかったのですが
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15年本棚に入れたままだったのですが、今更になって読み始め、そして夢中になってます。
読み始めて3行。好みの文章というのがあるのを、あらためて感じました。
建物の描写が出てきます。想像しながら読むのも難しいですが楽しいです。
ボサボサよれよれが探偵さんの基本だと思っていたので、容貌に美しさは求めていなかったのですが、時折見える美貌ってのも箸休みのように感じてきて、これはこれで美味しいのかなぁと思ってきました。
登場人物も多く、誰もかれもが犯人に思えてきます。最後まで気が抜けません。
紙の本原罪の庭
2016/03/30 15:52
一条の光
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重い・辛い・苦しい・悲しい・怖い・逃げたいというのが分かっていたので、前作から少しだけ時間が空いてしまいました。
しかし、読み始めたら夢中でした。時間を惜しんで読んだのは久しぶりです。
ちょっと人を疑うのに疲れてしまいましたが、読まなくては建築探偵は語れないのではないでしょうか。
このお話ですっかり、蒼の応援者です。
世の中に沢山いる蒼の遠い遠い親戚で、ちょっとだけ事情を知ってるお兄さんお姉さんの仲間入りをしました。
この出会いがあっての蒼と京介。
蒼が京介に言った言葉がとてもうれしかったです。
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