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ジュンク堂書店 三宮駅前店書店員レビュー一覧5ページ目

ジュンク堂書店 三宮駅前店書店員レビューを100件掲載しています。81100件目をご紹介します。

検索結果 100 件中 81 件~ 100 件を表示

ジュンク堂書店 三宮駅前店店員

書店員:「ジュンク堂書店三宮駅前店」のレビュー

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ジュンク堂書店|三宮駅前店

カメラが撮らえた幕末・明治・大正の美女 津田 紀代 (監修)

カメラが撮らえた幕末・明治・大正の美女

目の保養です

 華族や財政界の令嬢や奥方の写真が多いのかと読んでいくと、意外に花柳界の女性の写真も多く掲載されています。  
 明治時代から美人コンクールがあったということに驚きました。
 写真の色が鮮やかです。
 
人文書担当 藤原

ジュンク堂書店 三宮駅前店店員

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原色金魚図鑑 かわいい金魚のあたらしい見方と提案 岡本 信明 (監修)

原色金魚図鑑 かわいい金魚のあたらしい見方と提案

赤と白

いろんな種類の色鮮やかなかわいい金魚を
カラー写真で楽しめる図鑑です。
品種は勿論飼い方や色に関する科学など、
金魚についての様々を知ることが出来る一冊です。

水の中を涼しげに泳ぐ金魚の写真に癒されます。

実用担当 小川

ジュンク堂書店 三宮駅前店店員

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ジュンク堂書店|三宮駅前店

ヤドカリ ひと目で特徴がわかる図解付き 日本各地のヤドカリ オカヤドカリ200種 有馬 啓人 (写真・文)

ヤドカリ ひと目で特徴がわかる図解付き 日本各地のヤドカリ オカヤドカリ200種

やっぱり住まいは大事!

ヤドカリと言えば貝殻をかぶって常に引っ越しをしているイメージがあります。
それもそのはず、ヤドカリは自分の成長に応じてより大きい貝殻を求め、また外敵から身を守る手段としても大きな貝殻を求めているため、ヤドカリにとって引っ越しは当たり前なのであります。
しかも、少しでも貝殻が気に入らなければ絶対に中に入ろうとしません。
なんというこだわり・・・。
我々に例えると不動産会社の物件を何件も見て回るようなもんでしょう。
そんなヤドカリにとって大事な貝殻にも注目して見てみるとともっと面白く見られる図鑑です。

理工担当 神谷

ジュンク堂書店 三宮駅前店店員

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あかいえのぐ エドワード・アーディゾーニ (作)

あかいえのぐ

ここにも「本当のさいわい」がある。

 アーディゾーニの描く子どもたちはいつも健気です。チムもそうだし『時計づくりのジョニー』のジョニーも。そして逆に大人は、と言えば、もちろん助けてくれる大人は居るんだけれども、一番見方でいてくれなきゃいけない両親が、自分のことで手一杯だったり、肝心な時に居なかったり、理解してくれなかったり…となんとも不甲斐ないのです。
 さて、この『あかいえのぐ』の場合も、貧しい絵描きのお父さんに、お金が無いことを嘆き打ちひしがれているお母さん。そんな両親を支え、サラとサイモンの姉弟は一生懸命家の仕事を手伝っています。一家の唯一の望みは、今お父さんの描いている絵が売れること。でもあと少しで出来あがるという時に絵の具が足りなくなってしまいます。もちろん買うお金はありません。一体この家族はどうなってしまうか、ハラハラさせられるのですが、サラとサイモンの健気な頑張りがもたらしてくれる結末に、ああ、ここにも「本当のさいわい」がある、と私も安心感と幸福感に包まれるのです。

児童書担当 池畑

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古墳の歩き方 まりこふん (著)

古墳の歩き方

あるようでなかったガイドブック

どうしてもお城のような豪華さ・華やかさには欠けますが
古墳にだって負けないくらい歴史のロマンがあります。
地域ごとに紹介されているので実は近くに古墳が!ということもあるかも。
古墳の紹介だけでなく、周りの施設についても紹介されているので
まさに「使える」ガイドブックです。

人文書担当 清瀬

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すみっコぐらし ここがおちつくんです よこみぞ ゆり (著)

すみっコぐらし ここがおちつくんです

確かに落ち着く・・・

すみっこってどうして落ち着くのでしょう?
キャラクターたちもかわいくて癒されます。
部屋のすみっこで読みたいです。

樋口

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えいごのもと 60単語で「イメージ力」を身につける 関谷 英里子 (著)

えいごのもと 60単語で「イメージ力」を身につける

使いこなすとハイレベルな英語力のつく本

 社会人なら押さえておきたい60の単語を取り上げているそうですが、「この60単語をマスターしたら英語がペラペラに話せるようになる」というわけではありません。
 著者が提唱しているイメージ力(音として耳に入る英語をその都度日本語に置き換えるのではなく、頭の中で映像化する力)を養うために、著者が1つの単語をどのように捉えたを追体験することで自分なりの辞書の引き方や語彙の捉え方を磨くことができる本です。
 イメージを膨らませる手伝いのために添えられたイラストはとてもシンプルで愛嬌があるので初心者向けかと思われがちですが、辞書を丹念に引きながら必死で英語を学んできた方にこそ、この本の良さは伝わるのではないかと思います。

語学書担当 高畑

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狼と香辛料 10 (電撃コミックス) 小梅 けいと (作画)

狼と香辛料 10 (電撃コミックス)

行商人と賢狼の旅

電撃文庫原作の人気タイトルコミカライズも、連載7年にしてはや10巻目!
今巻のストーリーは原作8、9巻にあたる対立の町。
ケルーベの町の北側の漁船が幻の海獣イッカクが釣り上げるが、それを北側が違法な漁だとして
拿捕してしまう。
もともとあった町の確執に加え、イッカクの所有権を廻る争い。
女商人のエーブ、組合の副館長のキーマンが北と南に付きそれぞれの思惑を企てる中、
板挟みに合うロレンスはこの窮地を切り抜けることができるのか・・・。
原作とは違った魅力を持つ、小梅けいと先生が描くホロや悪い顔をするエーブやキーマンが非常に
印象的で、原作を知っていても楽しめること間違いなしです!

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生きていく民俗 生業の推移 (河出文庫) 宮本 常一 (著)

生きていく民俗 生業の推移(河出文庫)

高度成長期以前の日本に思いを馳せる

「なぜ働かなくてはいけないのか?」
「職業とは一体なんなのか?」
などという甘っちょろい思いが頭に浮かんだら、この本を読み返そうと思っています。

ジュンク堂書店 三宮駅前店店員

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鹿踊りのはじまり 宮沢 賢治 (作)

鹿踊りのはじまり

「文字」で読むだけではもったいない物語

この物語を最初に読んだのが、宮沢賢治の物語をまとめて読んでいた時だったので、哀しい結末や残酷な話が続いていてだんだんつらくなっていたところに、ほっこりと和めるお話に出会えて大変嬉しくなったものでした。どちらかと言うとユーモラスなものと捉えていた鹿たちの姿が、この絵本では大変優美に描かれていて、いい意味でイメージを覆されたことで「絵本」の面白さを実感させられたのでした。この感情は、文字だけで読んだり「挿絵」程度で見ただけでは得られなかったもの。知っているはずの話でも、このような自分の想像を超えた表現に出会うことができるので、大人の方にも是非絵本を手にとって頂きたいです。

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後遺症ラジオ 1 (シリウスKC) (シリウスKC) 中山 昌亮

後遺症ラジオ 1 (シリウスKC)(シリウスKC)

秋の夜長にじっとりした恐怖を。

代表作「不安の種」ではオムニバス形式で何気ない風景の中に紛れている「ナニカ」を淡々と描いてきた作者。
今作もそんなオムニバス形式を受け継ぎながらも全体を通して描かれるのは「髪」にまつわる話。
作中何度か出て来る「オグシ様」というキーワードも気になります。

とにかくホラーというよりなんだか嫌ーな恐怖が背中にはりつくことうけあいです。
自宅で読むのが怖い人はお友達へのプレゼントに、なんていかがでしょうか。

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はんだくん 1 (ガンガンコミックス) ヨシノ サツキ (著)

はんだくん 1(ガンガンコミックス)

孤高のカリスマ半田清

「ばらかもん」の主人公半田清の高校時代を描いたスピンオフコミック。
書道家になった生い立ちや父親との確執なんかが描かれているのかと思いきや、
思った以上にギャク漫画でした!
周りは天才書道家として一目おいているのを、本人は全校生徒から嫌われていると勘違いしており、
その行き違いから生まれるストーリーは笑いなしには語れません。
本編のばらかもんを読んでいなくても十分楽しめる作品です。

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もえプロ 女子のための“萌える”プロレスガイドブック 清野 茂樹 (文)

もえプロ 女子のための“萌える”プロレスガイドブック

萌える闘魂

「プロレスが気になる・・・けどよくわからないわ」という女子のために作られたプロレスガイドブックです。
表紙からしてファンシーで初心者女子も手に取りやすいのではないでしょうか。

これをきっかけにプロレスにはまった女子のために過去のレスラーを扱った本も出来ませんかね。
そのときは是非全日レスラーも紹介してもらえればうれしいです。

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とんだ、とべた、またとべた! 森山 京 (作)

とんだ、とべた、またとべた!

誰かを励ますことは自分の励みにもなる・・・。

なんとなく、そんなことを思いました。
一人ぐらしのリスのおじいさん。いっしょにおしゃべりをしたり、ゴルフをしたりする友だちもいるし、コーラスグループにも入っていたりして、決して孤独に暮らしているわけではありません。そんなリスのおじいさんが住む大きな木の下で、一生懸命なわとびの練習をするクマの男の子を見かけるようになりました。クマの子は、他の子どもたちのようになわとびが上手に跳べません。最初はあきれ気味に見ていたおじいさんも、少しずつ少しずつ跳べるようになっていくクマの子を熱心に応援するようになっていきます。
 幼年どうわなのに珍しく、おじいさんの方が主役。想定されている読者よりもむしろ「老い」という店でおじいさんの方に近い私にとっては、胸がつまるところ、泣きそうなほど嬉しいところ、などなど色々な読み方が出来て奥深さを感じました。

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殴り合う貴族たち 平安朝裏源氏物語 繁田 信一 (著)

殴り合う貴族たち 平安朝裏源氏物語

タイトルに偽りなし?!

平安貴族と聞いて私たちが思い浮かべるのは「源氏物語」に出てくるような雅な世界で優雅に暮らす人々ですが、実際の貴族たちは天皇の御前で取っ組み合いの喧嘩をしていたり、従者を撲殺してしまったり、喧嘩相手の家を壊しに行ったり、平安京も壊しちゃったり、かなりやりたい放題。
あまりのやんちゃっぷりに貴族のイメージ壊れまくりですが、酔っ払って騒いだりしてるのは今と同じだったりして面白いです。藤原道長など有名な貴族も出てきたりしますのでこれまでとちょっと見方が変わるかもしれません。
続編の「王朝貴族の悪だくみ」も是非一緒に読んでいただきたい一冊。

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谷川俊太郎詩と絵本の世界 (玄光社MOOK)

谷川俊太郎詩と絵本の世界(玄光社MOOK)

この方の紡ぐ「言葉」によって育ってきたと実感する本。

普段絵本を扱っていると、それはそれはたくさんの谷川俊太郎さんが文を書いていたり翻訳された作品に出会います。こんな風に改めてリスト化されると、「ああ、あの本も、この本も・・・」とその数に圧倒されます。誰かに読んでもらった絵本、文字が読めるようになってから自分で読んだ絵本、教科書で出会った文。たくさんの人の記憶の中に谷川さんの言葉が存在しているのだと感じました。

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荒神 宮部 みゆき (著)

荒神

怪物よりも恐ろしいもの

宮部みゆき作品に多く登場する「悪」は仏教用語の「善悪不二」の「悪」のようだ。
「善」は善として「悪」は悪として二項対立的に描かれるのではなく、悪として描かれていても何らかの善の裏返しとして出てくる。

今作品に出てくる怪物。
蛇のような蝦蟇のような見たことのない姿で、巨大な体躯にもかかわらず動きは俊敏。
鱗で覆われていて、矢も刀も通じないし、口から出す粘液は人間の体をいとも簡単に溶かしてしまう。
一晩で村全体を壊滅させてしまうほど恐ろしい。

いかにも悪の化身だが、この怪物に関わる人々の思惑の方が、怪物自体よりも実は恐ろしいのではないか。

それは人の心が怪物よりも凶悪だということではなく、自分が正しいと思えればどんなに恐ろしいことでも実行できてしまうということ。
あるいは恨みを晴らすためならどんなに残虐なことでもできてしまう。
でも、実は、そこから少し立ち止まって、あるいは戻ってみて、振り返ることができたなら、「悪」は「善」に変わるかもしれない。

自分は正しいと思って行ったことが引き起こす悲劇。
自分が正しいと思って行ったことが、他者にとっては「悪」となりうると気づいたときの心の戸惑い。
そんな心の揺れや裏表が感じられるような描写の中では、一片の迷いもないような悪人も正義のヒーローも出てこない。
ただごく普通の人たち。自分もその立場に立ったなら同じことをしてしまうのではないかと思ってしまうような普通の人たちが出てくるだけだ。
その普通の人がこれほど恐ろしいことをやってのけてしまうということが、怪物そのものよりも恐ろしい。
でも、その普通の人がそんな悪を受け止めて、そして乗り越えようとしている。
「世界ははもっと豊かだし、人はもっと優しい。」という言葉が胸にしっとりと広がる。

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てまえみそのうた うたっておどってつくれる絵本 小倉 ヒラク (作)

てまえみそのうた うたっておどってつくれる絵本

我が家の味が一番!

てまえみその「てまえ」という言葉には、自我自賛するという意味と、自前や自家製といった意味があります。
つまり、自分の家で作ったみそが自慢したくなるくらい一番うまいのです。
それがなんと、うたっておどってつくれてしまうのでこれはつくるっきゃない。
子供たちに伝統文化を伝えるために、食の大切さを知ってもらうために最適な一冊です。
みんなで自慢し合いましょう。

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「消費」をやめる 銭湯経済のすすめ 平川 克美 (著)

「消費」をやめる 銭湯経済のすすめ

イマジン オール ザ ピーポー

経済が成長し続けるってもう無理がありますよね、という話。ムヒカ大統領も言っていました。

社会科学 K

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あしたも、さんかく 毎日が落語日和 (文学の扉) 安田 夏菜 (著)

あしたも、さんかく 毎日が落語日和(文学の扉)

できれば三世代で読んで欲しい物語。

 クラスを盛り上げようと一人であれこれ頑張る圭介。でも、それをクラスのみんなからはありがた迷惑と言われて落ち込んでいる。そんなところへ、以前圭介のためにお母さんが貯めていたお金を自分の落語会のために使いこみ、そのことでお父さんと大喧嘩して以来行方知れずだったおじいちゃんが現れる…。
 頭に思い浮かんだことをそのまま口に出し、行動するのが子ども時代なのだとすれば、周りの人が思っていることを察して出来るだけ不快な思いをさせないようにするのが大人、ということなのか?と、「空気を読め」と圭介が言われた場面で考えさせられました。圭介のおじいちゃんは、まさに子どもがそのまま大きくなってしまったような人。そのために苦労させられたお父さんとの親子関係の問題とか、おじいちゃん自身の「落語」という芸に対する思いや生き方がどんな風に変わっていったか、など、大人が読んでも、むしろ大人の方が、考えさせられたり励まされたりすることが多いのでは、と思った作品でした。

児童書担当 池畑

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