ジュンク堂書店 池袋本店書店員レビュー一覧5ページ目
ジュンク堂書店 池袋本店書店員レビューを100件掲載しています。81~100件目をご紹介します。
検索結果 100 件中 81 件~ 100 件を表示 |
書店員:「ジュンク堂書店池袋本店」のレビュー
- ジュンク堂書店
- ジュンク堂書店|池袋本店
奇想の系譜 (ちくま学芸文庫) 辻 惟雄 (著)
岩佐又兵衛・狩野山雪・曾我蕭白・伊藤若冲・長沢蘆雪・歌川国芳を「再発見」
岩佐又兵衛・狩野山雪・曾我蕭白・伊藤若冲・長沢蘆雪・歌川国芳を「再発見」した『奇想の系譜』から40年、白隠・葛飾北斎が新たに加わり、「新・奇想の系譜」とも呼べる内容で、平易な語り口で江戸絵画の愉しみを存分に伝える。
書店員:「ジュンク堂書店池袋本店」のレビュー
- ジュンク堂書店
- ジュンク堂書店|池袋本店
ギョッとする江戸の絵画 辻 惟雄 (著)
岩佐又兵衛・狩野山雪・曾我蕭白・伊藤若冲・長沢蘆雪・歌川国芳を「再発見」
岩佐又兵衛・狩野山雪・曾我蕭白・伊藤若冲・長沢蘆雪・歌川国芳を「再発見」した『奇想の系譜』から40年、白隠・葛飾北斎が新たに加わり、「新・奇想の系譜」とも呼べる内容で、平易な語り口で江戸絵画の愉しみを存分に伝える。
書店員:「ジュンク堂書店池袋本店」のレビュー
- ジュンク堂書店
- ジュンク堂書店|池袋本店
奇想の図譜 からくり・若冲・かざり (ちくま学芸文庫) 辻 惟雄 (著)
日本の美を貫くモチーフはなにか。『奇想の系譜』で
日本の美を貫くモチーフはなにか。『奇想の系譜』でセンセーションを巻き起
こした当代一の美術史家が、縄文土器以来の歴史を渉猟しつつ、日本美術
の独創的なおもしろさを掬いとり、その源泉を探る。奇想から花開く鮮烈で
不思議な美の世界へ読者をいざなう、刺激的な日本美術案内。
書店員:「ジュンク堂書店池袋本店」のレビュー
- ジュンク堂書店
- ジュンク堂書店|池袋本店
北斎漫画 VOL.1 江戸百態 葛飾 北斎 (画)
江戸末期刊行の歴史的ロングセラー、『北斎漫画』(全15編)を
江戸末期刊行の歴史的ロングセラー、『北斎漫画』(全15編)を文庫サイズ
に再編集する全三巻のシリーズ。第一巻は、市井に暮らす人々の姿や風俗、
生活用具や建物など、江戸の日常を描いた図版を総集。「人物絵鑑」「日常
茶飯」「動態活写」「道具百科」で構成。
書店員:「ジュンク堂書店池袋本店」のレビュー
- ジュンク堂書店
- ジュンク堂書店|池袋本店
北斎漫画 VOL.2 森羅万象 葛飾 北斎 (画)
動物、植物、名所・名勝といった風景から 雨や風といった気象など
動物、植物、名所・名勝といった風景から 雨や風といった気象など、主に自
然を描いた図版を収録。「鳥獣蟲魚」「山川草木」「波浪流水」「天地造化」
で構成。
書店員:「ジュンク堂書店池袋本店」のレビュー
- ジュンク堂書店
- ジュンク堂書店|池袋本店
北斎漫画 VOL.3 奇想天外 葛飾 北斎 (画)
和漢の故事や伝説、芝居の名場面や宗教的画題、幽霊、妖怪といった
和漢の故事や伝説、芝居の名場面や宗教的画題、幽霊、妖怪といった幻想
的な世界を中心に収録。「狂態百出」「故事拾遺」「百鬼図会」「神仏風姿」
で構成。全三巻の、図版の総索引や、定本に掲載されていた柳亭種彦、式
亭三馬による序文もあわせて収録。
書店員:「ジュンク堂書店池袋本店」のレビュー
- ジュンク堂書店
- ジュンク堂書店|池袋本店
江戸絵画入門 驚くべき奇才たちの時代 河野 元昭 (監修)
狩野探幽から光琳、大雅、応挙、若冲、白隠、北斎まで
狩野探幽から光琳、大雅、応挙、若冲、白隠、北斎まで、250 年の絵画史
を分野別に構成し、新しい視点で名作を収録した決定版ビジュアル入門書。
書店員:「ジュンク堂書店池袋本店」のレビュー
- ジュンク堂書店
- ジュンク堂書店|池袋本店
長沢芦雪 千変万化のエンターテイナー 狩野 博幸 (監修)
蕭白・若冲と並ぶ近世画壇の奇想三羽烏のひとり
蕭白・若冲と並ぶ近世画壇の奇想三羽烏のひとり。奇想・奔放から優美・情
趣に満ちたものまで変幻自在。鋭敏な美的センスと卓越した画技。謎に満ち
た天才画人の生涯と事績を、絵画作品とともに辿る、初めての一冊。
書店員:「ジュンク堂書店池袋本店」のレビュー
- ジュンク堂書店
- ジュンク堂書店|池袋本店
江戸絵画の不都合な真実 (筑摩選書) 狩野 博幸 (著)
又兵衛、一蝶、若冲、蕭白、芦雪、岸駒、北斎、写楽を取り上げ
又兵衛、一蝶、若冲、蕭白、芦雪、岸駒、北斎、写楽を取り上げ、その作
品を虚心に見つめ、文献資料を綿密に読み解くことで、社会的・政治的・文
化的「不都合」として隠蔽された「真実」を掘り起こす。
書店員:「ジュンク堂書店池袋本店」のレビュー
- ジュンク堂書店
- ジュンク堂書店|池袋本店
目をみはる伊藤若冲の『動植綵絵』 伊藤 若冲 (画)
若冲の生涯の傑作『動植綵絵』全30 幅、そのすべてを収録
若冲の生涯の傑作『動植綵絵』全30 幅、そのすべてを収録。70 数年ぶり
に発見された幻の絵巻『菜虫譜』も収めた絢爛たる世界。
書店員:「ジュンク堂書店池袋本店」のレビュー
- ジュンク堂書店
- ジュンク堂書店|池袋本店
日本美術の歴史 辻 惟雄 (著)
縄文からマンガ・アニメまで―日本美術史研究の第一人者による
縄文からマンガ・アニメまで―日本美術史研究の第一人者による書下し通
史。「かざり」、「あそび」、「アニミズム」の3つのキーワードを手がかりに、380点の図版とともに日本美術の流れと特質を大胆に俯瞰する。オールカラー。
書店員:「ジュンク堂書店池袋本店」のレビュー
- ジュンク堂書店
- ジュンク堂書店|池袋本店
無頼の画家曾我蕭白 狩野 博幸 (著)
悪夢のような凄まじい画から、軽妙洒脱な水墨画や
悪夢のような凄まじい画から、軽妙洒脱な水墨画やドラマチックな山水画ま
で―めくるめく“ 水墨サイケデリック” の世界へようこそ。江戸中期の京都、伊勢、播磨を舞台に筆一本でどん底から這い上がった叩き上げ画家の尋常ならざる作品世界。
書店員:「ジュンク堂書店池袋本店」のレビュー
- ジュンク堂書店
- ジュンク堂書店|池袋本店
江戸絵画万華鏡 戯画の系譜 榊原 悟 (著)
江戸時代、絵師たちの好奇心と自由奔放な想像力は
江戸時代、絵師たちの好奇心と自由奔放な想像力は、「戯画( 戯れ絵)」と
いう独自の表現世界を生み出し、目の肥えた江戸庶民を唸らせた。意外性と
機知性、諧謔性に富み、最も江戸的な絵とも評される 若冲、芦雪、国吉、
暁斎ら、名だたる絵師が描いた第一級の戯画を一挙掲載。
書店員:「ジュンク堂書店池袋本店」のレビュー
- ジュンク堂書店
- ジュンク堂書店|池袋本店
河鍋暁斎戯画集 (岩波文庫) 河鍋 暁斎 (著)
葛飾北斎を師と仰ぎ、幕末から明治中期にかけて活躍した
葛飾北斎を師と仰ぎ、幕末から明治中期にかけて活躍した反骨の絵師、河
鍋暁斎(1831‐89) の戯画集。頑固な旧弊と皮相な文明開化を痛烈に諷刺
した暁斎の戯画には、健康な笑いと新時代の息吹があふれ、当時、東京名
物の一つとして人気を博した。代表作を満載。
書店員:「ジュンク堂書店池袋本店」のレビュー
- ジュンク堂書店
- ジュンク堂書店|池袋本店
河鍋暁斎 奇想の天才絵師 超絶技巧と爆笑戯画の名手 (別冊太陽) 安村 敏信 (監修)
江戸狩野派や国芳の浮世絵の域を超えて
江戸狩野派や国芳の浮世絵の域を超えて、独自の狂画の世界を確立した、
幕末・明治期の絵師、河鍋暁斎(1831~89)。様々な技法や奇抜な構想力
を活かして、強烈な個性を発揮したその全貌を紹介。
書店員:「ジュンク堂書店池袋本店」のレビュー
- ジュンク堂書店
- ジュンク堂書店|池袋本店
もっと知りたい歌川国芳 生涯と作品 悳 俊彦 (著)
文化文政、江戸文化の爛熟期から幕末にかけて活躍した
文化文政、江戸文化の爛熟期から幕末にかけて活躍したチャキチャキの江戸
っ子浮世絵師国芳は、大胆奇抜な発想と抜群のテクニックで、江戸庶民のニ
ーズに応え多彩な絵をものした。その膨大な画業を年代とテーマでたどる。
書店員:「ジュンク堂書店池袋本店」のレビュー
- ジュンク堂書店
- ジュンク堂書店|池袋本店
もっと知りたい葛飾北斎 生涯と作品 永田 生慈 (監修)
美と創造の分野で後世に名を残した巨匠たち
美と創造の分野で後世に名を残した巨匠たち。90 歳で没するまで、常に作
画への執念を燃やしつづけ、多彩な作域を示した葛飾北斎の人生を年代順に
紹介し、その素顔と作品の魅力に迫る。
書店員:「ジュンク堂書店池袋本店」のレビュー
- ジュンク堂書店
- ジュンク堂書店|池袋本店
狩野派決定版 山下 裕二 (監修)
室町時代から幕末・明治まで、400 年間続いた絵師の家系、狩野派
室町時代から幕末・明治まで、400 年間続いた絵師の家系、狩野派。豪華
絢爛たる障壁画で権力者たちを魅了し、日本絵画史に君臨した絵師一族の
画業を網羅。
書店員:「ジュンク堂書店池袋本店」のレビュー
- ジュンク堂書店
- ジュンク堂書店|池袋本店
脱出記 シベリアからインドまで歩いた男たち (ヴィレッジブックス) スラヴォミール・ラウイッツ (著)
ノンフィクションの名著!とあちこちで薦めている本書が
ノンフィクションの名著!とあちこちで薦めている本書が、9月に「ウェイバック 脱出6500km」というタイトルで映画公開される。
第二次世界大戦中、ポーランド兵だった主人公はスパイ容疑でソ連当局に逮捕されシベリア収容所へ送られる。ここで虜囚として永らえるのか、自由と尊厳のために命を賭けるか?慎重に考えた末、彼は脱出することを決意する。
そこからはサバイバルものの醍醐味! 収容所の監視下で少しずつ仲間と物資を集め、彼らはついに脱走する。めざすはイギリス領インド、ゴビ砂漠もヒマラヤもすべてを徒歩で越える過酷なルートだ。しかし本書の魅力はサバイバルだけではない。道中で拾った少女を大切にかばいながら進む様子、チベット・モンゴルの人々とのあたたかい交流、そして「決してあきらめない」という彼らの精神力には読むたび勇気をもらえる。父親から友人まで、特に男性陣には何か訴えるものがあるようで大好評な本です。
(評者:ジュンク堂書店池袋本店 文庫担当 北山志歩)
書店員:「ジュンク堂書店池袋本店」のレビュー
- ジュンク堂書店
- ジュンク堂書店|池袋本店
台湾海峡一九四九 龍 應台 (著)
台湾の1949年といえばまさに台湾史上の大転換点で
台湾の1949年といえばまさに台湾史上の大転換点で、蒋介石国民党政府が台湾へ撤退した年だ。このタイトルだけでこの本がどれだけのドラマを秘めているか想像できると思う。
想像は軽く上回り、一つ一つのドラマに心が引き裂かれそうになる。国共内戦の荒れ狂った時代の中で餓え、戦い、なんとか生き延びた当事者達に聞き取りをし、その貴重な歴史を著者の息子に向けて語る、といった体裁でありながら膨大な資料を読み込んだ上で書かれているため客観性に欠く事はない。記録上の死者数のような無味乾燥さではなく、かけがえのない人の物語を書くような細やかな筆致の、そのバランスが素晴らしい。
この本は中国では禁書となっているようだ。日本でも国共内戦についての書物は極めて少ない。私自身、この本を読むまで台湾の現代史をきちんとわかってはいなかった。全434ページ。気軽にとれる厚さの本ではないかもしれない。しかし過去は現在と無縁のものではない。台湾の60年の痛みを、ぜひ多くの方に読んでもらいたい。
(評者:ジュンク堂書店池袋本店 人文書担当 森暁子)