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紙の本
『鴨川ホルモー』との繋がりを含め、それぞれによく練られたスピンアウト6話
2020/05/11 23:04
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
奇想天外な物語展開が面白かった前作『鴨川ホルモー』。そのスピンアウト的短編集である。こちらから読んでももちろん面白いが、前作を呼んだのち紐解くのをおススメ。個人的には、第三景「もっちゃん」がいちばん好き。もっちゃん=梶井基次郎で、彼をモデルに描かれた短い物語がしみじみと心を打ちます。
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ホルモー
2019/11/15 14:11
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
鴨川ホルモーが面白かったのでこちらも。これは両方読まなくては駄目ですね。少年と食べる抹茶アイスが印象的。
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ホルモォォォォォオー!
2017/12/04 19:25
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投稿者:麻婆ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る
『ホルモーってなんぞや?』と思ったそこのあなた!もうこの『ホルモー六景』を読まずにはいられませんよ!シリーズ一段『鴨川ホルモー』とつながるところが多いので、さきにそちらも読むのがおすすめです!
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奇妙な文通の謎
2017/11/23 17:51
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、「鴨川ホルモー」の読後すぐに読むことを強く勧めます。
主人公の安倍の視線で展開する「鴨川ホルモー」に対し、本書は脇役たちの視線で進行します。結果、「鴨川ホルモー」を立体的に理解でき、面白さが倍増します。
内容は6編の話で構成されており、どれも珠玉の作品で、甲乙付けがたいですが、敢えて一編を選ぶとしたら、最終話です。奇妙な文通の謎が解き明かされる時、絶望と希望が顕れ、鮮やかなハッピーエンドに仕上がっています。「本能寺ホテル」に通じるものを感じ、あの映画はパクりだったと確信したのでした。
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長持の恋、そして愛しのもっちゃん
2016/02/09 00:13
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投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
ふ、不覚にも『長持の恋』で涙してしまった。ホルモーに泣く日が来るとは!でもすっごいいい話だった…なべ丸、400年の時を越えて約束守るなんて、見上げた男だよ。うへ様をお守り通すことはできなかったけど、それでもおたまを幸せにすることできたから結果オーライ。でもって、もぅ。万城目さん。梶井基次郎出演させるなんて、憎い。いけず。わたしの一番好きな作家をさあ、あんな簡単に蘇らせるなんて。しかもちゃんと檸檬のエピソードまで。もっちゃん、もっちゃんって最初誰のことか分かんなかったし。もっちゃんステキすぎ。会えて嬉しい!
万城目さんの言葉選び、独特だよなあ。いろーんな言葉があたまに詰まっているんだろうな。言葉から醸し出される世界観。嵌ってしまう。
万城目ワールドのとりこ。
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対象読者のストライクゾーンが狭いが、逆に云えば、前作を愉しめたひとには、 本書も愉しめること、請け合い
2011/06/24 14:13
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投稿者:ぜのぱす - この投稿者のレビュー一覧を見る
あの 『鴨川ホルモー』の世界が帰って来ました。
しかも、有栖川有栖に依る解説と云う贅沢さ。早速、冒頭を引用しよう。
---------ココから----------
解 説 瑞々しい青春ホラ小説
本書は、『鴨川ホルモー』の登場人物たちの「実は、あの時・・・・・・」や、非登場人物たちの「実は、こんなことも・・・・・・」を描いたオムニバス短編集で、六つのエピソードから成るスピンオフ的な続編だ。『鴨川ホルモー』をすでに読んだ方を想定して書かれているが、この『ホルモン六景』をいきなり読んだらさっぱりわけが判らない・・・・・・ということもない。そして、前作が読まずにいられなくなることは請け合いだ。
---------ココまで----------
成る程、『ホルモー』の世界は、ホラ話なのか。云い得て妙である。
と感心した訳だが、上述の後半部に関しては、僭越乍ら、全くの素人が、プロの作家に向かって、異を唱えざるを得ない(笑)。幸い、読者には、プロもアマもないので、許して貰おう。
アリスの云う様に、本書には、前作のスピンオフ物語が満載である。其れ故に、先ず、前作『鴨川ホルモー』を読んで、その特異な世界に触れて下さい。そして、その世界にどっぷり浸かり、それを愉しめた者だけが、本書へ戻って来て下さい。
残念乍ら、前作を読んでいない、或いは、 愉しめなかったひと達には、本書を読む資格がありません、と云うよりも、読んでも、その面白さは、ほとんど理解出来ないでしょう(笑)。勿論、プロの作家が、作品として売っている以上、或る程度、物語をフォローすることは可能であろうが、その行間にある物は、全く見えて来ないであろう。
それ程、本書は、対象読者のストライクゾーンが狭いのである。が、逆に云えば、前作を愉しめたひと達にとっては、至るところで、ニヤニヤ、ワクワク、ホウホウ、ドキドキ、ホクホクすること、請け合いだ。
従って、前者にとっての評価は、★〜★★★にしかならないであろうが、後者にとっては、★★★★★である。ココでは、平均を取って、★★★★としておこう。
最後に、ひとつだけ、本書からのエピソードに触れておこう。前作では、京都の東西南北に位置する京都大学、立命館大学、龍谷大学、京都産業大学の学生のメンバーに依る対抗戦で、『ホルモー』が闘われていたのであるが、本書では、実は、他の大学でも過去に行なわれていたこと(これは、深読みをすると、解説者が有栖川有栖であることと関係があるのか?)、また、東京でも、似た様な対抗戦が、密かに行なわれていることが、明らかになった。若しかすると、更なる続編が期待出来るのか?なら、とっても、嬉しい、のだが。
私にとっての目下の大問題は、前作を読み返したいのに、何処へ行ったのか、家中を捜しても見付からないことである。
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一見サンも入りやすい作品を期待
2017/08/19 02:33
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投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
『鹿男あをによし』といい、『しゅららぼん』といい…相変わらず、ストーリーを読み解きにくい笑
あらすじ内容で「面白そう」と判断するのですが、文庫のあらすじを見てもピンと来ない…
表紙のイラストからも読み解きにくい…
ただ『プリンセス・トヨトミ』や『鹿男』が想像以上に面白かったので(…というより、内容が想像できなかったから、「想像以上」とも言えないのだけれど…)
少しの期待を込めて詠んだら、やっぱり面白かったです!
『鴨川ホルモー』の続編とのことなので、そちらを最初に読まなかったから、最初の頃は話がついていけないところもありましたが、それでも十分に楽しめました。
テンポもいいし、恋愛要素もベタベタしすぎず、全体的に見ればよかったと思えます。
ただ、京都を前面に押し出し過ぎて、京都に行ったことがない者からすればピンとこない描写もあったりなかったり…
(そのぶん、京都に行ってみたくなりましたが…)
小説そのものが京都の老舗料亭の「一見さんお断り」的な雰囲気があるように思いました。
今後はもうちょっと内容がわかりやすい、一見サンも入り込みやすい作品を期待します。
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勝利の女神の素顔
2020/03/27 23:19
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
京大青龍会ブルースを勝利に導いた楠木のバイト姿と、彼女に密かな思いを寄せる少年との話には心温まりました。
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戦士の休息
2017/10/24 04:37
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
6編のサイドストーリーから、「鴨川ホルモー」の激闘が思い浮かんできました。個性豊かなキャラクターたちとのわかれが惜しまれます。
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京都の魅力を感じます。
2015/08/29 14:44
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投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
番外編があってとても嬉しく感じた作品です。「長持の恋」が特に印象に残っています。知らず知らずの内にもう一つ、チームが増えそうな気配、余韻を残していて、そちらの話も是非読みたい!と思ってしまいました。