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昭和元禄落語心中 完結新着
著者 雲田はるこ(著)
満期で出所の模範囚。だれが呼んだか名は与太郎(よたろう)。娑婆に放たれ向かった先は、人生うずまく町の寄席。昭和最後の大名人・八雲(やくも)がムショで演った「死神」が忘れられず、生きる道は噺家と心に決めておりました。弟子など取らぬ八雲師匠。惚れて泣きつく与太郎やいかに……!? 昭和元禄落語心中・与太郎放浪篇、いざ幕開け!!
【期間限定 無料お試し版 閲覧期限2024年5月9日】昭和元禄落語心中(1)
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昭和元禄落語心中(1)
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2015/01/26 16:05
不朽の名作となるでしょう
17人中、17人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まぎぃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
これはもう説明不要だという気がするけど、私のように手に取るまで知らなかった人のために。。
希代の名噺家、八雲師匠に惚れ込み、出所後まっすぐに門戸をたたいた与太郎。緻密、粋な師匠の芸風とは正反対の、勢いとセンスの与太郎。その成長物語を軸に、師匠がここに至るまでの道筋、師匠の同門だった天才とその娘の物語など、複雑に絡み合ったストーリーが、様々な登場人物を交えて見事に描かれる。
その語り口にはもう感嘆。雲田はるこさんは天才だと思いました。
そして、八雲師匠の信じられないセクシーさ。BLの雲田さんを呼んでると勝手に妄想してしまいますが、そこに安易に行かずに人生を描ききったところに神を見ました。現在6巻まで出ていますが、中だるみ知らず、先に行くほど力が増すようです。マストバイなシリーズ。
2017/02/09 16:26
これを読んでいると、実際の落語を聞いてみたくなる
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
講談社漫画賞などを受賞し、テレビアニメになったりというので、何やら面白いマンガらしいというのは知っていたけれど、なかなかたどり着くことがなかった。電子書籍のよい所なのか、期間限定で無料で読むことができるというので、これを機会に読んでみた。
昭和最後の名人といわれる落語家・八雲に、氏素性のよくわからない与太郎が押し掛け弟子入りするところから話は始まる。その与太郎が落語家になっているところを描いたのがこの第1巻であり、「与太郎放浪篇」と名付けられているとおりだ。
八雲や与太郎だけでなく、いろいろな因縁のありそうな小夏やらその他いろいろな人物が登場するので、それを追っていくだけでもどんどん読み進んでいってしまう。
そう、これは落語家や落語の世界に舞台を借りた、人間ドラマとなっているようだ。そして、ここに登場する人物は誰もがそれぞれ曰くを抱えて生きているのがわかり、とても魅力的に描かれている。
落語の世界までマンガのテーマになってしまうというくらい、今やマンガは何でもありの様相を呈しているが、それでもテーマはあくまでテーマで、そこに描かれている人物が魅力的でないとマンガとしては面白くない。このマンガはそのあたりがよく描かれているのだと思う。
話としてはまだ先が長そうだが、八雲(実はこの人が一番曰くがありそうなところが、またいいんだよなあ)らのドラマにつきあってみたい。
2012/02/02 14:20
八雲師匠と落語
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:胡柚子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
刑務所を出たばかりの与太郎が、まっすぐ向かったのが、昭和最後の大名人八雲。
弟子をとらない方針の八雲だが、行き場のない与太郎を連れ帰ります。ただし、稽古はつけてくれず……。
1巻では、与太郎の純粋さ(天然?)と、落語に対する熱い想い中心に描かれていました。
2巻では、与太郎の大失敗。そして、八雲師匠の過去が描かれています。
とくに八雲師匠の過去については、1巻ではあまりに謎が多く、気になっていました。
読んでみて、噺家として、人として、八雲師匠にさらに惚れました。
与太郎がどんな噺家になるかも期待しているので、3巻を早く読みたいです!
2016/01/17 14:30
キャラが良いです
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のり - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビアニメも始まって、原作が気になり、買ってみました。
まだ、一巻しか読んでいないのですが、師匠や、小夏さん、与太郎の様子が、その後どう変化するのか続きが読みたくなりました。
2016/09/19 17:34
完璧なトリでした。
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻のヒキからまさか最終巻とは思わなかったが、メインテーマが「八雲師匠は落語を道ずれに往生できるのか?」と考えると、きちんとバランスのとれたラストにも思える。落語から抜け出てきたような助六を見捨てられなかった時点で、八雲の企みは失敗することが予測され、そしてその出会いがこの巻全体にあふれる多幸感、今までの確執が解消されていくきっかけとなっていく。鶴瓶師匠が「落語とは業の肯定である」といっていたが、肯定して受け入れた人々の持つたくましさの物語として、これからも読み返して見たい作品になりました。
2016/06/08 00:19
結構ハマる
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おっさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
おもしろかった。小気味よいテンポでした。
2012/01/25 01:05
何度読んでも面白い。
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃおたん - この投稿者のレビュー一覧を見る
正直いって、画はあまり好みではないが、話の端々に作者の落語に対する愛を感じる。
とても面白い。
3巻が出るのが楽しみだ。
2016/03/06 00:23
まんまと
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ろか - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻無料の時に読んでみたら、はまってしまいました!
1巻無料って絶対面白いから、次読みたくなるから無料にしてるんですよね、きっと。
その日のうちに買い揃えられるのも良いんだか悪いんだか…一気読みしてしまいました。
続きが楽しみです。
電子書籍昭和元禄落語心中(6)
2017/10/28 19:05
長い人情話を聴かされているそのままのような展開
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
「助六再び篇」になってからいろいろと動き出したような感じがして、ついつい先へ先へ読み進めたくなってしまいました。第6巻は、「其の三」から「其の五」となります。
以前からチラチラ見え隠れしていましたが、八代目八雲の抱えている闇とでもいうものがかなり深いものであることが段々とはっきりしてくるように思われました。
小夏に子どもが生まれたり、与太郎が真打ちになったりしても、八雲には何一つ救われたところがないように見えますし、救われるのを拒否しているかのようです。
一方、与太郎こと助六と小夏にも一波乱ありながら、よりつながりが深くなっていくところが描かれており、まったくもって落語の人情話そのままのような展開に食い入ってしまいます。
そして、八代目八雲と三代目助六が親子会を行うことになっていくのですが。
2017/04/30 04:28
落語家マンガの傑作!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:通りすがりの偽善者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いま、なぜか世間では落語ブームだとか。
それとはホンの少しだけ世界線が違っているのかな。
落語を愛して、落語を憎み、落語に殺されて、落語に生きる。
そんな噺家たちの世代を超えたお話です。
取っつきにくいと思わずに、せめて3巻あたりまでは、お願い!読んでみて!
2017/03/03 03:05
あと1巻
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くりんぐりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
昭和元禄落語心中、3巻くらいまで読んで、あまり好きになれなかったので脱落していました。
その後、アニメ化されたことや、完結したことを聞き、10巻までだというので最後まで読んでみようかという気になりました(これが全70巻だったらやめていたでしょう)。
5巻くらいでしょうかね、世界観の凄さに気づかされたのは。
そしてこの9巻。「死神」とは……。
再読してよかった。再読しなければこの世界を知らずにいたのかと、再び手に取ったことを神に感謝しました。
久々に「傑作」と思える漫画に出会えました。
2016/10/25 15:30
最終巻
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:作曲好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
幻想的な最終巻でした。キャラ一人一人の行く末が描かれていて満足。舟のシーンが特に印象的でした。落語心中に舟が出てくるとやっぱり名場面になるなぁ。あの約束が果たされる未来も見てみたいです。
2015/08/19 14:14
闇深い
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かち - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初は与太が真打になったら完結と思って購入した漫画でした。
巻を重ねる度、タイトルの深さを痛感しています。
そして八雲の闇も深い。
落語は全くわかりませんが、とにかく面白いです。
電子書籍昭和元禄落語心中(5)
2022/06/13 10:56
落語に行きたい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:現役ママ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいると落語に行きたくなりチケットを探してみました。
電子書籍昭和元禄落語心中(1)
2021/12/26 16:22
おもしろい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
テンポ良く話が進みます。出てくる人たちが、みんないいキャラしていて、話に引き込まれていきました。与太の成長が楽しみです。