花よりも花の如く(10)

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憲人に恋愛要素がでてきておもしろくなりました。
葉月と二人で参拝中に出会った花嫁さんに向かって、高砂を謡う憲人、いいです。

憲人の気持ちは分かってますが、葉月の気持ちがまだつかめなくて、気になりますが、お見合い写真の話は、ほんと早く見ればよかったのに。見なければ後悔するって、そのとおりですね。

次巻も楽しみ。

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わー、じれったい☆

叶わなかったシヴァの、もう一つの人生のような感じがして
このカップル、ぜひともうまくいく姿が見たい。

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非モテ系、能役者、20代後半。そんな男子、憲人が少女マンガ（？）の主人公で、早くも10巻であることに今さらながら気付いた。掲載雑誌は隔月刊なのでコミック発行ペースが遅いから早くはないか。何というか、落ち着いて読めるマンガです。

普通馴染みのない、何となく神秘的に感じてしまう『能』の世界にちょっと触れることができます。でも主人公の憲人がユニクロを身にまとう一般ピープルなので、気負いもせずに読める。
憲人は「天才」「売れっ子」能楽師とかの設定ではなく、毎日地に足をつけて実力をつけていっているところ、縁あってTVドラマ出演。そのせいでちょっと売れっ子になったものの、驕ることもなく自分を見失うこともないのが魅力。それにドラマという違う媒体で演じるという経験も身になっている様子。この巻ではその後の話。
ドラマがきっかけで仲良くなった葉月との関係、再来年に控えた『道成寺』、どっちもさらに一歩踏み出して頑張る憲人に次巻も期待。

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それ目当てではないのでいいんですが、恋愛に注目すると「君に届け」並みに、いや、それ以上に、うわー!! じれったくてじれじれします～！ それと設定は10年前なのですね。ナチュラルはいつの話だったかな？今度、突合してみよう。

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青年能楽師榊原憲人がさまざまな演目や人々と出会い人間としても能楽師としても成長していく物語。
本作は前巻でいよいよ突入した感のある恋モードに焦点をあてつつ、だいぶん昔、４巻に張られた伏線が回収され、憲ちゃんが初めて主演したテレビドラマもようやく放送の運びとなった静から動への第10巻。物怖じしないと改めて顔を上げた憲ちゃんがやっぱり好き。大事な舞台も控えているし、新た挑戦もある。続きが楽しみで仕方ない。

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この人の描くお話は時間がゆっくり流れている気がする。けど着実に憲ちゃんの人生が穏やかに進んでいく。
直接的な描写はないけど、憲ちゃん、葉月さんと両想いなのかな？よかったね。

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今だと「震災イコール東北」ですが、そうか、作中は違うんだ。作中のカレンダーの表記をあらためて見直しましたですよ。はい。

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　なんというか、読んでいて「自分に自信がない」がないという言葉の傲慢さと幸せさを強く感じた。
　作者はこれを確信的に書いているんだろうと思うので、読んでいてぞくぞくする。久しぶりにマンガの力を感じた。（あんまり漫画自体読まないんだけどね）おもしろかった！

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成田美名子さんの『花よりも花の如く』という本を読みました。

能をテーマにしたストーリーは読み応えがあり、

大好きなシリーズです^^


花よりも花の如く 10 (花とゆめCOMICS)
(2012/03/05)
成田美名子

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初のドラマ出演を果たした若き能楽師の憲人。

それにより周りの環境も大きく変わり、

本人も知らないうちに成長している様子が描かれています。

芸事に対しては誰よりも誠実な憲人の姿勢にはいつも刺激を受けます。


ストーリーとは直接関係ないんだけど、

印象に残ったシーンに「戒」という言葉の説明をする場面があった。


「戒め（いましめ）」というと、

「やってはいけないこと」という意味に捉えることが多い。

だけど、仏教での本来の意味は逆で、

「しないといけないこと」になるそうです。


やってはだめ、と否定するのではなく、

正しいこと、やるべきことを進んで行う。


聞いてみれば、たしかにこちらの方が仏教的に感じる。

なるほど！と目からウロコが落ちました^^


自分の信じる道を、やるべき道を、

自らの意思で歩んでいこう。


とても良い言葉を教えていただきました。

感謝です。