読割 50
電子書籍
またあおう(新潮文庫)
著者 畠中恵
お江戸は日本橋。長崎屋の跡取り息子、若だんなこと一太郎の周りには、愉快な妖たちが沢山。そんな仲間を紹介しようとして楽しい騒動が起きる「長崎屋あれこれ」、屏風のぞきや金次ら...
またあおう(新潮文庫)
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またあおう しゃばけ外伝 (新潮文庫 「しゃばけ」シリーズ)
商品説明
お江戸は日本橋。長崎屋の跡取り息子、若だんなこと一太郎の周りには、愉快な妖たちが沢山。そんな仲間を紹介しようとして楽しい騒動が起きる「長崎屋あれこれ」、屏風のぞきや金次らが『桃太郎』の世界に迷い込む「またあおう」、若だんなが長崎屋を継いだ後のお話で、妖退治の高僧・寛朝の形見をめぐる波乱を描く「かたみわけ」など豪華5編を収録した、文庫でしか読めない待望のシリーズ外伝。
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妖達のお話
2021/12/17 12:44
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:apple2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
常とは違い、先ずのっけから一太郎の一人称で、長崎屋の紹介が語られます。
そして猫又たちのお話へと移ります。
猫好きにはたまりません~。
此方の作品は、主に長崎屋に係わる妖たちに係わる作品集であり、一太郎はあくまで脇役となります。
河童同士のお話あり、寛朝の跡を継いだ秋英の奮闘に手を貸す妖達。
それぞれに知恵を出し合い、妖たちなりに問題を解決していきます。
明日のずっとずっと先のお話まで。
一人の生涯とは、風が吹く、寸の間のことかもしれません。
そしてまた、新しい風が吹くのでしょう。
興味深く読みましたが、やっぱり若だんなが恋しくなりました。
長崎屋の妖たちの気持ちが分かります。
紙の本
若旦那と妖怪
2021/12/30 06:49
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
若旦那と妖怪を中心に起こる騒動を短編集のような話で構成してある本作品。最近のしゃばけは、割合と、このように短編集のような話で綴られているのが少し残念です。昔のような大作型のしゃばけをお待ちしてます。しかしながら、今回も楽しくて少しほろ苦い気持ちになれますよ
紙の本
外伝
2022/01/29 02:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:papakuro - この投稿者のレビュー一覧を見る
ということで、若旦那はほとんど出てこない。カバー絵にもいない。
仁吉や佐助の出番も少ない。
どころか、長崎屋の面々が全く出てこないエピソードも。
妖の就業率がやたら高い。
仕事してないのは鈴彦姫ぐらいになった。
しかし、貧乏神雇って大丈夫なのか。お店つぶれない?
紙の本
面白かったです
2022/03/14 12:02
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸の大店の若だんなと妖たちとの交流を描いたしゃばけシリーズの外伝です。外伝だけあって、主役の若だんなはほとんど登場せず、代わりに若だんなのわきを固める人や妖たちが頑張っています。相変わらずゆるく何も考えずに楽しめるシリーズでした。
紙の本
周辺人物の短編集
2022/01/29 09:41
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
若だんなの周りにいる妖たちが旅をしたり探し物をしたりして頑張る短編集。広徳寺の寛朝さんの死後、秋英さんが小坊主を助け出すために妖を探し回る「かたみわけ」で、佐助が秋英さんに、己が先頭に立つと感じる重みが違って大変でしょう、一人でこなすと物事はぐっと重みを増す、誰かが共にいると軽くなると語りかけている場面が秀逸でした。本当にそうだと思います。娯楽小説だと思って読んでいたのに、心に深く響きました。
紙の本
いまいち
2022/08/19 14:45
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっぱり若だんなが出てこないとつまらないかなあ。
猫の話とか河童の話とか、で?って感じで、おもしろくなかった。
桃太郎の話はよかったかな。
紙の本
そのうちの物語
2021/12/10 15:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
若旦那が長崎屋を継いで後の物語。
収録された3編 楽しいけど、なんとなく粒が揃っていない感じがした。
気に入ったのは寛朝様のかたみを巡る騒動。
芝居命の美人 迷惑だな(笑)
びいどろの金魚を買った鬼ってもしかして「鬼○の冷徹」のあの人だったりして。