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望郷(文春文庫)
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2016/01/04
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/293p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-790523-1
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

望郷 (文春文庫)

著者 湊 かなえ (著)

暗い海に青く輝いた星のような光。母と二人で暮らす幼い私の前に現れて世話を焼いてくれた“おっさん”が海に出現させた不思議な光。そして今、私は彼の心の中にあった秘密を知る…日...

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望郷 (文春文庫)

594(税込)

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商品説明

暗い海に青く輝いた星のような光。母と二人で暮らす幼い私の前に現れて世話を焼いてくれた“おっさん”が海に出現させた不思議な光。そして今、私は彼の心の中にあった秘密を知る…日本推理作家協会賞受賞作「海の星」他、島に生まれた人たちの島への愛と憎しみが生む謎を、名手が万感の思いを込めて描く。【「BOOK」データベースの商品解説】

美しき海にかけられた白い吊り橋は、愛する故郷に何をもたらし、何を奪っていったのか。島に生まれ育った人たちの島への愛と憎しみが生む謎を、万感の思いを込めて描いた連作短篇集。【「TRC MARC」の商品解説】

日本推理作家協会賞受賞! 心に刺さる連作短編集

島に生まれ育った私たちが抱える故郷への愛と憎しみ…屈折した心が生む六つの事件。推協賞短編部門受賞作「海の星」ほか傑作全六編。【商品解説】

島に生まれ育った私たちが抱える故郷への愛と憎しみ…屈折した心が生む6つの事件。推協賞短編部門受賞作「海の星」ほか傑作全6編。【本の内容】

収録作品一覧

みかんの花 7−51
海の星 53−101
夢の国 103−148

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みんなのレビュー71件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

推理小説っぽくない推理小説

2016/02/16 22:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽったん - この投稿者のレビュー一覧を見る

白綱島という架空の島を舞台にした推理小説っぽくない推理小説の7本立て。謎解き感がないのに最後に謎に気づかされる感がおもしろい作品達ばかりです。

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紙の本

一度に読みました

2016/01/11 23:15

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とちうし - この投稿者のレビュー一覧を見る

推理小説でないけど、推理小説です。
最後のほうでネタバレがありつつ人間模様を描出しています。
因島?の悲哀をそれぞれの角度から、また最後につながるように描出しているのが素晴らしいです。

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紙の本

湊さんのファンなので、、、。

2016/04/16 22:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Shinano - この投稿者のレビュー一覧を見る

短編で2作好きなのがありました。漁師の話と、いじめの話です。私は湊さんのファンなので、作品は全部読んでますが、全体的に短編なら「サファイア」のほうがおもしろかったなぁ。

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紙の本

面白かった

2016/03/30 13:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mkcm - この投稿者のレビュー一覧を見る

湊かなえさんの作品は結構読んでますが、この作品も期待どおり面白かったですよ。内容は読んでのお楽しみですが、お勧めです。

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紙の本

望郷

2016/02/28 15:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kenken - この投稿者のレビュー一覧を見る

因島という湊さんのふるさとが舞台で、作者の思い入れも深いと思われる
短編集。島にまつわる人々の日常のドラマが展開する中で、最後にどんでん
返しのミステリーが待っている。そして余情が残る、湊さんらしさの魅力の
あふれた小説といえる。

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紙の本

ちょっと変わったミステリー

2016/01/12 21:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アコ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ミステリーという言葉に、ついつい「殺人などの大きな事件とその真相」を想像して読み始めました。
1篇目を読み終わった時には、「あれっこれで終わり?」という感じでしたが、読んでいくうち、どの話も謎だった部分の真相に優しい気持ちを感じて、なんとなく心温まった思いでした。

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2016/05/08 14:09

投稿元:ブクログ

ある島を舞台にした短編集なのですが、島民独特の人のつながりやしがらみや世間体などの醜さが剥き出しになっており、リアル感があって良かったですね。

2016/03/04 11:06

投稿元:ブクログ

ミステリーなのかな?
海の星は面白くて、短編なのに頭に残る作品だった。1話目はミステリーらしくて、最後にドキっとした。歌手になった話も結構好きだった。

2016/02/28 21:54

投稿元:ブクログ

あの頃住んでいた島や、
戻ってきた島や、
今も住んでいるこの島にある愛情と憎悪。
どの謎もみんな誰かへの愛情が起因になっている。
だからこそどの感情よりも怖い。

2016/06/21 18:58

投稿元:ブクログ

湊かなえさんと言えば「告白」のような鮮烈なインパクトがありますが、
この作品ではどれもミステリー感が無く日常生活が淡々と描かれていて
そして突然気配もなくミステリーに陥るという狐につままれた感覚になり
いつもとは違った部分を味わえました。

「海の星」は日本推理作家協会受賞作ということもあり、
これは大どんでん返しでした。
ラストの終わり方は二通りに取れたので良い余韻でした。
果たして本当はどちらなのでしょうか?

「光の航路」はこの本の中では異種タイプのもので、
ミステリーとは程遠く読み込ませるもので新たな湊さんを見れた作品でした。

島に生まれて育った人ならではの視点で書かれていますが、
島だけでなく、少し田舎で育った人ならばこの人達と同じように
狭い世間での世間体、噂、昔からのしがらみなどが色濃くあり、
それによって良い面もあれば、悪い面があります。
悪い面からは先祖代々から鬱積したものが積もり積もってしまい
お互いを傷つけてしまうという悪循環が生まれてしまう。
そんな一見して穏やかな島暮らしも裏を見れば、
もしかしたら都会よりも殺伐とした世界があるのかもしれないというのが窺われました。

どの作品も穏やかな瀬戸の海と島の美しさなどに思いを馳せて、
ラストには光の指す方へ未来があることを願って希望ある終わり方ですっきりとします。
時にはミステリーらしくない推理小説を読むのも良いかと思える作品でした。

2016/02/03 13:19

投稿元:ブクログ

瀬戸内海にある白綱島を舞台に、島に残った人、島を出て行った人、島にやってきた人などそれぞれの思いが交錯する、ミステリー要素のある短編集。

あらためて、湊かなえさんは人間の心の奥に積もっている澱のようなものを描くのが本当に上手いと思う。上手すぎて、例えば島の閉塞感であったり、卑屈ともいえる鬱屈した感情がじわじわとせまってくるので、後味はあまりよくない。すばらしい筆致だと思うし、湊さんの読後感の良い他の作品よりもお話としての完成度も高いと思うので、これこそが「イヤミス」本領発揮なのかと。

自分が閉鎖的な土地で暮らしたことがないので、どのくらいのリアリティがあるのかはわからないけれど、もしも本当にこんなに閉鎖的な場所があるとするならば、暮らしていくのはかなりしんどいだろうな。でも、「海の星」「石の十字架」などは、人のつながりや静かな情を感じられて、ほっと気持ちが和む。

2016/02/21 18:07

投稿元:ブクログ

久しぶりにミステリーを読みたくなり、湊かなえさんの本に手をつけました。
最後の方まで長編ミステリーと信じて読み進めていたので最後に話がまとまらず、あれ、短編か。と気付いた始末だったのですが、一つ一つの話は心をゆさぶられ、ミステリーですが涙がたまった場面も多くありました。
もう一度読んでみようと思います。

2016/02/27 20:22

投稿元:ブクログ

文庫の裏のあらすじも読まず作者買いしてしまった。
またやってしまった・・・。
短編集は苦手なのに、これまた短編集だった。

これは島に住む人のあらゆる気持ちを書いたミステリ作品。
短編集が苦手な私にも十分楽しめる作品だったが、
もう少しその後とかが気になったものが何作か・・・。

2016/01/19 00:44

投稿元:ブクログ

 瀬戸内にある白綱島。島に囚われた人、出て行った人、暮らす人……、様々な人の、島に対する思いを描いた連作短編。

 やっぱり湊さんの、人間心理のひだの描き方の巧さはすごいです!

「みかんの花」で描かれる、島を出て行った姉の成功を妬む妹の心情の描き方もさすがなのですが、島民と島を出て行った人の、”島”に対する思いの温度差の描き方がまた巧いです。

 白綱島は市町村の合併で、島の市の名前が「白綱市~町」から「O市白綱~町」に変わることになり、島を出て行った人は「故郷が失われる」と嘆くのですが、島民は「名前は残るし、合併といっても予算がつくわけでもない」と冷めた様子。そこの温度差を描くあたり、湊さんの人間観察眼が表れているなあ、と思います。

 島というのは言ってみれば共同体なわけで、そこにはいいところも悪いところもあります。「夢の国」の古い家思想に凝り固まった祖母、「蜘蛛の糸」の主人公が成功者になったとたん、デリカシーもなく近づいてくる島民たち、
そうした人が近いゆえの息苦しさも描かれます。

 その一方で「海の星」、「石の十字架」といった人間関係が近いゆえに生まれた謎と人間関係も描かれます。

 人間の暗い面の描き方もさすが湊さんという感じですが、「海の星」「石の十字架」「光の航路」、そういった人の優しさや切ない真相が描かれる短編も佳作揃いです。「蜘蛛の糸」も息苦しさもあるものも、真相が明かされるとまた見方が変わります。

 やっぱり湊さんといえば『告白』で描かれた”イヤミス”のイメージが強いですし、まだまだその切れ味の鋭さは健在ですが、
徐々に人間の優しい面、切ない面を描いた作品でも印象的な作品が増えてきていて、ますます湊さんの今後の作品が楽しみになってきています。

第65回日本推理作家協会賞短編部門「海の星」

2016/01/27 15:08

投稿元:ブクログ

地方出身の人って、島出身の人ってこんな思いがあるのか。都会への憧れだったり地元のしがらみだったり。この閉ざされた空間独特の人間関係や空気を描くのが上手いなあ。

島の良さもあるはずなのに。島に嫌な思い出を置いて出ていった人はそれに気づくのが遅い。
私には故郷と呼べるようなところがないので、羨ましい限りなのに。