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新・リーダー論 大格差時代のインテリジェンス (文春新書)
新自由主義と格差の拡大、トランプ現象と英国EU離脱をもたらしたポピュリズム…。池上彰と佐藤優が、歴史の転換期を迎える今、求められるリーダーの資質について語り合う。「新・戦...
新・リーダー論 大格差時代のインテリジェンス (文春新書)
新・リーダー論 大格差時代のインテリジェンス
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商品説明
新自由主義と格差の拡大、トランプ現象と英国EU離脱をもたらしたポピュリズム…。池上彰と佐藤優が、歴史の転換期を迎える今、求められるリーダーの資質について語り合う。「新・戦争論」「大世界史」に続くシリーズ第3弾。【「TRC MARC」の商品解説】
『新・戦争論』『大世界史』に続く、累計50万部を突破した最強コンビの第3弾!
どの先進国でも、大衆迎合型のポピュリズムが勢いづいています。英国EU離脱にしても、米国大統領選での共和党候補トランプの躍進にしても、フィリピンのドゥテルテ大統領誕生にしても、社会の指導者層やエリート層に対する大衆の不満が爆発した結果です。つまり従来のリーダーやエリートのあり方それ自体が問われているのが今日の状況で、現代世界を理解するには「リーダー論」が不可欠となっています。
現在、エリートやリーダーのあり方が以前と大きく変わっているのは、経済のグローバル化、すなわち新自由主義の浸透と深く関係しています。格差が拡大し、階層が固定化し、エリートと国民の間の信頼関係が大きく損なわれてしまったのです。
ここから、大衆の間に「強いリーダー」を求めるポピュリズムが生まれる一方で、エリートほど新自由主義的な価値観を当然視して、権力を持ったエリートが、社会全体に対する責任を思う前に、自己利益や自己実現ばかりを優先するナルシシズムに陥っています。さらに、教育格差と経済格差が連鎖することで、「エリートVS大衆」という対立がますます激化しています。
このような難しい時代に、リーダーやエリートや組織のあり方を改めて考えるのが本書です。「組織が弱いところに強いリーダーは生まれない」「何気なく覚える社風や社訓が組織を支える」「角栄ブームは組織が崩壊した日本の病理」「向上心が強いエリートほどナルシシズムに陥る」「トランプのような「俗流哲学」は馬鹿にできない」など、随所に目からウロコの話が満載!【商品解説】
トランプ旋風、英国EU離脱など、格差拡大で、過激なポピュリストが各地に台頭している。この激動期にいかなるリーダーが必要か? 【本の内容】
トランプ旋風、英国EU離脱など、格差拡大で、過激なポピュリストが各地に台頭している。この激動期にいかなるリーダーが必要か?【本の内容】
著者紹介
池上彰
- 略歴
- 〈池上彰〉1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。フリージャーナリスト。名城大学教授。
〈佐藤優〉1960年東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了。作家・元外務省主任分析官。
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知的興奮
2016/11/13 06:22
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さんぴん - この投稿者のレビュー一覧を見る
池上彰×佐藤優氏の対談新書では3冊目。毎回読んでますがハズレなしですね。お二人の議論はいつも楽しく興奮してます。
紙の本
万能ではない両氏
2017/03/05 15:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
池上氏と佐藤氏が現代の諸問題を語り合う第三弾。暴走気味の佐藤氏を池上氏が中和するいつもの展開で、ほど良い対談集に仕上がっています。
内容は、新自由主義により超格差社会が到来、その反動としてポピュリズムが全世界を席捲する中で現われた世界のリーダーたちを論評。最後に理想のリーダー像を語るという構成です。社会的タブーは語らないことが政治家の不文律のはずが、タブーを語ることで大衆を煽り、人気を掴むのが世界的潮流のようです。軽挙妄動になりがちで、世界は想像以上に深刻な事態になっていると認識しておく必要がありそうです。
ところで、橋下徹を「トランプ氏と同類だ」と、佐藤氏ではなく池上氏が何度も執拗に攻撃。異論はありませんが、もはやタレントにすぎない橋下を個人攻撃するとは、相当嫌いなのでしょう。池上氏にしては珍しいと思いました。
また、あたかも日本を代表する知性のように喧伝される二人ですが、トランプ大統領就任後の見立ては結構外れていて笑えます。今のところは、木村太郎の見立ての方が当たっています。それだけトランプの言動は予想できないということでしょうか。
この手の本は、すぐには読まずに、しばらくして読むのも面白いですね。
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新・リーダー論 大格差時代のインテリジェンス
2016/11/30 02:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ドラゴンタトゥ - この投稿者のレビュー一覧を見る
リーダー論としてよりも、激動の一年を振り返っての世界情勢の情報分析が面白かった。
特に米大統領選で、トランプが元民主党員で、ヒラリークリントンは元共和党員で政策自体が、ブッシュ元大統領時代のネオコン的発想だという指摘が鋭い。
また、現NTP体制では、核保有の選択をした瞬間に、ウランを輸入できなくなり、日本はエネルギー危機になる。「日本の核武装は物理的に不可能」との言葉は重い。
日本国民がこの事実を広く共有することが望まれる。
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第3段に至って
2016/11/20 16:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:小林 - この投稿者のレビュー一覧を見る
これまでの2冊では世界史だの戦争だのとテーマが付いているのは不要だと思っていました。2冊目は1冊目からの情報更新で、それぞれの内容はテーマで分けられないと思ったからです。また世界史の教科書の話題を入れているのをこじつけに感じたのもあります。ただ今回は大統領選挙があったためにテーマの意義を初めて実感しました。
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インテリジェンスの権威2人の対談第3弾
2016/11/20 00:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る
池上氏と佐藤氏の対談をまとめた本の第3弾。書名は「リーダー論」ですが、内容的にはイギリスのEU離脱、アメリカ大統領選挙、パナマ文書にみられる格差拡大等々の国際時事問題に関する対談をまとめた本で「これからのリーダーはどうあるべき」的な内容は少ない目です。
プーチン大統領、エルドアン大統領などにみられるちょっと強硬な指導者や、国民投票でEU離脱を招いたキャメロン前首相、異端の大統領候補トランプ氏などの政治家がなぜそれぞれの国でリーダーとして選ばれたのか(トランプ氏は共和党候補という意味で)という視点で対談が進んで行きます。
かなり幅広いトピックスについて新書1冊にまとめた本なので、それぞれの項目に関しての掘り下げ度合はほどほどですが、時事問題についてのお二人の見解をざっと俯瞰できる点は参考になりました。