ブックキュレーターブクログ 大西隆幸
アイドルを応援したくなる理由がわかる本
アイドルブームは一巡して、当たり前のものになりつつあります。履歴書の趣味の欄に、「アイドル」と書く人も出てきてるのではないでしょうか。アイドルってそんなにおもしろいの?どういう人たちがいるの?なんで必死に応援するの?という疑問があると思います。そんなアイドルを応援する、アイドルヲタの気持ちを理解できる本をご紹介します。
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モーニング娘。が一番輝いていた時代にヲタをしていた「神聖かまってちゃん」のマネージャーだった劔樹人さんの、青春を描いた漫画です。アイドルヲタ同士ってどういう会話をしているのか、気になる日常がのぞける作品です。日常系の漫画と思えば、最後に泣ける展開になっており、アイドルを応援することこそ人生だ、そう感じる作品です。
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もし、恋するクラスメイトの女子がアイドルになってしまったら応援するしかないと思います。そのクラスメイトを、まさかの同じアイドルグループに入って応援してしまう漫画です。客席からでなく、同じ舞台にたって応援するというひと味違うアイドル漫画です。
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涙は句読点 普通の女の子たちが国民的アイドルになるまで AKB48公式10年史
秋元 康(監修) , 日刊スポーツ新聞社(企画・編集)
もはや説明不要の国民的アイドルグループAKB48の10年分の活動の軌跡を収録した一冊です。そんなAKB48ですが、最初の公演のお客さんが7人だったという話があります。その伝説の目撃者達の座談会も収録されていて、昨今のアイドルブーム以前のアイドルヲタの気持ちがわかる一冊です。
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アイドルを推す女性は当然存在します。なぜ、女性が女性アイドルを推すのか?その心理を理解できるかもしれない一冊です。収入のすべてを一人のアイドルに貢ぎ、自分は高校時代の赤ジャージのまま、そんなヲタ女性を描いた漫画となっています。そして、切り口としてセンターに立たないアイドルを推す楽しさも描かれています。
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50代になり、突然アイドルにハマった書評家の大森望さんが、アイドル事情やチケットの買い方やライブの作法などをわかりやすく書いています。アイドルを推すためにはまず何をしたらいいのか、それがわかる一冊です。
ブックキュレーター
ブクログ 大西隆幸国内最大級のブックレビューコミュニティ『ブクログ(http://booklog.jp/)』の事業統括を担当。オフィスも本屋さんから0分、自宅は中央線の本屋が集まる有名駅で在住。仕事もプライベートも常に本に囲まれています。当然ながら本を読むのが大好きです。気ままに本を買い漁り、机の積読は常時10冊以上、数冊の本を鞄に備え電車通勤時に読書を楽しんでいます。好んで読むのはビジネス書やバトル漫画、時々、少女漫画。好きな作家は柚木麻子さん、湊かなえさん、コミック作家ですと車田正美先生とゆでたまご先生。
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