ブックキュレーターhonto編集員
今の治療に満足していますか?ベストな治療を受けるために読んでおきたい本
病院での診療時に「基礎知識がなかった」「医師にうまく説明ができなかった」などの理由で、思い通りの治療を受けることができなかった経験が誰もが一度はあると思います。自分の納得する医療を受けるためには、現代医療の問題点や医師との会話のコツを学んでおくことも大切です。そこで、治療の質を高めることに役立つ本を紹介します。
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アメリカの医療現場でも活躍する現役の日本人医師が書いた本です。自分が納得する医療を受けるために必要なのはお金ではなく「主体性」と語る著者が、医師との会話方法、質問方法を明かしています。タイトルは少し過激ですが、実際に病院に行く前に読んでおけば、積極的に治療を受ける姿勢で医師との会話に臨むことができるでしょう。
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評論家としても活躍する精神科医の和田秀樹が、医療現場で患者に渡される薬には医師自身は積極的に飲まないものがあると指摘。医師がなぜそういった薬を処方するのかを、説明しています。一般的な医師の考え方、原稿の医療制度などを理解した上で、処方される薬と適切な距離を取るためのコツを学べる一冊です。
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伝え上手な患者になる! 「医者と何を話してよいかわからない」あなたへ
平松 類(著)
診療時に医師を不機嫌にしない質問方法や医療費の話の上手な切り出し方などを含め、医師との会話法や向き合い方を教えてくれる本です。せっかく病院に行っても医師との会話がうまくできず満足のいく治療が得られなかった、不機嫌な医師に会ったために病院に行くのが嫌になった。そんな経験をお持ちの方は、一読の価値ありです。
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がん治療に関して多くの著書がある近藤誠医師によるミリオンセラー。『医者にかかる回数が多いほど不健康になる』と語る著者が、不必要な医療や薬を避け、できるだけ健康に長生きするための心得をまとめています。医師、患者ともに気軽に薬や医療に頼りすぎてしまう現代社会への警鐘本として、まず読んでおきたい一冊です。
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NHKの記者から医者になった著者が、そのときの経験をまとめた本です。医師界の縦社会や患者に寄り添えない医師たちの苦労、医師を信用できない患者の苦悩まで、医療現場の現実を多面的に紹介しています。医師としてだけでなく、記者としての公平な目線での患者側へのアドバイスは受け入れやすいものばかりです。
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