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幼児期の能力を伸ばすには?我が子に習い事をさせる前に読みたい本
幼児期になると、「我が子に何か習い事をさせたい」と考える方は多いのではないでしょうか。でも、焦ってやみくもに習わせても、それが本当にお子さんのためになるとは限りません。まずは、この時期の能力の伸ばし方を把握したうえで、親は我が子にどんな働きかけをしたらよいのか考えませんか。習い事を見る目がちょっと変わる本を集めました。
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3〜6歳能力を伸ばす個性を光らせる
汐見 稔幸(著)
習い事を始める前に、幼児期の発達について知ることも大事かもしれません。本書では、その子らしさを大切にする、体を動かす、読み聞かせる、もの作りさせるなど、幼児期の子育てに必要なことや、年齢別の特徴や対応の仕方を丁寧に解説。英語教育の効果についてや、早期教育のリスクについては一読に値します。
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著者が重視するのは「小学校前の3年間」。この時期の親の働きかけが、子どもの頭と身体の力を伸ばすそうです。しかし、特別な英才教育、早期教育は必要なし。買い物でのお金の計算、本やパズル、親子の会話など、生活や遊びを通して家庭でできる方法が満載です。習い事を始める前に、お子さんとの関わり合いを見直しませんか?
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体力をつけさせたくても場所がない、時間がない、とお子さんの外遊びをあきらめてはいないでしょうか。そんな方が実践しやすい取り組みを本書では紹介しています。睡眠や食事のアドバイスもあり、すぐにでも始めたいことばかり。体力だけではなく学力や社会性も育てる外遊びは、将来、習い事を始めるときの基礎となるでしょう。
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どんなスポーツをするにしてもまず大切なのは、基本的な体力です。日常生活から見直し、正しい姿勢や呼吸、動作などを身につけることは子どもの成長を促し、脳にもよい影響を与えるそう。トップアスリートのトレーナーを務める著者夫妻は『子どもにとって最初のコーチになろう』と、親自身が成長することもオススメしています。
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まちがえない!子どもの習い事 選び方から生かし方まで
コモ編集部(編)
「子どもに何か習わせないと他の子と差がつくのでは」と不安に感じている方は、この本がオススメです。習い事すべてが早期に始めた方がいよいわけではなく、適切な時期があるそう。また、子どもの向き不向きを無視して習い事をさせることも考えもの。貴重な資金を効果的に使うためにも『習い事リテラシー』を高めましょう。
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