ブックキュレーターhonto代表 加藤嘉則
清らかなものは深い泥の中にある。真理を求めることの大切さを思い出す
清らかなものの姿は美しくないかもしれない。美しいものであっても清らかでないものもあるのかもしれない。不義、裏切り、嘘ですら本当の真理からすれば清らかなものなのかもしれない。思い出させる本を集めてみました。
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信じるものがあるのなら人は強くいきていけるのだろうか?弱さゆえ信じると思っていたものを捨てたとしても幸福になれるのだろうか?信じる事とは何を意味し、それゆえのどうしようもない行いは邪悪として裁かれるものなのか。価値観の琴線に触れる生き様。
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なぜそこまでして飛ぶのか。飛ぶことを突き詰める事に何か意味があるのだろうか。突き詰める事により見える世界は変わり生きる場所も変わってゆく。そう生きたいと思う。しかしそうは生きられない時この物語が語るものは何なのだろうか。
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いくつもの出来事が重なって人生が創られてゆくとすれば、良いことも悪いこともあってこそ救われるものであろう。主人公の人生はどうであったのか。本望という言葉には程遠いいくつもの出来事とその終わり方に彼女が生きてきた意味を無理やりにでも幸福であったと思ってみたい。それが救いというものであろうに。
ブックキュレーター
honto代表 加藤嘉則株式会社トゥ・ディファクト 代表取締役社長。山形県出身、筑波大学卒。DNP(大日本印刷)の電子出版ビジネス立ち上げプロジェクトに参画後、2013年3月に現職に就任。「本好きに愛される書店」をめざしハイブリッド書店hontoの改革に向けて奮闘中。隙間時間でスマホを使って電子書籍を読み漁る。「理解する事よりも本から感じる」ことが大切と考え、分野選ばず真実を探し求める。好きな作家は山崎ナオコーラ、遠藤周作。
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