ブックキュレーター主婦の友社 石井美奈子
モノの捨て方・持ち方を見つめ直す5冊
少し前に長く住んでいた部屋を引っ越すことになり、大量のモノを捨てることになった。これからの人生に何が必要なのか、これからどう暮らしたいのかという答えを探しながら、片づける項目のある本を片っ端から読んでみた。そのときに参考になったもの、その後リバウンド防止のために読んだものの中から、おすすめの5冊をピックアップ。
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簡単に暮らせ
ちゃくま(著)
ノースリーブ、1枚では着られないもの、半端丈、しわが気になるリネンとコットン。人気ブロガーの「ちゃくま」さんにかかるとこれらはみんないらない服。洋服だけでなく、衣食住のモノの買い方・持ち方・暮らし方のムダをバッサリと切ってくれて説得力抜群。捨てる系の著者の中では一番の理論派だと思う。
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こちらも著者はカナダ在住の人気ブロガー 筆子さん。50代後半だからこそのこれからを見据えたアイディアに共感。「思い出は心の中にある」、なりたい自分のための「野望ガラクタ」は捨てる、「30日ものを買わないチャンレンジ」など、具体的にどうするかがわかりやすい。いままでの片づけ本では実行できない人向け。
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奇跡の3日片づけ 一生リバウンドしない!
石阪 京子(著)
引越し前に役立った一冊。捨てるかどうかの判断に疲れ、大量かつ処分方法の異なるゴミの扱いにも疲れ、病気にもなり、弱っていた時に勇気づけられた。何をどこからどうやれば片付くのかが書いてあり、どのページをめくっても前向きなアドバイス。片付けアドバイザーならではの現実が見えている言葉に納得する点が多かった。
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著者は、ベストセラー『服を買うなら捨てなさい』で大人気のスタイリスト 地曳いく子さん。「服を捨てる理由」が大変ストレートに語られており、読みながら苦笑い。ミニマリストの人だと、ボーダーTシャツ+αでOKといったアイディアが多くて役に立たないこともあるが、この本はおしゃれ好きな人の断捨離に役立つ。
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肌色や瞳の色などから自分に似合うカラーを知り、おしゃれやメイクにいかせる一冊。ここには捨てるためのノウハウはどこにも出てこないけれど、自分の魅力を引き出すためにどんな色や柄のものを持ったらよいかという答えが。モノを捨てる前にまずは自分に似合うカラーを知ることで、ワードローブの見直しが図れる。
ブックキュレーター
主婦の友社 石井美奈子主婦の友社(http://www.shufunotomo.co.jp/)で編集の仕事をしています。根っからの本好き、そして、本屋さんが好きで、この業界に飛び込みました。好きな旅・食についてや、女性の視点での健康や老後について本を広く紹介していきます。
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