ブックキュレーターhonto編集員
どうしたら身につくの!?教養を深めたいときに読みたい本
教養を深めるべきだ、などといわれますが、「教養」とは定義されていない漠然とした単語です。だからこそ幅広い領域をもっていて、勉強するのが難しいのではないでしょうか。それならば、「教養人」と呼ばれる人々の思考の記録を読んでみましょう。彼らの思考をたどることで教養を理解し、深めるヒントが得られるかもしれません。
- 254
- お気に入り
- 30529
- 閲覧数
-
「教養とは、人生をおもしろく豊かにするためのツールであり、心の幅である」と著者・出口治明はいいます。連合王国で保育園時代に施す子どもへの教育は、教養を身につける鍵だった。現代の日本人に足りていない教養の鍛え方や、その効果が書かれています。知識を詰め込むのではなく、知識を活かす知恵を持つ人間を目指す方々は必読です。
-
教養とは、私たちがどこから来てどこへ行くのかという問いに答えるために作られた、リベラル・アーツから発展したもの。智の巨人である池上彰は、そう定義しています。そして、現代教養の基礎を宗教、宇宙、人類の旅路、人間と病気、経済学、歴史、日本と日本人の現代の自由七科と定めました。そこから現代を読み解いています。
-
本書は、イェール大学のリベラルアーツ教育を基礎とした、思考力を身につけるための方法論を題材としたものです。教養の根幹をなすともいわれるリベラルアーツを身につけるための方法論が満載です。読書を通読・速読・精読の三段階に分けて学ぶ方法、発音から英語を身につける方法など。何才からでも楽しく読める一冊です。
-
脳を鍛える 東大講義「人間の現在」
立花 隆(著)
教養は知識を用いる「知恵」に支えられています。その根本は理系と文系の考え方の狭間にこそある、と筆者は考えます。本書は著者の東大での講義が題材。『知が変貌するということは、人間の知識のフレームワークが変わるということ』という著者。知識のフレームワークが変化している現代だからこそ考え直したい一言です。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です