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できる人は実践している!?仕事の効率を徹底的に上げるトヨタ生産方式を学ぶ本
世界中で車が売れているトヨタ。徹底的に無駄を排除する方法は、トヨタ生産方式と呼ばれています。聞いたことはあっても、トヨタ社員以外は、どんなテクニックがあるのか具体的に知らない方が多いのでは?そこで、トヨタのOBなどがトヨタ生産方式を具体的に書いた本を集めました。自分の仕事の進め方と照らし合わせて、無駄をカイゼンしましょう。
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トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術
浅田すぐる(著)
トヨタが社員に徹底してやらせていることは、必要な情報を「1枚の紙にまとめる」ことです。議事録や報告書、企画書、ミーティング資料などは、すべてA4かA3の書類1枚におさめる。無駄な情報を排除することによって、スムーズな情報伝達をはかります。本書では、必要な情報をセレクトして不要な情報を捨てるコツを紹介しています。
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トヨタで長年鍛えられてきた著者は、「段取り=下準備」が仕事に付加価値をつける秘訣だといいます。すべての準備が整っているから計画通りに仕事が進み、問題点も見つけやすい。それが問題解決につながり、最初の目的以上の付加価値が加わるのがトヨタメソッドです。仕事の結果にプラスアルファをつけることの重要性がよくわかる本です。
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トヨタで口ぐせにようにいわれ続けている言葉を集めた本。現場を何よりも大事にするトヨタでは、「カイゼンは巧遅より拙速」や「六割いいと思ったらやれ」など、行動をうながす言葉がよく使われます。それは、トヨタの成長を支えている、スピードと効率を重視する姿勢です。製造業向けの言葉が多いですが、他業種が読んでも納得できます。
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トヨタを世界一に押し上げたのは、効率のよい時間の使い方。時短のために1時間を60分と考え、同じ作業を59分でやることの積み重ねが、効率のよさを生み出します。日常では、つい時間を大きな塊で考えてしまいますが、「小さな塊に分けて無駄を見直す」という発想の転換で、1分ずつ時間を縮めていく方法を教えてくれます。
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トヨタには、ほかの会社なら非常識だと思われるような習慣があります。「部下からアイデアが出てこないときは、部下を困らせて知恵を引きずりだす」という考え方は、トヨタだからこそ出てくるもの。ほかにも、「改善して悪くなったら、元の方法に戻さずにもっと改善する」など、トヨタ方式のエッセンスが詰め込まれています。
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