ブックキュレーターhonto編集員
「編集者」って何をする人なの?と思ったときに手に取りたい本
一冊の本が世に出る裏側には、その本の制作を担当している編集者が必ず存在しています。ただし、著者のようにわかりやすい存在ではないので、編集者が何をしているのか知らない方も多いでしょう。そこで、編集者がどんな仕事をしているのかがわかる本を紹介します。編集者の存在を意識すれば、より深く読書が楽しめるようになるでしょう。
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20世紀エディトリアル・オデッセイ 時代を創った雑誌たち
赤田 祐一(著) , ばるぼら(著)
「雑誌が売れなくなった」といわれて久しい昨今ですが、かつて出版業界を盛り上げていたのは雑誌でした。本書では20世紀に刊行された雑誌のなかから独自の切り口で話題を集めたものを紹介し、それを手掛けた編集者の証言も掲載しています。さまざまなブームを生んだ雑誌が、編集者のどのような思惑によって作られていたのかを知ることができる一冊です。
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ここ数年、1人で出版活動を行う「ひとり出版社」が話題の本を手掛けることが増え、盛り上がりを見せています。「ひとり出版社」なのでもちろん、社長が編集者も兼ねています。本書では自ら出版社を立ち上げた10人にインタビューを敢行し、一冊の本を世に出す想いに迫っています。詩人・谷川俊太郎が出版の未来について語ったインタビューも必読です。
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名編集者パーキンズ 上
A.スコット・バーグ(著) , 鈴木 主税(訳)
1920年代のアメリカで、アーネスト・ヘミングウェイや F・スコット・フィッツジェラルド、トマス・ウルフなどを世に送り出した伝説的な編集者パーキンズの評伝です。編集者として彼は徹底的に作家に寄り添い、才能ある著者の手となり足となり、『この世に書物ほど大切なものはない』という信念を貫き通しました。その熱意には頭が下がります。
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