ブックキュレーターブック・マーチャンダイザー 矢部潤子
災害に備えよう!―その心構えと対策
1.17阪神淡路大震災、3.11東日本大震災、4.14熊本地震。日本にも頻繁に起こっている災害。台風や豪雨、河川の氾濫、地震など大型の災害に対して、ぜったい安全なところなどないと心得て準備しておかなければなりません。災害の恐ろしさから心構え、具体的な対策、体験者の話まで、予習と準備をしておきましょう。
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当初、東京都内でのみ配布された防災マニュアル。その後入手しやすくなりました。都の総務局総合防災部防災管理課が編集していてお墨付き、安心感ある一冊。地震発生から時間を追ったシミュレーションで、その時々で気を付けること、しなくてはならないことを解説しています。親しみあるイラストで一家に一冊のマニュアルはまずこれから。
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大判のムック仕様でとても見やすい。主婦向け女性誌『クロワッサン』から派生したので、すみずみまで女性目線が行き届いた親切設計。マニュアルというよりは家庭での日頃の心構えを整えるための準備として読みたい。
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アートディレクター寄藤文平のキュートなイラスト満載の『地震イツモノート』。日本に住んでいれば地震は「モシモ」ではなく「イツモ」のことと、阪神淡路大震災のあとに貴重な体験談などを折り込んで出版され、ベストセラーになりました。今回の『地震イツモマニュアル』はその実践版。インターネットやSNSを活用する方法も具体的に解説しています。
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災害支援手帖
荻上 チキ(著)
阪神淡路大震災以降、災害地域に入るボランティアは身近になりました。この本は、人気の評論家である著者が実際に役に立つ災害支援の方法をイラストとともに丁寧に紹介しています。義援金と支援金の違いや、不要な物を送って支援ゴミを増やさないようにする方法など、常識として知っておくべき事柄ばかり。
ブックキュレーター
ブック・マーチャンダイザー 矢部潤子1980年芳林堂書店入社、池袋本店の理工書担当として書店員をスタート。3年後パルコブックセンターに転職、新所沢店、吉祥寺店を経て、93年渋谷店へ。2000年、渋谷店店長のときにリブロと統合があり、リブロ池袋本店へ異動。売場と仕入を走りまわりながら2015年の閉店を見届ける。現在は、ハイブリッド型総合書店hontoのコンテンツ作成に携わり、書店のように“本との出会い”を創造するキュレーションサービス、ブックツリーを担当、日々オススメの本を探す。著書に「本を売る技術」(本の雑誌社)。いつか、世の中の新刊が全て入荷する本屋のバックヤードで日がな一日検品して暮らしたい!
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