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すごさだけでも知っておこう!相対性理論の概要が理解できるようになる本
量子力学とともに20世紀の物理学革命を引き起こしたアインシュタインの相対性理論は、現代物理学を勉強するにあたって避けては通れない関門になっています。専門知識なしで理解するのは難しいですが、完璧に理解できなくても相対性理論のすごさや、常識を超越した不思議さを知ることはできます。そんな相対性理論の概要がわかるようになる本を集めました。
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アインシュタイン以後100年の物理学や宇宙論、量子力学などの展開を見ることで、逆に相対性理論のすごさやその影響の大きさが再確認できる一冊です。相対性理論そのものには深く入り込んでいきませんが、それが世界の見方を一変させたということがはっきりとわかるでしょう。世界を代表する宇宙物理学者が、驚くほど平易に語っています。
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はじめての相対性理論 アインシュタインのふしぎな世界
佐藤 勝彦(監修)
「楽しい調べ学習シリーズ」の一冊として子ども向けに書かれているとはいえ、相対性理論の表層を紹介しているだけではなく、絵や写真を使ってしっかりと解説されています。対象年齢を問わず、日本語で書かれた相対性理論のすぐれた解説書の一つといえるでしょう。最初に手に取る一冊として非常にオススメです。
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相対性理論の概説書を何冊か読み終えた方にオススメな一冊です。高校で習う数学を用いて、特殊相対性理論を解説しています。さまざまな数式が登場するので読者を選ぶ本ではありますが、最終的にアインシュタインの論文を直に読みたいと思っている方は、まずは本書に挑戦してみてはいかがでしょう。
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不思議の国のトムキンス 復刻版
G.ガモフ(著) , 伏見 康治(譯)
ビッグ・バン理論で有名なジョージ・ガモフが書いた、子ども向けの相対性理論の概説書です。銀行員トムキンスが相対性理論の講演会を聞きに行った後に見た夢のなかで、相対論や量子論に基づく奇妙な体験をしていきます。そんな物語の体裁で、読者も現代物理学の世界を疑似体験することができます。
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ニュートンが確立した近代物理学を刷新したのがアインシュタインでした。本書では、そんな2人の物理学の大家を較べて論じています。2人がともに多大な関心を抱いたのが「光」と「重力」。その二つを主要なキーワードに、相対性理論とはどういった意味で革命的だったのかが浮き彫りになります。
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