ブックキュレーターhonto編集員
日常を抜けだして、まだ見ぬ世界へ!探検への衝動に駆られる本
秘境や人跡未踏の地を突き進む探検にはロマンがありますが、一般の人がそんな冒険の旅に出るのはなかなか難しいものです。そんなとき、まずは探検家がまとめた本を読んでみてはいかがでしょう。ページをめくれば、サファリファッションに身を包んで探検をしている気分になり、次の連休に合わせて旅程を組んでいるかもしれません。
- 6
- お気に入り
- 782
- 閲覧数
-
グレートジャーニー探検記
関野 吉晴(著)
アフリカからユーラシア大陸、アメリカ大陸という人類の移住の旅を追体験する「グレートジャーニー」に、1993年から2002年にかけて逆ルートで挑んだ探検家・関野吉晴の児童版ハイライト集です。一人の日本人がカヤックや自転車、ときには動物を相棒にして過酷な旅を成しとげます。自然の素晴らしさや、現地の人々の暮らしが伝わってくる一冊です。
-
夢を追う人
星野 道夫(著)
アラスカに魅了され、現地に移り住んだ星野道夫のエッセイ集です。オーロラやカリブーの角、北極の地で咲くワスレナグサの写真とともに「夢」についての文章を収録。児童向けの本ということもあってか、16歳でアメリカを旅したこと、19歳のときに体験したアラスカでの暮らしなど、若かりし頃の思い出も綴られています。
-
ミス・ユニバース・ジャパンで3位になった経験をもつ中鉢明子の旅行記です。ひとり旅だからこそのフットワークのよさや、現地の人たちに果敢にコミュニケーションをとる姿には感心させられます。親切な人に助けられて旅を乗り切ったなどポジティブになれるエピソードが数多く紹介されていて、読んでいると元気がもらえることでしょう。
-
早稲田大学探検部出身で、辺境を旅するノンフィクション作家として活躍する高野秀行と角幡唯介の対談をまとめた一冊です。探検現場での臨場感や作家としての苦悩が、2人の会話からにじみ出ています。数多く登場する固有名詞には注釈がついていて、探検ものビギナーの方にとっても読みやすい構成の本です。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です