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親の家をどうする?片づけたい、処分したい、そんなお悩み解決本
親が年老いた、またはすでに亡いという人に共通の悩み、それは「親の家をどうするか」。遠く離れて住んでいるほど、頭を悩ます問題です。シニアは物をためこみやすい傾向にあるのも、また悩みのタネです。親に物を手放してもらう、自分が説得しながら片づける、亡き親の家を遠隔操作で片づける・・・さまざまな事情に参考になる本を集めました。
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生活用品はすべて作りつけの収納場所へしまい、家具を一切置かない生活をする著者の遺品整理を描いたコミックエッセイです。亡き祖母の遺品を、片づけ魔の著者と、物をためがちな母とで協力し合って整理していきます。正反対な2人の心の微妙な変化が描かれていて、これから遺品整理をはじめるすべての人が学べる本です。
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実家を片づける大変さを、国民的アニメ『サザエさん』の登場人物の姿を借りてリアルに綴った本です。カツオが数々の困難と向き合うたび、遺品整理のノウハウが示されます。「カツオの姿は将来の自分かもしれない・・・」と、リアルな不安に駆られるのがスパイスになり、実践的な方法がすんなり頭に入ってくるかもしれません。
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親の家を片づける実践ハンドブック 67人の実例に学ぶ、知恵と勇気で明るく元気に幸せに乗り切る98のコツ
主婦の友社(編)
「親家片」(おやかた)という用語をあみだして話題となった主婦の友社のシニア雑誌『ゆうゆう』が編集した実例集です。67人の体験者の証言により、親の家の片づけについて現実的なところがあらわになります。相談の余地がないように見える「家」の問題を、当事者みんなで共有することで明るく乗りきることができる本です。
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遺品整理士という仕事
木村 榮治(著)
遺品整理士とは、部屋に残った遺品を心を込めて整理し、正しく処分してくれる専門家のこと。プロの仕事を伝えるほか、遺品整理士を選ぶためのポイントや、生きているうちに進められることなども掲載されています。まさにこれから親の家のことを考えなければならない、という人に役立つ一冊です。
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親の家がゴミ屋敷になってしまったら・・・考えるだけでおぞましいですが、本書はなかなか理解しがたいゴミ屋敷の人々の実態を深く追求しています。親の家が散らかりはじめたら、もしかしたら病気のサインかもしれません。部屋ではなく、人をじっくり見守ることの重要性を教えてくれる本です。
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