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職場のあの人の言動がヘン?発達障害を知り、ともに働いていくために読む本
簡単なミスを連発する、こだわりが強いなど、周囲に「困った社員」はいませんか?実は、困っているのは当人も同じ、いやもっと深刻に悩んでいるはずです。「実は、私、発達障害と診断されたんです」と同僚や部下に告白されても、一緒に明るく働いていくためのノウハウが詰まった本を紹介します。
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精神科医であり、発達障害の当事者でもある星野仁彦医師が、職場で発達障害の人々が抱える問題点と解決法を書いた一冊です。ADHDの特性がある人の存在を浮き彫りにするのみならず、どのようにしたら本人も周りも働きやすくなるかに着眼しているので、具体的な解決策を探る人には特にオススメです。
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ADHDとアスペルガー障害を抱える漫画家の実録コミックエッセイです。幼少期から現在まで、自らの「やらかし」を暴露しながらも底抜けに明るいので、読んでいて気楽です。漫画家の仕事をするうえでも、ケアレスミスを連発。でも、それをコミック編集者がよくフォローしていることも本書に描かれています。
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注意欠陥性障害ともいわれるADHD当事者のために、落ち着いて段取りをとってゆくためのノウハウを解説した本です。周囲の人々にとっても取り入れやすい解決策が詰まっているため、職場に一冊あると役立つでしょう。仕事編と家事編に分かれていますが、家事編のなかにも仕事の仕方につながるヒントがあります。
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ちゃんと知りたい大人の発達障害がわかる本 アスペルガー症候群、自閉症スペクトラム、AD/HDの“生きにくさ”を楽にするために 増補改訂版
備瀬 哲弘(監修)
アスペルガー障害やADHDをもつ大人が、どんな生活を送り、治療をするとよいかを書いた本です。大人の発達障害についての全般的な内容ながら、就労支援を実践している企業の具体的な導入事例が載っている貴重な一冊です。サポートする側がどのように動けばよいのか、ズバリ答えをくれる本です。
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人材紹介のプロが教える発達障害の人が活躍するためのヒント
石井 京子(著) , 池嶋 貫二(著) , 林 哲也(著) , 村上 由美(著)
発達障害をもった人に職場でうまく働いてもらうことだけを考えていると、同僚は負担に思ってしまいがちです。本書は、働いてもらうだけではなく、より活躍してもらうためのヒントが詰まっているため、心が明るく前向きになります。障害をカバーするのではなく、その独特な感性を活かして仕事をしてもらおうと思えるはずです。
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