ブックキュレーターhonto編集員
備えあれば憂いなし!災害でパニックに陥らないために読んでおきたい防災の本
頻発する自然災害に対して、あなたはどの程度備えていますか?災害直後に高まる防災意識が年月の経過で薄れゆくのは仕方のないことですが、今一度、家族で防災について話しておきましょう。生き抜くための知識や、災害時に陥りがちな心理状態、そして胸をえぐられるようなつらい災害の現実など、防災について考えずにいられなくなる本を紹介します。
- 9
- お気に入り
- 1594
- 閲覧数
-
東日本大震災以降、原発という不安要素が災害に新しく加わりました。この本には、放射能の知識や被ばくを防ぐ方法、「災害伝言板」の使い方、いろんな状況での停電対策など、実践的な防災スキルがコンパクトにまとめられています。緊急電話帳や家族の情報メモを書き込んで防災袋に備えておけば、いざという時に役立つ防災ハンドブックの完成です。
-
本書では「ペットの防災対策=人間の防災対策」と示され、ペットの命を守るには、飼い主が無事でいることが大切だと訴えています。そして、具体的な避難グッズや体験談の紹介は、備えの参考になる心強い味方です。家族同然の大切な存在を守るために、この本を読んでペットのための備えを始めましょう。
-
東日本大震災が発生したその瞬間、とっさに子どもを抱えることしかできなかったというママたち。災害の真っ只中でどうやって子どもを守ればいいのか、幼い子どもを抱えての避難生活で困ったことについての被災ママへの取材から生まれた、最初から最後までママ目線の「ママに必要な防災のエッセンスが詰まった本」です。
-
災害に遭遇すると人は必死に逃げる、と多くの人は考えているでしょう。しかし実際は、必死に逃げるどころかゆっくり歩いていたり、避難行動すら起こさないこともあるのだとか。50年にわたって世界中の災害現場と被災者を見てきた著者が、災害時の人間の心理状態に迫ります。ちゃんと逃げられる自分になるために、心理的な傾向を知ることから始めましょう。
-
2011年、東北の太平洋沿岸部を襲った大地震。直後に発生した津波は、沿岸の町の住民の命と生活を瞬時に奪い去りました。悲惨な現実に向き合い、犠牲者の尊厳を守ろうと心を砕く者。一人でも多く家族のもとへ帰したいと身元判明に尽力する医師。残酷な震災の真実を記憶に留めてほしい・・・、という著者の祈りが胸に迫る渾身のルポルタージュです。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です