ブックキュレーターhonto編集員
当時、何が起こっていたのか?バブル崩壊をドラマチックに読み解くための本
1980年代から90年代半ばにかけて空前のバブル景気に沸いていた日本は、やがてその崩壊により未曾有の大不況に陥ります。言葉では知っていても、意外と知られていないバブルの実情。現実に何が起こり、渦中の人々は何を思っていたのか?経済や金融に詳しくない方でも読みやすいドラマチックな小説やノンフィクション、インタビューを集めました。
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国債や株といった金融商品への信用度を評価する格付会社を舞台に、格付会社のアナリスト、銀行マンや生保社員といった立場の異なる登場人物たちが、バブルの流れにもまれながらも、自らの生きる道を模索していきます。金融経済の専門書さながらの知識を、ダイナミックなストーリーに乗って理解できるようになる一冊です。
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バブル
田中 森一(著) , 夏原 武(聞き手)
バブル勃興とときを同じくして検事から弁護士に転身し、「闇社会の守護神」と呼ばれた田中森一の熱いインタビューを収録した一冊です。バブルの渦中、伸し上がってきた人間たちは泥臭いながらも、その豪胆さは不思議と魅力的だったといいます。巨額の金を前にした人間たちの生臭いドラマを、間近で見てきた人間にしか語りえない「光と闇」が語られています。
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1997年、日本の四大証券の一角を占めていた山一證券が経営破綻しました。その裏には社員をも欺く経営陣の巨大な損失隠しがあったのです。本書は経営破綻という最悪の状況下で会社に残り、清算業務についた社員たちを追った熱くて胸を打つノンフィクション。彼らの目を通し、巨大企業をも廃業に追い込んだバブルの実相が見えてきます。
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