ブックキュレーターhonto編集員
知っているようで知らない天皇家について学べる本
ワイドショーや報道番組などでは、皇室や天皇家についてさまざまな議論がなされています。生前退位や女性宮家の問題、女性天皇・女系天皇を容認するか否かなど。これらについてどう考えるか以前に、実は天皇家についてよくわかっていない人が多いのではないでしょうか。そこで、天皇家の歴史から皇室典範など、天皇家について学べる本をセレクトしました。
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天皇家を知るには、まず歴史から。元高校の日本史教師でバラエティー番組などにも出演する河合敦による、歴代天皇を中心に歴史を読み直した本です。古代より時の権力者たちは天皇の権威を必要とし、また利用してきました。各時代の天皇、天皇家の立ち位置の変遷を歴史のエピソードとともに紐解いている一冊です。
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皇位継承順序や皇籍離脱などの話題になると、必ず出てくるのが「皇室典範」。皇室報道を知るには、皇室の法律である「皇室典範」に何が書かれてあるか、ぜひ押さえておきたいところです。本書では、「皇室典範」の具体的な内容から歴史的背景までをじっくり学べます。
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憲法と天皇、皇室典範は密接な関係にあります。本書は、大日本帝国憲法および日本国憲法が天皇に対して規定している事柄について解説しています。さらに、今の憲法および皇室典範のままだと起こりうる問題点を指摘。問題を回避するために憲法改正の必要性を説き、ベストな改正案を模索しています。
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皇室入門 （マンガ入門シリーズ）
渡部 昇一（原作） , こやす 珠世（漫画）
女性天皇・女系天皇を容認するか否かについての論議があった頃に出版された、マンガによる解説本です。皇室の役割や機能などの基本となる話から、当時議論が噴出した女性天皇・女系天皇の論議について、論点をわかりやすく整理して解説しています。昭和天皇の知られざるエピソードも掲載されています。
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「天皇陛下が変わったら天皇誕生日はどうなるの？」「万世一系って何？」「皇族ってどんな人たち？」などの素朴な疑問から天皇家の日常、天皇陛下の仕事、そして競馬の天皇杯に至るまで、天皇家に関するあらゆる疑問が解ける本。固い解説よりも、一問一答で知りたいことをサクッと知りたい方にオススメです。
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