読んでほっこり、気持ちあったか。1日の最後に読みたいやさしい物語

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一編12ページのショートメルヘンが、15作収録された短編集。まるで「日本昔話」のように、大事な教訓を感じながらも心温まるストーリーが詰まったコミックです。小さな頃に枕元で読んでもらったような、しかし決して読んだことのないオリジナルな物語。やさしく幸せな夢が見られそうな一冊です。

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敵対する2つの国の姫と若者が偶然に出会い、憎み合う2国の騒動に巻き込まれていくファンタジー。童話のように可愛らしい絵柄と、主人公たちの素朴な人柄とがマッチして、主題は穏やかでないにもかかわらず、始終温かな気持ちでページをめくることができます。幸せな気持ちのまま眠りにつきたいときにふさわしい一冊です。

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新米司書のひなこが働く図書館には、日々さまざまな難問が利用者から寄せられます。漠然とした希望から、ドンピシャの一冊を探り当てるのが司書の仕事。まさにほしい本が見つかったときの利用者の笑顔に、気持ちが温かくなります。ひなこが図書館のサービスを通して人と本をつなごうとするひたむきな姿にも癒されます。

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妻に先立たれた初老の男、参平は、息子家族と同居することになります。妻の残した家事ノートを参考に「主夫」になろうとしますが、慣れない家事は大変です。ささやかな成功と失敗のすべてを息子夫婦や孫と共有しながら進む日々は微笑ましく、不器用ながら一生懸命な参平にほっこり。穏やかな気持ちになれるコミックです。

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小学4年生のすみれは、両親が離婚していてお母さんと2人暮らし。元気でやさしくて、どんな人にも思いやりを示すすみれは、とってもいい子。彼女を取り巻く友達や大人たちも、それぞれやさしさにあふれています。あったかい日常を１話完結で切り取っているので、寝る前に1話だけ読んで幸せ気分に満たされてはいかがでしょうか。