ブックキュレーター映画プロデューサー 叶井俊太郎
ヤクザとは?暴力団とはなにか?その本質を暴きだした衝撃の5冊!
2016年の夏に公開した高倉健ドキュメンタリー「健さん」の宣伝プロモーションで、劇場窓口で指を見せて指がなかったらタダ!という「指無し割引」や山口組の司忍組長のコメントをもらおうと提案したが、どれも却下!そんなヤクザの闇を暴露した驚愕の5冊がこれ!
- 9
- お気に入り
- 13089
- 閲覧数
-
ヤクザ500人とメシを食いました!
鈴木 智彦(著)
著者の鈴木智彦さんは元ヤクザ系実話誌の編集長でその時のヤクザ人脈をフルに使い、なかなか面白い本を定期的に出している。この本はタイトルの通り、ヤクザと食事にまつわる仰天エピソード集。中華料理を食べるためだけに上海までヘリ飛ばす金持ち親分やら下っ端ヤクザのまかないご飯まで著者が実際にヤクザと食べた衝撃のヤクザの日常とは?
-
ヤクザ1000人に会いました!
鈴木 智彦(著)
これも鈴木智彦さんによるヤクザ本です。ヤクザ記者歴15年。その間に出会った数々のヤクザたち。。
彼らにアンケートをしてそれをまとめたのがこの本なんですよ!しかも1000人!凄すぎです。。アンケートの内容は「あなたの年収は?」「親分に死ねと言われたらホントに死ねる?」「愛人は何人?」などとヤクザ社会の知りたい情報が満載!というか、よく聞けたなこんなこと!読んでてヤクザがブチ切れるんじゃないかとハラハラもんでしたよ!
-
前作の入門編からさらにヤクザの本質に切り込んだ、いまのヤクザ社会のすべて!いわゆる暴対法の問題点についての指摘についてはなるほど!と納得できる。警察がヤクザをなくす事ができないホントの理由やら芸能人、芸能事務所のヤクザとの切っても切れないホントの事情など、まあそういうことなんだろうなあとヤクザのタブー部分について詳しく説明してくれてる前作と合わせて読むとヤクザのすべてがわかるオススメ本です!
-
現役のヤクザ、元ヤクザに子ども時代の家庭、学校、友達、地域社会との関係など取材。なぜ彼らがヤクザになったのか?なぜグレたのか?現役ヤクザが子ども時代に非行に走った原因を探る。なかなか興味深い内容だけど、最後のページで著者の生い立ちが書いてあってなんでも著者自身も子ども時代にグレた話を長々と説明しててこれはいらない情報かなと。。
ブックキュレーター
映画プロデューサー 叶井俊太郎(株)サイゾーTOCANA編集部 配給宣伝プロデューサー。『キラーコンドーム』などのホラーコメディ映画から、日本でも大ヒットした『アメリ』まで幅広い買い付けと宣伝をプロデュース。ピクトアップ、日刊サイゾーなど雑誌連載コラム多数。主な著書に映画評論家江戸木純氏との共著『映画突破伝』、『ビッグヒットは五感でつかめ!』、奥様で漫画家の倉田真由美氏との共著『ダメになってもだいじょうぶ—600人とSEXして4回結婚して破産してわかること』など。ノンフィクションやコミックを中心に1,000冊を超える本を所有。気になる本があれば片っ端から購入するクセがあり、自宅の本棚には本が日々増加中。
ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です