ブックキュレーターhonto編集員
人生に迷った女性へ贈る。ありのままの「自分」を取り戻すための物語
古今東西において女の人は、「女性はこうあるべき」という世の中に蔓延する既成概念に直面しています。そんな呪縛に捕らわれて前に進めなくなってしまったら、ほかの誰でもない今の「自分」を信じてください。理想の誰かではなくありのままの自分だからこそ生きていくことに意味がある、ということが心に沁みてわかるようになる物語を紹介します。
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アメリカで発見された古いキルトには、魔女狩りでおばあさんを亡くし、新大陸へと渡った少女メアリーの日記が縫い込まれていました。魔女でありながら清教徒として暮らし、正しい者たちがふりかざす頑迷な偏見のなかでも矜持をもって成長するメアリー。フィクションだとは信じられない、息づかいが聞こえてくるようなリアルな筆致で綴られた物語です。
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産むことのできない子をはらんでしまった女性たちに寄り添う医師おゑん。「闇医者」といわれる彼女がまとう力強さと、心の内に秘めた深い慈しみが感じられる物語です。商家の女中、やんごとなき身分の女性、そしておゑん自身がもつ逃れられない過去の痛みなど、つらく悲しい出来事のなかでも、流されるままではない女たちの本当の強さが感じられます。
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