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これを読めば書けるようになる!?作家から小説作法を学べる本
本好きならば、「小説を書いてみたい」と一度は夢見たことがあるでしょう。でも、自分には才能がないから・・・と実際に書き始める前にあきらめている人がほとんどだと思います。小説を書きたいというあなたの夢を、作家が綴った小説作法の本がかなえてくれるかもしれません。そんな小説を書くためのノウハウが凝縮された本をピックアップしました。
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芥川賞作家である著者が、小説を書くにあたってどのように考え、何から書き始めればいいかを教えてくれます。たとえば、「テクニックから離れろ、書きたいことがあればテクニックは関係ない」「テーマは小説の運動を邪魔するだけだから考えるな」という言葉の数々は、書きたいことがあるのに書き始められない・・・という人の背中を押してくれることでしょう。
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ベストセラー小説の書き方
ディーン・R・クーンツ(著) , 大出 健(訳)
世界的なベストセラー作家が、エンターテインメント小説を書くための必須事項を明かした本です。著者が長年の経験で培った小説作法が1から10まで説明されていて、本書を読んでいるだけで小説が書けた気分になってきます。小説を書くときにそばに置いておけば、百科事典的に参考にすることもできます。
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「偏差値の高い新人賞でデビューしろ」など、日本で小説家になるためのノウハウが紹介された実践的な小説作法の本です。デビューまでに苦労した経験のある著者ならではのノウハウが、これでもかと詰め込まれています。「君はそのタイトルで買うか?」など、読者目線から見ることの大切さを手を変え品を変え説明した、プロ志望の方には特にオススメの一冊です。
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「プロットなんていらない」と、スティーヴン・キングは説いています。「ストーリーは自然にできていく」のだそうです。話の流れを読ませない、かつミステリアスな作風を得意とする、まさにキングならではの小説作法といえるでしょう。「あなたは書けるし、書くべきである」というキングの言葉が、読み手の創作意欲を喚起してくれます。
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日本が世界に誇る小説家・村上春樹による小説作法本です。本をたくさん読むこと、事物や事象を自分なりの視点で観察すること、考えるけれども結論を先送りすることなど、小説を書くにあたっての心構えを説いています。小説を書くにはフィジカルな面が大切など、彼の独特な小説作法をマネすることから始めてみてはいかがでしょう。
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