ブックキュレーターhonto編集員
読めばお腹が空いてくる!おいしそうな食べ物が物語を彩る海外ミステリー
物語のなかに登場する料理がやたらとおいしそうに感じた経験は、読書家なら一度はあるはずです。特に海外の小説だと、何気ないものでもオシャレでおいしそうに見えてきます。ここではおいしそうな食べ物が物語を彩っているミステリーを紹介します。どんな事件が起ころうときっと名探偵が解決してくれる、そんな気楽な気持ちで読んでみてください。
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謎を運ぶコーヒー・マフィン
クレオ・コイル(著) , 小川 敏子(訳)
ニューヨークでコーヒーハウスを営むクレアを主人公にしたミステリーシリーズの11作目です。マフィンとコーヒーを売るフードトラックのビジネスを始めたクレアでしたが、店で働くリリーがひき逃げに遭い、事件が動き出します。コーヒーのマメ知識をたくさん知ることができ、コーヒーとマフィンをお供にして読むことをオススメします。
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チョコチップ・クッキーは見ていた
ジョアン・フルーク(著) , 上條 ひろみ(訳)
ハンナが営むクッキーショップの裏で牛乳配達人の死体が発見され、保安官である義理の弟に協力しなければならなくなったことから、彼女の腕を活かした捜査が始まります。おいしいクッキーを持って聞き込みをするのですが、そのレシピも掲載されているので、お菓子好きにはたまらないミステリー小説だといえるでしょう。
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保安官にとびきりの朝食を
ローラ・チャイルズ(著) , 東野 さやか(訳)
カフェを営むスザンヌを主人公にしたシリーズの5作目です。墓地で死体を発見してしまったスザンヌは、犯人として疑われている友人のために自ら捜査に乗り出します。夫を亡くしたスザンヌに、共同経営者の親友の1人は離婚調停中、もう1人は夫が養護施設入居中。色んな経験を経て協力し合う女性たちの活躍と、おいしそうな卵料理が魅力のミステリーです。
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午前二時のグレーズドーナツ
ジェシカ・ベック(著) , 山本 やよい(訳)
手作りドーナツとコーヒーの店「ドーナツ・ハート」の前を通りかかった車から死体が投げ捨てられ、それが店の常連客だと判明したことから、店の経営者スザンヌが捜査を開始します。ミステリーだけではなく、刑事とのロマンスも見どころの一つ。そして随所に出てくるドーナツへの愛がなんともアメリカ的な、夜中に読むのは危険なミステリーです。
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シャーロック・ホームズとお食事を ベイカー街クックブック
ジュリア・カールスン・ローゼンブラット(共著) , フレドリック・H.ソネンシュミット(共著) , 粕谷 宏紀(監修・監訳) , 野呂 有子(監修・監訳) , 堀切 大史(ほか共訳)
言わずと知れたミステリーの傑作シリーズ「シャーロック・ホームズ」に登場する、料理のレシピを紹介した本です。「シャーロック・ホームズ」に出てくるイギリスの伝統的な暮らしや、主人公たちの洒脱なやり取りが好きな人にはたまらないうんちく本にもなっています。レシピは200ほど掲載されているので、気になったものから作ってみてください。
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