難しいストーリーもサクサクわかる！古典を下地にした異色コミック

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中国の古代小説「封神演義」をコミカルにアレンジした歴史ファンタジーです。悪政がはびこるかつての中国で、特別な武器・宝貝を使用する個性豊かな仙人たちが、世直しのため大活躍します。原作にはないギャグやメタ要素が大胆に追加され、若い世代にも読みやすいコミックです。

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平安時代に書かれたとされる作者不明の小説『とりかへばや物語』を、『少女革命ウテナ』の著者・さいとうちほが漫画化。活発な女の子と、おしとやかな男の子という男女逆転の姉弟が、性別を取り替えて平安の世を渡っていく物語です。性別を偽ることで生まれる葛藤やトラブルが矢継ぎ早に起こり、読者を引き込みます。

授業では必ず扱う作品ながら、古文が難しくとっつきにくい印象のあった古典の名作『源氏物語』を、読みやすく少女漫画化した作品です。平安貴族きってのプレイボーイ・光源氏の波乱万丈な恋の一生を原作に忠実に描いていて、コミックながら学校の図書館にも置かれるなど、古典に触れる上で多大な功績を残しています。

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中世ヨーロッパを代表する劇作家・シェイクスピアの2作品『ヘンリー六世』と『リチャード三世』を原作としたコミックです。男女どちらの性も持つ主人公が、敵対する男性と恋に落ち、王位をめぐる争いのなかを生き抜いていきます。実際の史実である「薔薇戦争」がモチーフになっているため、世界史の勉強にもなります。

江戸時代の小説家・滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』が原作のコミックです。牡丹の痣と珠を持って生まれた8人の青年が出会い、宿命のもと波乱万丈の人生を歩んでゆく物語です。八犬伝を扱うコミックは多く、そのほとんどがファンタジー要素などで大幅にアレンジされていますが、本作は原作に極めて忠実に描かれています。