ブックキュレーターhonto編集員
イザというとき読んでおくと役に立つ。実情がわかる闘病コミック
世の中には聞き慣れない病気がたくさんあり、症状を知っていたらもっとはやく治療が受けられたのに・・・と後悔する人もいることでしょう。知っている病気でも実際になってみないと、そのつらさはわかりません。そこで、実際に病に苦しんだ人たちが描いた闘病コミックをオススメします。読んでおけばイザというときに役立ち、また病気に対する覚悟ができるはずです。
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会社員の夫、クロとらが骨肉腫になります。骨肉腫とは骨の悪性腫瘍。現在は腫瘍部分を取り除いて抗がん剤を使用するなど、昔と治療法が変わってきています。イラストレーターの妻が、クロとらの骨肉腫が判明に至るまでの様子や1年近くにおよぶ闘病生活を描きます。どのような治療を受けるのか、家族がどう対応すべきか学べます。
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小児科の准看護師として働いていた著者のたむら。ある日、1週間以上続く高熱、嘔吐など、いつもとはケタ違いの体調不良に襲われます。その後、入院してわかった病名が「ギラン・バレー症候群」。あまり知られていない難病がユーモアに描かれ、絶望的な状況のなかで、何がたむらの心の支えになり克服に至ったのかを知ることができます。
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ロックバンド「THE GOOD-BYE」のベーシスト、加賀八郎が多発性骨髄腫になり、妻で漫画家の池沢理美が3年間にわたる闘病生活を描いています。多発性骨髄腫とは血液の癌の一種です。多発性骨髄腫に伴う圧迫骨折の様子から、病室の差額ベッド代の心配まで赤裸々に綴られていて、闘病中にどんな状況がありうるのかが詳しく理解できます。
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アラフォーでおひとりさまの漫画家である著者が皮膚筋炎の疑いで入院します。皮膚筋炎とは筋肉に力が入りにくくなったり、痛んだりする膠原病の一つで、難病に指定されています。おひとりさまの入院生活をどうしていたか、難病医療費助成制度への申請など、さまざまな困難を経て社会復帰するまでの道のりがかわります。
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